丑年なら行かねば!撫牛を撫でて諸病平癒と学問成就の京都・北野天満宮(ご朱印めぐり 第30回)
こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日は毎年恒例の干支にちなんだ神社仏閣めぐる「丑年なら行かねば!」シリーズをお届けします。
年末の30日にいつも通り少し早目の初詣で京都にある北野天満宮に行ってきました。
流石に年末ということで出店も出ておらず、新年を迎える準備の真っ最中というところ。
丑年の大絵馬がある楼門を抜けて境内へ。
手水舎は新年に相応しい花手水で飾られており、お正月感があり良い感じ。
手水を済ませて境内を散策。
境内には学問の神様ということもあり、私のように初詣という訳でなくどちらかというと合格祈願が目的の方が多いようです。
コロナ禍で例年とは違う受験になりそうですから、学生のみなさんは大変でしょうが 頑張って欲しいですね。
北野天満宮といえば「梅」
菅原道真公ゆかりの梅が50種類・約1,500本植えられており、早咲きのものは12月中旬から蕾がふくらみ始めて正月明けから開花するのですが、今年は少し早目に開花が始まっていました。
そして北野天満宮と言えば「撫で牛」さん。
北野天満宮において、牛は神使であるとされます。
その理由は、
①菅原道真公が丑年生まれで、亡くなったのも丑の月の丑の日
②菅原道真公が農耕の神とされることからシンボルに牛が選ばれた
③牛を飼い大切に育てていた
④命を狙われた際に何処からともなく牛が飛び出して命を救った
など諸説あります。
そして蝸牛(カギュウ・横たわっている牛)を撫でるとご利益を授かれるというのが撫牛信仰と呼ばれるもの。
撫でることで得られるご利益は2つ。
①「諸病平癒」
⇒自分の体の悪いところを撫でた後に、牛の同じ場所を撫でると病気や怪我を治してくれる
②「学業成就」
⇒牛の頭を撫でた後、自分の頭を撫でると頭が良くなる
ということで、境内にある撫でられる「撫で牛」さんをすべて撫で撫で❤
今年の撫で牛は全てコロナ対策で抗菌処理がされており、安心して撫で撫でできるようになっていました。
北野天満宮の中には牛がたくさんおります。
(一説には40頭を超え、これから奉納されればまだまだ増えるのだとか)
その一部をご紹介しますね。
中でもオススメの「撫で牛」さんは、楼門をくぐってすぐの場所にある「赤目の牛」【写真左上】
他の「撫で牛」とは違い、印象的な真っ赤な目をした蝸牛。
目が赤い理由は、菅原道真公のお供であった牛が「瞬きもせず一心に道真公を待つあまり目が真っ赤になった」「参拝客の願いを徹夜で聞いてくれるから」などの説もあるそうです。
その関係で徹夜で受験勉強に励む受験生にも人気らしく、こちらは他の「撫で牛」さんと違い「目を触ると頭が良くなる」とのことなので目を触ってきました。
撫で牛を撫で終わったところで、最後は本殿に初詣。
こちらは学問・文学の神様ということもあり「今年の支配人ブログでの誤字脱字の撲滅と、皆さまに楽しんでいただける文章が書けますように」とお願いをしてきました。
参拝の後はご朱印をいただきに社務所へ。
今年はたくさんあるご朱印の中から「文道大祖風月本主(ブンドウタイソフウゲツノホンシュ)」という菅原道真公を称えた内容のものをいただきました。
こちらは学問・文学の祖、漢詩・和歌に長けた人という意味です。
もう1枚の大判ご朱印は御宝刀の「鬼切丸」
特製千杜札(シール)とオリジナル金文字フェルト(4色から選択可能)がついてきました。
とても迫力があってカッコイイご朱印ですね。
ご朱印をいただいた次は「新年縁起物」です。
私は丑年生まれの年男!
十二年に一度の開運丑年ということで、奮発して「天神矢」と「招福の丑」を授かりました。
「招福の丑」は丑年限定の金色が入っていれば開運上昇するというものでしたが…結果は通常の銀色でした(汗)
こちらの「新年縁起物」も受付フロントに飾らせていただきました。
「招福の丑」さんは意外な場所に設置しましたので、お越しになられた際は探してみてくださいね。
今回はここまで!次回もお楽しみに。
【観光情報】
場所:京都市上京区馬喰町
当施設からの距離 / 時間:55km / 105分
営業時間:6:30~17:00
ご朱印の場所:本殿向かって右側
ご朱印代:通常(4タイプ)500円・和紙印刷仕様押型(8種類)1000円・大判(3種類)1000円