カイザーベルク びわ湖 BLOG

名水紀行 第3回「醒井の水」 【2/2】

みなさんこんにちは。カイザーベルクびわ湖の脇阪です。
それでは今回は、お待たせしております「名水紀行」シリーズの第3回、滋賀県は米原市にある「醒井(さめがい)の水」の後半パートに移ります。
 
彦根市の「十王村の水」、東近江市の「五個荘清水鼻の水」と合わせて「湖東三名水」と呼ばれている「醒井の水」ですが、前2つのものとは違い、醒井の湧水は湧いたその場では衛生的な事情で飲むことができません。残念!
 
かと思いきや、衛生的に処理されて飲用に適する状態となった醒井の水を飲ませてくれるスポットがあります。
 
 

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それが、前回でも少し触れました、JR醒ヶ井駅の近くに存在するおみやげ屋さん「醒井水の宿駅(えき)みゆき」さんです。
 
 

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こちらのおみやげ屋さんには1枚目の写真のような湧水スポットがいくつかあり、そのうちの1カ所では貸出用のコップまで置いてくださっております。
 
お借りして、それでは試飲!
 
 

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以前試飲した清水鼻の水は、のどの通りが良い軟水というイメージでしたが、こちらはそれに比べて普段口にする水に近く、いわゆる水の「硬度」が高いのではという印象を受けました。
 
あと、独特の風味がありますね。
 
「蛇口から出した水」の味ではなく、「清流から汲んできた水」という感じのものです。
 
わたしとしてはコーヒーなどを入れたりする時よりも、カレーやスープなどの煮物を作る時に利用してみたいような気がしました。
 
みなさんもこの醒井水の宿駅みゆきさんにお立ち寄りの際は、この飲めるようになった醒井の水をどうぞお試しください!
 
ちなみにこちらのおみやげ屋さんで冷蔵品を購入すると、保温用の氷を下さいますが、おみやげコーナーのスタッフの方いわく、この氷も醒井の水(処理済)が使われているそうです。
 
 

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持って帰る時まで残っていたら、ウィスキーや焼酎などのロックに使用するのもおすすめとのことです。
 
ちなみに奥に見えるアイテムは、長芋をかまぼこで巻いた「とろろかまぼこ」(だったと思う)です。
 
薄くスライスして刺身の様に醤油とわさびで食べるのがおいしいです。
 
 

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さて、今回の名水紀行第3回「醒井の水」編はいかがでしたでしょうか。
 
滋賀と岐阜を繋ぐ大動脈の国道21号線付近にある立寄り・観光スポットですので、特に岐阜・愛知方面に向かわれる方々におすすめです。
 
旅の途中この醒ヶ井駅周辺でお買いものするもよし、国道21号線から湧水スポットがある小道に入って日本特有の奥ゆかしい風景を楽しむのもありです。
 
みなさんもぜひお立ち寄り下さい。

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