紅葉狩り2020 ~玄宮園ライトアップ~
こんにちは。カイザーベルクびわ湖の高木です。
彦根城に隣接する国の名勝、玄宮園のライトアップの様子をお届けします。
はじめまして、11月よりカイザーベルクびわ湖に赴任しました。
よろしくお願いします!
千葉県出身の私は初の滋賀観光です。
どこに何があるのかな…と文字通り右往左往していると、あっという間に夜に。
このまま成果無しはマズイなあと思い、夜景の撮れるスポットを探していると近くにキラリと輝く大きな建物が。
彦根城です!
時刻は午後6時。
彦根城南東側の佐和口多聞槽から訪問すると、井伊家の家紋「丸に橘」が浮かび上がる石垣と たくさんのランタンが浮かぶお堀に迎えられました。
このランタンは「Dramatic Legacy ひこね城あかり2020」という期間限定のものだそうです。
ライトアップされた白壁をバックに200個の灯りが浮かび上がる様は、幻想的で厳かな川灯籠のようです。
他の訪問された方々と共にしばらくうっとりと見入ってしまいました。
ライトアップされる彦根城天守は夜間は立ち入り禁止となるのですが、期間限定での入場が許される日があるそうです。
私の訪問日の翌日から解禁されるとのこと、惜しかった…。
本命に向かう前に様々な宿題を残しつつ、いざ玄宮園へと向かいます。
真っ暗なお堀沿いを足元に注意しつつ5分ほど歩くと、ぼんやり明るい入場受付口が。
水面に映る浮島の紅葉や盛大なイロハモミジを背景に際立つアーチ橋など、素晴らしい夜景が撮影できると好評の玄宮園。
前情報はありましたが、どこから撮ればいいのか分からない私はひとまず他のカメラマンさんに付いていくことにしました(笑)
アーチ橋を渡った後にちらりと紅を覗かせる紅葉を潜って、浮島付近に三脚を降ろし撮影開始!
赤いモミジに松の青がアクセントになって引き締まったイメージになりますね。
アーチ橋も木々の中から生えているかのように馴染んでいます。
カメラから顔を離し見上げると、彦根城が真正面からこちらを見下ろし迫力満点です。
江戸時代に全国各地でその美しさを競い合ったといわれる大名庭園。
玄宮園はさらに昔の中国庭園を参考に造られたと言われ、その美しさを現代まで残してくれているのですね。
名園の力を借りて、拙いながらも撮れた1枚がこちらです。
夜景撮影を目的にした今回の玄宮園ライトアップはいかがでしたか?
当施設からは県道25号線を上がり続ける道程です。
私の紹介ではほんの一部しかお伝えできていないと思うので、ぜひご自身の目で見て・歩いてこの名園の雰囲気を体感してみてください。
全国4番目の文化財保有量を誇る滋賀県を紹介できる機会をいただいてワクワクが止まりません!
これからも引き続き旅先の情報をお伝えしたいと思います。
再度になりますが、これからどうぞよろしくお願いします。
【観光情報】
場所:彦根市金亀町9-3
定休日:無休
時間:ライトアップ期間 11月21日~12月6日 18:00~21:00(入場は20:30まで)
料金:大人700円 小・中学生350円
当施設からの距離/時間:24km/約50分