気になるバイクをピックアップ!番外編【2/3】~佐川美術館~
こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日はいよいよ平成仮面ライダーのバイクをピックアップします!
平成仮面ライダーの時代になるとスズキではなくホンダが車両提供メーカーになることが多く今回ご紹介するバイクは全てホンダ車がベース。
まず最初は「仮面ライダー鎧武(ガイム)」の乗るバイクからご紹介!
【サクラハリケーン】
このバイクはユグドラシルコーポレーションが開発した錠前型のロックビークルで開錠するとビークルモードに変形するアーマードライダー専用のマシン。
こちらの仮面ライダーシリーズはロックシードと呼ばれるアイテムが全て果物という斬新な設定だったのですが、バイクは花がモチーフになっています。(なのでフロントに桜があります)
性能はというと一定の速度に達すると空間に裂け目が出来てインベスという敵がいる、ベルヘイムの森という異空間に突入ができるというもので、この他にも外装が違う「ローズアタッカー」というものもあります。
この仮面ライダーに関しては主人公の鎧武専用ではなく他のライダーも乗るという設定で4人くらい乗っていました…
こちらのベース車は「CRF250L」という現役のオフロードマシーン。
実際に撮影に使われていたものが展示されており、ブーツの擦れ跡などがついてます。
車両のメーターは前回京都のUSJ(東映太秦映画村)でご紹介したマシーンとは違いメーターはノーマル。
外装のイジリ方としては派手さはありませんが、外装パーツのクオリティは高く、アンダーフレームのカバーやオリジナルのチェーンガードカバー?などは市販品のようなレベル。
特にこちらの車両で気になったのはリアホイール。
本来はスポークホイールなのですが、丸いホイールカバーで覆われており、桜の形を模したと思われる造形部分はリベット止め…
個人的にはチェーンオイルやブレーキダストでスポークが汚れなくて良いなぁと思ってみてました(笑)
続いて2台目は「仮面ライダーウィザード」が駆るマシーンをご紹介!
【マシンウィンガー】
こちらの魔法使いの仮面ライダーの愛車。
主人公の操真晴人が搭乗するオフロードバイクで戦闘を想定して各部を強化してある。
カウルのシールドコアは魔宝石の一種で、仮面ライダーウィザードの魔力で車体を覆って、敵の強力な攻撃にも耐えることが可能!
またアジの開きのような変形をしてドラゴンと合体したりして制御ユニットにもなります。
そしてこの仮面ライダーバイクの面白いところは初代仮面ライダーのバイクの動力が原子力だったのですが、こちらの設定はなんと!ガソリンエンジンで日常でも主人公はこのバイクを愛用していたりします。
設定を調べてみるとチューンナップで50%程度出力がアップしていると書いてあったのでスペックを調べてみると…
「!」
「120馬力…最高速は260Km」(汗)
ベース車の馬力の150%かと思いきやビックリです。
最高速もきっと魔法のドーピングということで無理やり納得(笑)
ちなみにこの最高速度は仮面ライダーバイクの最下位です。
そんな親しみのある動力源で動くこのライダーバイクのベース車も「CRF250L」
こちらのマシーンはサクラハリケーンと同様にアンダーカバーのサイドにガーニッシュが取り付けられているのですが、アンダーカバーとガーニッシュの一体感を出す為にフレームまで金色に塗られていたり、フロントフォークに付けられているガーニッシュもちゃんとステーが付いていて市販車のようなクオリティ!
また、迫力満点のフロントマスクやタンク下からスイングアームを覆うカバーなど、とても手の込んだカスタムになっていました。
そしてこのバイクで気になったのはリア廻り。
テール部分には撮影用に吊るためと思われる金具があったりと、撮影で使われていた事が判る部分もあるのですが、テールカウル部分は左右2分割の大型カウルでノーマルフェンダーごと覆い隠すような作りになっており、テールランプ部分がそのまま顔を出すようになっていました。
そしてここまで見てあることに気が付きました。
主人公は日常で乗り回していましたがフロントマスクにツノ・テールカウルにツノ…保安基準に通らない。
そして何よりヘッドランプが無い…
「公道走ったらアカンやん!」
そこはフィクションという事でご愛嬌でしょうか(笑)
というツッコミを入れたところで今回はここまで!次回もお楽しみに。