気になるバイクをピックアップ!vol.24【1/2】
みなさんこんにちは。カイザーベルクびわ湖の脇阪です。
今回は、話題のニューマシンから現在にも名をとどろかせている往年の名車まで、様々なバイクを取り上げて解説する「気になるバイクをピックアップ!」のコーナーをお送りします。
第24回となる今回は、ごく最近スズキからデビューした「Vストローム250(DL250)」をご紹介します。
何年か前に、BMWのR1200GSやトライアンフ・タイガーエクスプローラーをはじめとした、道を選ばず走れる大型アドベンチャーバイクがブームともいえる盛り上がりを見せていましたが、それも現在は少し落ち着いたように思えます。
代わりに、最近では250クラスが気軽さと扱いやすさがマッチし盛り上がりを見せるようになりました。
そんな中登場したスズキのVストローム250は、兄貴分のVストローム1000・650と共通したデザインを、同じくスズキからデビューしているロードスポーツモデル「GSR250S」の車体に搭載して完成した250クラスアドベンチャーモデルです。
今回は外装にスポットを当てる「外装編(前編)」です。
なお、今回撮影させていただいた車両は、レッドバロン枚方のお客様のものです。
カイザーベルクびわ湖にはよくZZR400でお越しになられていたのですが、諸般の事情でZZR400を手放すことになり、何のバイクに乗ろうかと迷われていたところにこのバイクの存在を知り、購入されたそうです。
それではまず、左側面からです。
横から見ると、兄貴分のVストロームに実にそっくりで、250には見えない大柄な佇まいです。
迫力がありますね。
続いてはフロントからです。
ハンドルガードは標準装備されています。
大きな丸目1灯のヘッドライトが目を引きます。
形は違いますが、スクリーン・大型ヘッドライト・そしてその下のクチバシは、Vストローム3兄弟に共通するデザイン上のアイコンとなっております。
続いて右側面です。
スクリーンやヘッドライトはフレームマウントで、ステアリングの軽量化とツーリング時の快適性に一役買っております。
このVストローム250、ご覧の通りホイールは前後共に17インチのキャストホイールを装備しております。
ライバルともいえるカワサキヴェルシスX250はフロント19インチ・リヤ17インチのスポークホイールを装備し、積極的な未舗装路での走りも視野に入れた足回りを持っていますが、Vストローム250はロードスポーツバイクと同じような足回りを持つあたり、未舗装地よりも通常の舗装路での走りに重きを置いたコンセプトを持っているといえるでしょう。
次はリヤ周りです。
やはりオプションのトリプルボックスが目立ちますね。
Vストロームのデザインは、アウトドア用腕時計やデジタルカメラに通じる無骨で機能的なかっこよさがあります。
ぜひとも荒れた舗装路やフラットダートにも果敢に乗りこんで、250版アドベンチャーバイクのコンセプトに恥じない楽しみ方をしてみたいものです。
それでは「気になるバイクをピックアップ!vol.24」スズキVストローム250の外装編はここまでです。
次回はメーターやエンジンにスポットを当てる「機構編」をお送りします。お楽しみに!