気になるバイクをピックアップ!vol.4
こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日はまだ街中でも見る事の少ない新型車のご紹介です!
【ホンダ・CBR650F/レッドバロン八尾のお客様】
今回、ご紹介するバイクはホンダの新しいミドルクラスのベーシックモデルと呼べるCBR650F!
大型免許を取得すると、バイク選びの際にどうしてもリッタークラスに目が行きがちですが、初心者の方からは...
「パワーを扱い切れない。」
「高速・郊外のツーリングには良いが街中で小回りが利かない。」
またベテランライダーの方からは...
「取り回しが重くて...」
「セカンドバイクで軽くて良いバイク知らない?」
などという声を良く聞きます。
そんな悩みをお持ちのライダーに、今日は新型のミドルクラスバイクをご紹介しようと取り上げてみました。
実は、私の現在の所有バイクもミドルクラスのVFR800F!
過去にはドゥカティのモンスター750DARKや749S、ホンダのCBR600RRなどをファーストバイクとして乗っていたことがあり、ミドルバイク好きだったりします。(笑)
話が逸れてしまいましたが今回、ご紹介するバイクのCBR650Fですが第一印象はとってもコンパクト!
このバイクはCBR600F(1987年~)の後継モデルで600Fのコンセプトは「原点に立ち返り、人間にジャストサイズで、質実剛健であること」を目指し、欧米でミドルクラスを定着させたモデルとして人気を博しました。
2006年にラインナップから姿を消しましたが、イタリアホンダで生産された2007年モデルのCBR600Fホーネットをベースに2011年にフルカウル仕様で復活し、そのコンセプトを受け継ぎエンジンも車体も新設計され進化したモデルになります。
まず外見で気になったのはライディングポジション!
名前の最後尾についている「F」はオールラウンドスポーツを意味しており、どんな路面・場所でも扱いやすくする為スーパースポーツのように極端な前傾ではなく、ハンドルポジションはトップブリッジの上にあるセパレートハンドルで少し高め、タンク長も短いので上体を起こして乗れるようになっていました。
そしてスマートなシートフレームに加え、サイレンサーも腹下に配置されているショートタイプで車両側面にでっぱりが無く、アルミのスイングアームが見えるので見た目もスッキリしていました。
短いテールに目一杯の大きさで収まるシートはタンデムにも便利なダブルタイプ(写真ではお客様が大型のシートバックを取り付けられておりとても便利そうでした)が採用されており、ストリートユースでも使いやすそう♪
また軽量タイプのY字型6本ホイールにはダブルの320㎜のペタルディスクにΦ41㎜の正立フォーク...
リヤには240㎜のペタルディスクにリンクレスのサスペンションが装備されており、スポーツ性能も申し分なし!
またエンジンは現行のCBR600RRからボアをそのままにストロークを3.5㎜拡大し三軸配置の軸間距離やカムのオーバーラップ角が変更された新設計エンジンが搭載され、スロットルボディ径をΦ32㎜として低中速指向の味付がされています。
そして今回、取材にご協力頂いたお客様もお気に入りのエキパイ。
往年のCB400Fourを思い出させる車両の右側に流れるように組まれたエキパイがとても綺麗で並列4気筒エンジンの存在感抜群でとてもカッコイイ!
そしてメーターはフル液晶の2眼式で右側は時計・燃料計・トリップなどが配置されており、左側は大型デジタル表示式の速度表示がメータ―の中央に、外側には液晶表示の回転計が配置されていてアナログ感覚で見やすい。(写真は非表示状態)
またこの車両には別体型のETCが装着されており、右側スイッチ横に綺麗に取り付けされていました。
ちなみに気になるスペックはというと...
最高出力:83PS
最大トルク:6.4kgf
燃料タンク容量:17L(60㎞/h定地燃費:31.5Km/L)
車両重量:211㎏
と必要十分なパワーと軽量な車体、そしてツーリング性能でもある航続距離もしっかり確保されています。
シート高はカタログ上では810㎜となっていますが、シート前部の幅が抑えられスリムな形状なので足付きも良さそうでした。
もし興味を持たれた方がおられましたら、お近くのレッドバロンに行ってみて下さいね。
今回はここまで!次回もお楽しみに。