景勝の地!湖東三山・西明寺【2/2】
みなさんこんにちは。カイザーベルクびわ湖の脇阪です。
それでは、紅葉シーズンの景勝地、湖東三山「西明寺(さいみょうじ)」のレポート後編をお送りします。どうぞ!
その名の通り3か所にある滋賀県湖東地域の寺院の総称「湖東三山」は、いずれの箇所も紅葉の時期とても多くの参拝客が訪れることでよく知られています。
今回わたしが訪れたのはその中で最も北に位置する「西明寺」ですが、ここもやはり紅葉の景色を楽しもうとするお客さんで賑わっておりました。
前回最後にご紹介した写真のところから上がってくると、西明寺の境内にたどり着きます。
西明寺の本堂は左側の建物で、中に入って(土足厳禁)お参りをしたり住職さんの御講を聞いたりすることもできます。
また、お守りなども販売されております。
ここまで来たら、ぜひお参りください。
同じ境内には、三重塔もあります。
とても立派です。
この西明寺、歴史的な解説をすれば起源は今からおよそ1200年前で、以前わたしが訪れた湖東三山の1つで、約1400年の歴史を持つ「百済寺(ひゃくさいじ)」よりはやや新しいということにはなりますが、政治的事情で西暦1500年代に一度燃やされた百済寺に対し、こちらは政治的事情で放火の対象になってもそれを巧くやり過ごしており、本堂とこの三重塔に関しては少なくとも西暦1200年ごろの鎌倉時代からあることが知られております。
入口から順路通り登って行くと、境内に行く前にはこんな景色も見られます。
眼下には湖東の市街地の風景が広がる、というわけではありませんが、登って行く途中にある庭園も見る方向を変えればいろんな表情を見せてくれます。
特に日の当たり方加減で、さらに違いが出てきます。
これは境内に続く石段を、下から見上げた写真です。
指定されている順路通り行くと、ここは基本的に下りる道となります。
少し遠回りにはなりますが、これとは別に向かって右側の方に伸びる道を下る事もできます。
そちらはそちらでまた別の景色を楽しむ事ができます。
それでは紅葉の湖東三山・西明寺のレポートはここまでです。
この時期はまだまだどこの紅葉の名所も見頃です。
カイザーベルクびわ湖も紅葉のある所はだいぶ赤くなっております。
寒い時期は空気が澄んで景色もきれいですし、何より秋の紅葉は春の桜に並ぶ季節の風物詩です。
ぜひみなさんもお出かけしましょう!