長浜の盆梅展に行ってきました!~2019~
こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
先日、毎年恒例となりました長浜の新春イベント「長浜盆梅展」に行って来ましたのでご紹介します!
今年もやって来ました慶雲館!
130年以上前に建てられた歴史的建造物「慶雲館」で行われる長浜盆梅展は、昭和21年から始まる歴史・規模ともに「日本一の盆梅展」で新春の風物詩。
300鉢の中から開花時期に応じて常時約90鉢を純和風の座敷に並べ、樹齢が古く巨大な盆梅が多いことが特徴で迫力満点です。
ということで早速本館から見学♪
中に入ると梅の良い香りが充満しており、入口には「仁寿」という樹齢150年の盆梅がお出迎え♪
ちょうど咲き始めでこれから見頃(開幕~2月中旬まで展示)というところでしょうか。
さらに奥へ進むと座敷には立派な盆梅がズラリと勢揃い。
ちょうど見頃を迎えた白梅・紅梅は純和風の座敷に映えて良い感じです。
そしてメインエリアには昨年もご紹介した野梅性舞扇という品種の淡紅色の梅の花をつけた樹齢150年の巨大な盆梅(全高180cm)「林光」が登場!
金色の壁がある座敷でライトアップされており、畳が剥がされた場所には黒塗りの水盤が配置され、コントラストが素晴らしい空間に展示されていました。
水盤に映るさかさ盆梅と名付けられたこのエリアでは、今話題のリフレクションを楽しめるようになっていました。
ライティングの関係から水盤の梅にピントを合わせると盆梅が白トビ…盆梅にピントを合わせると水盤のリフレクションが映らないというカメラマン泣かせの難易度が高い展示でしたが、なんとか上の写真レベルでカメラに収めることができました。
実際は写真とは比べ物にならないほど綺麗なんですよ(泣)
本館の盆梅を楽しんだ後は、新館展示へ…
新館との連絡通路には「のれん」が下がっており、いつもと何か違う雰囲気…
以前の新館展示は会館的なスペースに盆梅が展示されているというシンプルなものでしたが、今年から新館の展示は京都造形芸術大学「盆梅プロジェクトチーム」による展示プロデュースになったそうで、今までの展示とは違い色鮮やかな幕とライティングで幻想的?な空間になっていてビックリ!
こちらは今年リニューアルして誕生した「盆梅の森」と名付けられた従来の展示スペースよりも広くなった空間。
さすがは芸大生の空間演出プロデュース!
動線を複雑にして長く盆梅を楽しめるように工夫され、またインスタ映えするように3色の幕とライトで演出したというだけあって、鮮やかな幕の中に白梅や紅梅が映え、またライティングによる盆梅の陰影が幽玄的な雰囲気を醸し出していました。
本館が純和風の雰囲気だったのに、連絡通路を抜けて新館に入ると一気にモダンな雰囲気…
1度で2度おいしい?という表現が正しいのかは判りませんが楽しめました。
また2階に上がると例年通り、お茶席と小さな盆梅の展示・雛盆梅があり、以前はジオラマ盆梅などが展示されていた場所が長浜のお土産コーナーになっていました。
そして1階出口(新館の玄関)には「舞夢」という樹齢200年の盆梅がお見送り盆梅として展示されており、毎年誘惑されるミニ盆梅のお土産コーナーに後ろ髪を惹かれつつも帰路に着きました。
と、このような感じで2019年の長浜盆梅展はリニューアルで更に素晴らしい展示となっており楽しんできました。
毎年、当ブログをご覧になったお客様からも好評のイベントです。
今年のリニューアルで、盆栽や梅に興味が無いお客様でも楽しめる内容になっていますので、騙されたと思って一度ご覧になられてはどうでしょう。
きっと私と同じく盆梅のファンになると思いますよ(笑)
周辺には長浜鉄道スクエア・黒壁スクエア・海洋堂フィギュアミュージアムなどがありますのでツーリングプランに入れると楽しいツーリングになると思いますので参考にして下さいね。
【観光情報】
開催期間:~3/10(日)
開催場所:慶雲館(長浜市港町2-5)
営業時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
定休日:期間中は無休
料金:大人500円・小中学生200円
※慶雲館や周辺施設のご利用は安価にバイクを停めることができる長浜駅前市営駐車場がオススメです
長浜駅前市営駐車場料金:125cc超 250円/1日・125cc以下 150円/1日(支払は硬貨の他に1,000円札のみ可)