建部大社のご紹介【後編】(ご朱印めぐり第32回)
こんにちは!カイザーベルクびわ湖の宇都宮です。
今回は「建部大社のご紹介 前編」の続きからスタートです。
お参りが終わった後は境内を散策。
私が最初に目にとめたのはコチラ。
鬼滅の刃をイメージしたお正月飾りがありました。
主人公の炭治郎の羽織の柄である「市松模様」と その妹である禰豆子の着物に使われている「麻の葉模様」が、小さくまとめているお正月飾りと上に飛びぬけるくらい主張しているねじれ木とマッチして素敵でした。
実はこの柄ひとつひとつに意味があるのは皆さんご存知でしたか?
私も後で調べて知ったのですが、「市松模様」には「永遠」や「繁栄」の意味があるそうです。
もともと「石畳」や「霰(あられ)」などの名称だったのですが、江戸時代中期に歌舞伎役者の「佐野川市松」が、白と紺の石畳の袴をはいて流行した事から「市松模様」「市松格子」など呼ばれるようになったそうです。
その柄が途切れずに続いていく事から「永遠」や「繁栄」の意味になったとされています。
そして、禰豆子の着物に使われている「麻の葉模様」には「魔除け」の力があるとされています。
麻は丈夫で成長も早いことから、魔から子どもを守り健やかな成長を願う意味で赤ちゃんの産着や子どもの着物によく使われているそうです。
「繁栄」と「魔除け」を背景にしたこの献花はとっても縁起がいいのですね。
他の鬼滅の刃の登場人物の羽織の柄にも意味はあるみたいですので、気になった方は調べてみると面白いのではないでしょうか。
せっかくなので今年の運勢を試す為に、おみくじを引きました。
気になる結果は…
小吉!
おお、上々ですね。
仕事面でも悪いことは書いてありませんし、待ち人は「おそいが来る」そうです。
気長に探しましょうかね(笑)
他に、「水みくじ」というおみくじもあったので引いてみました。
こちらは水につけると文字が浮き上がってくるという不思議なおみくじで、「琵琶湖とその水辺景観ー祈りと暮らしの水遺産」の構成文化財として日本遺産に認定されている神社にはぴったりなおみくじ。
アクアフィック印刷と言ってミョウバンを使って印刷してあり、水につけると浮かびあがってくるのです。
その歴史は古代ローマ時代からあると言われているそうです。
用途は様々で、主に秘密文書などの秘め事に使われていたそうです。
気になる結果は…
小吉!(2回目)
これで今年はゆるぎない結果になりました(笑)
こちらのおみくじには仕事面ではじっくり我慢と書いてあったので、コツコツ地道に頑張っていきたいと思います。
恋愛面では…やはりすぐには来ないみたいです(笑)
その他にも水琴窟や、君が代でも有名な「さざれ石」等が置いてありました。
水琴窟とは、水盤の中が空洞になっていてそこに水が流れる仕組みになっており、空洞になっているところに竹筒を当てて耳を澄ませば良い音が聞こえてきます。
右上のさざれ石の前にはお金を送るところがあるのですが、そこにお金を転がすと…是非皆さんここに来た際には試してみてください。
最後にいただいたご朱印のご紹介です。
さて今回のブログは如何でしたか?
これで今年も新しい気持ちで一年に挑めますので、次回からのブログも楽しみにしてくださいね。
【観光情報】
場所:大津市神領1丁目16-1
当施設までの距離/時間:32km/約60分
ご朱印:300円