長浜の盆梅展に行ってきました!【1/2】
こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日は、先日お伝えした長浜の盆梅展に行ってきましたのでその模様をお伝えします。
今回訪れたのは第66回 長浜盆梅展の会場となっている慶雲館。
場所は長浜駅の南側にあり、昨年訪れた長浜鉄道スクエアの向かい側になります。(当施設から40km・所要時間約60分)
【観光情報】
開催期間: 1/7(土)~3/12(日)
開催場所: 慶雲館(長浜市港町2-5)
営業時間: 9:00~17:00
定休日: 期間中は無休
料金: 大人500円・小中学生200円
前回と同じく駅前の駐車場にバイクを停めて徒歩で会場へ…
(125cc超 250円/1日・125cc以下 150円/1日 ※支払は1,000円札のみ使用可)
この長浜盆梅展は昭和26年に長浜北部に住む故高山七蔵翁が約40鉢の盆梅を長浜市に寄贈したのが始まりで、その翌年から始まった盆梅展は規模・歴史ともに日本一の盆梅展示!
盆梅というのは梅の盆栽。
よくテレビ番組などで一流の見極めの題材になっており、物によっては1億円の価値が…なんていうのをやっていますが、日本一と呼ばれる展示をみれば一流の目が養われるのではないかと期待しながら慶雲館の敷地に入ると日本庭園の通路脇には盆梅が展示されており、奥の受付で入場料500円を支払い、チケット・パンフレット・ポストカードを受けとり、一緒に渡された靴袋に靴を入れて(中は土禁・出口が違うため)最初にお出迎えしてくるのがこの盆梅!
その名も【仁寿 じんじゅ】
それぞれの盆梅には名前がついており、こちらの場合は論語の「知者楽、仁者寿」知者は人生を楽しみ、仁者は長生きすることから命名されているそう…
見事な一重白梅でなんと樹齢は150年!
盆栽の知識がない私でも圧倒的な存在感でスゴイ良いものというのは判ります。
心地の良い梅の香りに誘われ奥に進むとそこには純和風の座敷に立派な梅盆がたくさん展示されていました。
こちらでは300鉢の中から開花時期に応じて常時90鉢が展示されているそうで、展示されるものは1週間置きに変更されるそうです。
梅には紅梅・白梅がある…ぐらいの知識しかない私にとってはこんなにも梅の種類があることにビックリ!
こうやって梅の花を撮影してみると色味・花の形状・形など色々あって勉強になります。
また、こちらに展示されている梅盆はどれも立派なものが多く樹齢を重ねているので古木独特の木のうねりや形があり何も知識のない私でも「おおっすごいなあ」と言葉を漏らしてしまうほど存在感が半端ない…
ちょっと盆栽にはまってしまう気持ちが判りました。
係の方にお話を伺うと手入れが大変なのはもちろんですが、枝ぶりの育て方など美的感覚も必要で、失敗が許されない部分もあり極めようとすると奥の深いものだそうです。
そんな中に変り種の盆梅を発見!
作品名は【常しえ とこしえ】
黒壁で製作されたというこの作品は盆梅の永遠の生命力がテーマだそうで鉄の素材感と錆で幹を、色鮮やかなガラスで枝と梅の花を描写した未来的?いや近代的な盆梅。
これはこれでまた違った意味でスゴイ!
そして純和風の座敷に置いてあっても違和感がまったくなく景色に溶け込んでいました。
そしてこの座敷で一際、強大なオーラを放っていた盆梅がコチラ!
その名も【不老 FURO】
遅咲きの八重紅梅で、長浜最大の盆梅で幹回りは2m近くあり推定樹齢は400年!?
ということは江戸時代前期…
どうりで荘厳なオーラを放っているわけです。
私が訪れた時は5分咲きでしたが、それでもとても綺麗♪
それにしてもどうしてこんなに鉢から斜めに育っちゃったのかな(笑)とも思いますが、花もさることながら他の盆梅とは違い木の部分のうねりが古木独特の味があり盆栽のぼの字も判らない素人の私でも目を奪われる立派な盆梅でした。
今回はここまで!
次回も展示を楽しんでいきますのでお楽しみに。