神秘に触れる、秘境の藤ヶ崎龍神社(ご朱印めぐり第33回)
こんにちは。カイザーベルクびわ湖の高木です。
今回は当施設からほど近くにあるパワースポット、藤ヶ崎龍神社をご紹介します。
雨や凍結が続いた1月で中々ツーリングの機会に恵まれませんでしたが、ついに初乗りができました!
情勢を考慮して近い所にしようと思い当施設のツーリングマップでご近所スポットを探していると、なにやら神聖な秘境スポットが近くにあるとのことで早速 行ってきました。
まずは当施設からさざなみ街道を南に向けて進んでいきます。
白鳥川交差点を越えて湖岸緑地岡山園地の先にある脇道へと進入し、目的地へ到着。
この脇道ですが、濡れたアスファルトに加えて砂が浮いているようにも見えたので警戒して進むと、これまた砂利道の駐車場に着きますので、ちょっとしたオフロード。
安定したアスファルトになんとか停めてホッと一息。
そういえば、こんなに琵琶湖に接近してオートバイを停めた事がないなと気づき、私の愛車紹介を兼ねて1枚撮りました!
実はイギリス好きな私の愛車1号機はトライアンフのスラクストン。
太いトルクとフロント18インチの安定感で、まったりツーリングにピッタリです♪
エンジンを止めると岩壁に響く波のささめき。
振り返ると穏やかに揺蕩う琵琶湖畔、青く霞む長命寺山と沖島。
ここ藤ヶ崎龍神社はかつて平安時代を代表する絵師、巨勢金岡でさえそのあまりの美しさに筆を折ったとされる名勝なのです。(頭上の水茎岡山城跡の水茎とは筆の別称)
自然の風景が混然一体となって、ここが聖域なのだと感じさせます。
鳥居に祠のみの小さな社ではありますが、さしずめ透明な琵琶湖の水は御手水に、肌色の砂浜は化粧砂利といったところでしょうか。
外宮のお参りを終え、次は内宮のお参りです。
振り返るとすぐそこにある内宮こそ今回の目玉!
湖前にたたずむ外宮が「藤ヶ崎龍神」様、そして岩山におわす内宮が「妙得龍神」様と、二柱の龍神様が祀られているのです。
穏やかな外宮の様子と打って変わって、内宮はドッシリと厳かな雰囲気で対面した瞬間からピリピリと身が引き締まります。
鳥居をくぐると奥には細長い岩溝が・・・奥深くて近づかなければ中の様子を伺えません。
何者かが潜んでいるかのような少し怖い感じ、それこそここが龍の巣穴になっていると思われた由縁なのかもしれません。
手前の石碑には「名高キ藤太家名藤原」とあるように、大蛇の願いを受けて三上山の大百足を退治した俵藤太の名前が!
伝説の偉人がすっと出てくるあたり、ここは外見からは想像もつかぬほど凄い所なのでは?(汗)
洞窟の前には網戸が立てかけられております。
やはり神聖な場所ゆえ立ち入り禁止かな?
案内を見てみると、カラス除けのために設置している物でご自由に出入りしてくださいとのこと。
それではカラス除けの網戸を避けて、龍神様のお住まいにお邪魔します。
「うっ、せ、せまい!」
背負っていたリュックサックを降ろして入ろうとしたのですが、それでも這うようにしてなんとかという窮屈さ。
また長命寺に登らなければいけないようですね・・・。(グルメ探訪第33回もご覧ください♪)
洞窟の中には小さな祠と龍の置物があります。
内部の様子も写真に収めようとしましたが、こちらは藪から蛇、ではなく龍が出てきそうな本当に畏れ多い雰囲気がありましたので、遠目からの様子と狭い縦溝の狭さを私の体を使って表現しましたのでご確認ください。
琵琶湖側の外宮にあります祠は扉を開けられまして、中にはご神体であろう御鏡と書置きの御朱印が設置されています。
これはご朱印めぐりになるぞ!と思い、お参りした際に1枚書置きを頂戴しました。
いただいたご朱印を見てみると、二柱の龍は藤ヶ崎龍神と妙得龍神を表しているのでしょうか、真相はこの神社を管理しているご近所の五社神社に今度尋ねてみましょう。
今回はパワースポットのご紹介に乗じて愛車紹介もさせていただきました。
他の相棒たちも機会があれば。
ご朱印めぐりの記事もお楽しみいただけましたか?
次回も素敵な場所をお伝えできればと思います。
【観光情報】
場所:近江八幡市牧町
当施設からの距離 / 時間:7km / 約15分
※神社に向かうまでの路面が悪く、神社からさざなみ街道へ合流する道も見通しの悪い傾斜になっているのでお気をつけください