紅葉狩り2020 ~志明院・等持院(京都)~(ご朱印めぐり 第27回)
こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
11/16に滋賀を飛び出し 友人プロデュースの京都紅葉狩りツーリングに行ってきました。
今日の紅葉狩りツーリングは朝10時にレッドバロン大津で友人と持ち合わせ。
なぜレッドバロン大津かというと、友人が免許キャンペーンを使用しての小型免許取得に伴い 新しい相棒の契約に付き合うため。
友人のバイクの契約をササッと済ませたら、この後は友人プロデュースの「原付で行く!京都紅葉狩りツーリング」という計画。
朝は寒いので冬用ジャケット,発熱インナーグローブ,マルチバラクラバで完全武装して出発!
普段はお客様のツーリングプランを提案する立場ですが、他のライダー提案でツーリングをするのはGOツーリングと同じでワクワクしますね♪
もちろんリアの折り畳みコンテナには撮影機材を満載です。
レッドバロン大津で友人のバイク契約を予定通り終わらせ、友人のヤマハ ギアとクロスカブで京都紅葉狩りツーリングへ!
途中の上賀茂で昼食を済ませ、次の目的地は京都一のパワースポットとのこと。
先導してくれるギアの後ろを走り、京都市内を北上。
街中を抜けて、人がいない細い山道をどんどん奥へ進んでいきます。
目的地は先導してくれる友人のみぞ知る…インカムなど無いので何処に行くのかさっぱり分かりません。
山奥の細い道を抜けてようやく先導のギアが止まりました。
やって来たのは北区雲ヶ畑にある洛北のお寺「志明院」
入口の駐車場の紅葉はまさに今が見頃!
とっても綺麗です。
友人の説明によると、ここはフランスのシラク元大統領や元AKB48の大嶋優子さんなども訪れたことがある知る人ぞ知る穴場らしく、あの宮崎駿監督の「もののけ姫」を作るきっかけにもなった場所なんだとか。
※当時新聞記者だった司馬遼太郎さんが、この「志明院」に宿泊した時に屋根の上で四股を踏む音を聞き、誰もいないのに障子が揺れたという奇妙な体験を宮崎駿監督に話したことにより「もののけ姫」が誕生したそうです。
こちらの場所は山門から先は撮影禁止ということで、バイクに撮影機材を置いて受付に向かいます。
受付の方にご朱印帖と荷物を預けて拝観料400円を支払い、山門から先の参拝ルートの説明を受けました。
山門には立派な運慶の作と言われる阿形さんと湛慶の作という吽形さんがおり、手を合わせてから いざ山の中へ。
中に入ると参道沿いは手つかずの自然というのでしょうか、明らかに空気感が違うのがわかります。
確かに不思議なパワーを感じられ、京都屈指のパワースポットと呼ばれるのも納得です。
本堂を抜けて奥に進むにつれて石段が自然の石を組み合わせた各段で高さの違うものになり、足元に気をつけながら「お滝(飛龍の滝)」で龍神さまに参拝。
その奥には「薬師如来」の岩屋と、歌舞伎十八番「鳴神」の舞台になった岩屋があります。
その後は更に険しくなる石段を上に進むと、巨大な岩壁の隙間に「岩屋清水」という場所があります。
こちらには岩壁の前には舞台造りとなった「根本中院」があり、ここで鴨川の源流となる水滴を見られます。(生憎この日は水量が少なく見られませんでした)
「根本中院」の参拝を終えた後は、険しい参道を登ってきたこともありこちらで少し休憩。
舞台造りからはパワースポットの境内の森を一望でき、自然のままに育った巨大ないちょうの木や紅葉を楽しめました。
撮影禁止の為ご紹介できないのが本当に残念。
心休まる良い場所に連れてきてくれた友人に感謝です。
参拝後は受付に戻り寺務所でご朱印帖をいただきました。
寺務所の横にも立派ないちょうの木があり、紅葉と相まって素晴らしい風景でしたので1枚パチリ☆
こちらがいただいたご朱印。
事前に聞いていた友人の話では書置きということでしたが、今回はご朱印帖にいただきました。
「志明院」の参拝を終え、次の目的地に向かう途中でとても珍しいヘリコプターを発見!
