紅葉狩り2018 ~侘び・さびのかくれ里・教林坊~
こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
12/3(月)に滋賀紅葉の大トリとして、秋の公開が終了間際の教林坊に行って来ました♪
今回訪れたのは教林坊は推古十三年(605年)に聖徳太子によって創建されたお寺で「教林」とは太子が林の中で教えを説かれたことに由来します。
こちらのお寺は春と秋にしか公開されておらず、2000坪の敷地に300本の紅葉と竹林のコントラストが楽しめる近江八幡屈指の紅葉の名所です。
ちなみに昨年も訪れたのですが、ブログ公開時期を外してしまい紹介出来ませんでした。
今年は昨年の二の舞にならないようにしっかり計画を立てて準備万端!
と、いうことで当施設からさざなみ街道⇒県道26号⇒国道8号を彦根方面に走り新幹線の高架下を左に入り山手に進み、距離にして16kmほどで約30分で到着!
当日は雨模様でしたが、雨に濡れたもみじは艶っぽく色鮮やか❤
今年は暖かったせいか秋の公開(~12/10・ライトアップは12/7まで)の終盤でしたが見頃を迎えているようです。
こちらはまわりを竹林に囲まれているお寺さんで総門からは竹を見ながら参道を上に進んでいきます。
その竹の隙間から見頃の紅葉の鮮やかな赤色が見えてテンションが上がります♪
そして表門に到着して目の前に広がる景色がコチラ!
「おおっ❤」
赤・黄・緑のコントラストが美しく、中に入る前からこの景色です。
実はこちらに来てから通算3回目の訪問になりますが、ピカイチの色づき具合!
書院で受付を済ませ、山手の参道は庭園を囲むように整備されていて右に竹林・左に紅葉を見ながら奥に進みます。
そして庭園手前から下り坂になり本堂に繋がるのですが…参道は今が見頃!
雨に濡れ、曇り空の中ということもあり赤や黄色が濃く見えます。
そして本堂に立寄りお参り♪
外は赤と黄の世界だったのですが、本堂はモノトーンの世界で凛とした空気感…
ライトアップされており迫力満点です。
お参りが終わったあとは本堂と岩の間から覗き見…
とっても落ちたばかりの葉が濡れてとっても鮮やかな敷きもみじの光景にパチリ☆
あっ!と思った時にはカメラマンがひょっこり顔を出されこのような感じに(笑)
この風景を撮りたくなるのはしょうがないですよね。
そして、名勝庭園「遠州庭園(桃山様式)」と呼ばれる書院がある場所へ…
当日の雨による白い靄で竹林の緑がブロックされ見頃の紅葉と敷きもみじで真っ赤な世界!
江戸時代前期のヨシ葺き書院とマッチしていて素晴らしい。
※上の写真には人はいませんが当日はたくさんの観光客の方がおられました。この写真はカメラマンが全員この風景を撮る為に待機。
観光客の方の大半がいなくなったところで、他のカメラマンさんが残りの観光客の方にもご協力をお願いされ撮影できたものです。
普段ならこんな写真は撮れません…この場を借りてお礼を。ご協力頂いた観光客の皆様・カメラマンさんありがとうございます。
とっても素敵な写真を撮影できた後は書院の中から、書院に面する庭園(枯れ滝・鶴・亀など用いて豪快に表現された池泉庭園)を見学。
特に床の間を作らず、独立した付書院から見る庭園を四季折々の散水掛軸に見立て「掛軸庭園」と呼ぶそうです。
この角度から見ると庭園が切り取られ鮮やかな掛軸に見えますね。
そして庭園の亀島から見た鶴島・紅葉・本堂も絵になります。
この後はゆっくり、庭園内の本尊霊窟・説法岩と紅葉のコラボを楽しみ境内を一周して今年の滋賀紅葉狩りが終了。
滋賀紅葉の大トリに相応しく、とっても華やかな紅葉をお届けすることが出来ました♪
ツーリングプランの参考にして下さいね。
次回で今年のシリーズ「紅葉狩り2018」はラストです。
あともう1回やりますのでお楽しみに!
追伸
実は、もう1カ所…米原にあるマガモがたくさん飛来することで有名な三島池にも紅葉を見に行ったのですが、紅葉の見頃に間に合わず…
伊吹山とマガモと湖のリフレクションで写真の予定でしたが天候悪く叶わず残念な結果に(泣)
紅葉狩り2019でリベンジしたいと思います。