気になるバイクをピックアップ!vol.26【1/2】
みなさんこんにちは。カイザーベルクびわ湖の脇阪です。
ひさびさとなる「気になるバイクをピックアップ!」のコーナー、今回はこちらの車両をご紹介します。
その車両とは!
カワサキが新たに世に放った究極のスポーツツアラー「H2 SX」です。
ベースとなったのはカワサキが2015年にデビューさせたスーパーチャージドエンジン搭載のプレミアムスーパースポーツ「H2」です。
このH2 SXはそれを基に長時間の高速走行も快適なツアラーとして発展させたものです。
H2 SXには標準グレードの「H2 SX」と、専用カラーリングや多数の特別装備を与えられた「H2 SX SE」の2種類が用意されています。
今回紹介するのは上位グレードのSEです。
車両の写真はいつもよく来てくださるレッドバロン桑名のお客様のものをお借りしました。
ありがとうございます!
今回も前後篇2部に分けてお送りします。前篇は外装篇です。
それではまず右サイドから見てみましょう。
写真の車体同色のパニアケースはオプションの品です。
バイク用ケース類でおなじみのGIVI製で専用設計であり、特別なマウント用フレームが無くとも取り付けられるスタイリッシュなアイテムです。
パニアケースを外すとこんな感じです。
一気にすっきりしますが、これで並のスーパースポーツに劣らない運動性能を秘めた走りができるのもH2 SXの売りのひとつです。
スイングアームは基となったH2と同じく片持ちタイプです。
マフラーは専用デザインの右1本出しです。
快適&便利が身の上のツアラーならではの装備として、センタースタンドがついているのが特徴です。
なお、細かいですが標準グレードと上級グレードSEではシートの表皮が違います。
左サイドです。
左サイドには、右サイドには無いスーパーチャージャー用の吸気ダクトが燃料タンク下あたりに見えます。
これもH2 SXならではの特徴です。
フロントのカウルは基になったH2同様直線基調のエラの張ったデザインが特徴ですが、フロントカウルはツアラーゆえに大きく防風効果が高いものとなっております。
余談ですが雑誌などでH2 SX SEの写真を見ると明るいライムグリーンのように見えますが、実際は濃いめのグリーンメタリックで高級感があります。
フロントビューです。
H2 SXのSEには、オプションの大型スクリーンが標準で装備されています。
フロントは基本的に左右対称のデザインですが、ヘッドライト左右の部分に関しては向かって右側のみ吸気用のインテークが設けられており、左側はカバーで覆われております。
ヘッドライトは基となったH2と同様の単眼LEDヘッドライトですが、H2 SXのデザインに合わせて周囲の意匠が変えられています。
最後にリア周りです。
灯火類は全てLEDを使用しており、省エネ化と長寿命化と高級感を追及しております。
パニアケースを装着しているとさすがに横幅があるように見えますが、外した場合のテールカウル周辺は同じカワサキのフラグシップスポーツツアラーZX-14Rよりもスリムです。
さて、「気になるバイクをピックアップ!vol.26」H2 SX (SE)の外装篇はここまでです。
細かいところを見ていくとH2が基になったというだけで、デザイン面においても全く違うバイクだということがわかります。
次回は「メカニズム篇」に参ります。
どうぞお楽しみに!