紅葉狩り2018 ~続・毘沙門堂・興聖寺の琴坂(京都)~
こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
12/4(火)に前回気持ち良いぐらいに空振りに終わってしまった京都・山科にある毘沙門堂のリベンジに行ってきました♪
当日は雨予想でしたが、今年の紅葉狩りのシメに相応しい青空が広がる良いお天気♪
来る道中は若干見頃は過ぎて散り始めでしたが、今回は毘沙門堂のお参りからスタート!
こちらはご本尊に京の七福神「毘沙門天」を祀るお寺さんということからご利益は商売繁盛・家内安全。
ということで当施設の商売繁盛をお願い…
仁王門の階段を登り、境内から宸殿を通り本殿の中へ…
こちらは本殿・霊殿・宸殿2つが繋がっており、中には襖絵や鯉図など貴重な文化財がたくさん(撮影禁止)あり見応え抜群!
実は何回も来た事があり、お参りをしているのですが中に入るのは今回が初めて…
そして朱塗りの柱が美しい通路を奥に進むと「高台弁財天」と紅葉が!
この高台弁天財は別名不老弁天財といい、太閤秀吉公の大政所が大阪城内に祀っていたものを、庶民福楽を願って移されたもの。
地元の方にお話をお伺いすると、紅葉の見頃に見るとほとんど建物が見えないくらい紅葉に埋まるのだそう…
そして宸殿の奥には「晩翠園」と呼ばれる谷川の水を引き滝を作った江戸初期の回遊庭園があり美しいお庭を鑑賞。
そしてお庭を見ていたら苔むした手水鉢に青空が映り青く光る水面に紅葉が美しく思わずパチリ…
と、中の紅葉を鑑賞した後はいよいよ例の敷き紅葉がある開かずの門「勅使門」へ…
なぜでしょう?
あれほど晴れていた空が一気にくもり、雨が…やはり私は雨男のようです(苦笑)
で、リベンジの敷き紅葉がコチラ!
せめてバックは青空であって欲しかったなぁと思いつつも、ちょっと見頃は外しましたがリベンジ達成です!
地元の方にお話をお伺いすると、今年の見頃は4日前だったそうです。残念…
敷き紅葉は早すぎると敷き紅葉にならず、遅いと葉の無い敷き紅葉…もしくは茶色い紅葉ロード(笑)
今年は森下が鶏足寺にチャレンジして失敗してましたが、紅葉と敷き紅葉(落ちた直後が色鮮やか)具合は難しいですね。
本来はここで終わりにする予定でしたが、紅葉狩り消化不良なので進路を南に宇治へ。
到着したのは以前から目をつけていた曹洞宗の寺院「興聖寺」。
こちらの石門から山門に向かう200mの参道の坂(琴坂)の紅葉が有名な紅葉スポット。
まずは山門に向かいます。
手前には紅葉がなく、奥に真っ赤な紅葉が見える不思議な風景…
上の方に行くと両側に紅葉の古木があり色鮮やかなのですが、事前に見た風景とは違う?
もっと宇治の十二景にも数えられるというスゴイ紅葉のトンネルになってた気がするのですが…もしかして、またやらかしてしまったかも(汗)
不安になりながらも山門の前に到着。
「うん。間違いなくこれはやらかした!」と確信…
山門前で1枚撮影して、せっかくだから中でお参り♪
帰ろうと山門下に来た時に目の前に見えた風景が…
「これっ!」
下の石門から上がってきた時は気付かなかった素敵な風景です。
琴坂の緩やかな下りが起こす遠近感のマジックと山門の高さが絶妙で紅葉が重なり合いトンネルになる景色は確かに絶景。
これで紅葉狩りの消化不良も解消し、今年の紅葉狩りのシメに相応しい絵で今シーズンを終えることができました。
今年は滋賀・京都合わせて19ヵ所の紅葉をお届けしましたが楽しんで頂けましたか?
「紅葉狩り2018」は今回で最終回です。
また来年も「紅葉狩り2019」としてご紹介したいと思いますのでお楽しみに!