乗り物好きの私としては見逃すわけにはいきません!(笑)
止まって!と心の中で願ったら、友人がUターンしてくれました。
乗り物に詳しくない友人も思わずUターンしてしまうほど特殊なヘリコプターなのです。
ということで急遽ヘリコプターを見学させていただきました。
それがこの「カマンK-MAX」というヘリコプター!
少し脱線します。
こちらは左右に付いた交差反転式ローターという 正面から見るとハの字のプロペラが特徴の、世界初の外部に貨物を吊り下げての垂直飛行に特化した1人乗りのヘリコプター。
日本で運用している会社は今回ご紹介しているヘリコプターをお持ちのアカギヘリコプター社さんが有名で、滅多に見られないレアな機体。
通常のヘリコプターに比べて操縦特性が左右対称・自立安定性が高く運動性や機動性に優れており、自重に近い搭載量を誇る運搬能力が特徴です。
そして鳥をイメージしたカラーリングがとってもキュート❤
ちょうど離陸される前でしたので、山間の狭いところから反転して飛び立っていく姿を動画で撮影できました。(今回は動画から切り抜いた写真を紹介します)
音も静かで貴重なヘリコプターを見られました♪
貴重なヘリコプターを見させていただいた後は、第2の目的地に向けて出発!
県道61号線を南下し京都市内に戻り、やって来たのは「等持院」
こちらは足利氏の菩提寺で臨済宗天龍寺派の寺院。
総門の前で紅葉を楽しんだあと、入口で参拝料を支払いご朱印帖を預けて見学。
方丈から望む枯山水の南側のお庭も素晴らしく、紅葉を楽しめました。
方丈の北側には池泉回遊式の日本庭園があり、そちらの紅葉も素晴らしく 建物を繋ぐ廊下からの風景がとても綺麗。
その他にも境内には大きな達磨図(ダルマズ),霊光殿(撮影禁止・歴代の足利氏の木像が安置されており見物)廊下の補修された所にはいちょうや蝶、落ち着いた書院の縁側や瓦など見所がたくさんあり楽しめました。
こちらでいただいたご朱印がこちら。
「等持院」の参拝を終えたあと、友人から「ライトアップに行く?」との提案がありましたが、ツーリングタイムを越えてしまいそうなのでやめることに。
そこで友人から「大福は好きか?」という質問。
「もちろん❤」
ということで連れてきてもらったのが「出町ふたば」さん。
こちらの豆大福が最高に美味しいのだそうです。
平日にもかかわらずお店の前には大行列ができており、人気の高さが伺えます。
今回はスタッフへのお土産も含めて名物の名代 豆餅(1個200円)×10個・よもぎ餅(1個220円)×3個・栗大福(1個260円)×3個を購入しました。
(この後 当施設のスタッフで食べました。名代 豆餅は柔らかいお餅・少し塩味が効いた豆・甘さ控えめのあんこで本当に美味しい大福でした)
これで今回の友人プロデュース「原付で行く!京都紅葉狩りツーリング」は終了です。
友人に別れをつげて、さざなみ街道を使い帰宅する途中で南湖の夜景が見える公園で休憩。
この日の琵琶湖はなぎの状態で非常に綺麗な夜景でしたので1枚。
全く知らない場所に行くミステリーツアー的な紅葉狩りツーリングで本当に楽しめました。
友人に感謝です。
次は友人の新しい相棒が納車されましたら「納車記念ツーリング」を私が企画したいと思います。
今回は紅葉狩りツーリング記事の番外編でしたが如何でしたか?
次回の「紅葉狩り2020」もお楽しみに。
【観光情報】
●志明院
場所:京都市北区雲ヶ畑出谷町261
当施設からの距離 / 時間:51km / 約85分
参拝料:300円
●等持院
場所:京都市北区等持院北町63
当施設からの距離 / 時間:48km / 約80分
参拝料:500円
●出町ふたば
場所:京都市上京区出町今出川上ル青龍寺236
当施設からの距離 / 時間:53km / 約55分