八幡掘ぶらり散策
こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日は最寄りの観光地「八幡掘」周辺をぶらり散策してきましたのでご紹介します。
八幡掘と言えば日牟礼八幡宮の鳥居の先にある橋の上からの風景が有名ですよね。
この八幡掘周辺は独特の雰囲気がありますので、先のブログでご紹介した「とび太くんコレクション」の取材も兼ねて紹介したいと思います。
日牟礼八幡宮には車・バイクを停める場所がありますので、そちらにバイクを停めて日牟礼八満宮の鳥居からスタート!
まず最初にご紹介するのは「白雲館」
和な鳥居の前にある瓦葺きの白い洋風な建物(市登録文化財)。
こちらは明治時代初期に八幡東学校として建てられた洋風建築の校舎で、入口の唐破風など和のテイストが残る近代日本のレトロな雰囲気を感じられます。
現在1Fは観光案内所として使用されており、訪れたこの日は昨年の左義長まつりで使用され左義長の中心に飾られた「山車(だし)」 が展示されていました。(干支にちなんだものを飾るので、中心には昨年の干支のねずみがいます)
こちらでは近江八幡市内の観光情報を手に入れられるほか、特産物やお土産も販売されているのでご家族やご友人のお土産を買うのにも良いですよ。
そして八幡掘のメインストリートを歩くと、近江八幡名誉市民ヴォーリズの像があります。
実物大と思われるヴォーリズさんは聖書を持ち、着物を着た少女が花を捧げているもの。
この少女が持っている花は本物の花で 常に新しいものに取り替えられており、地域の方に非常に大事にされているんですよ。
この場所はヴォーリズメモリアルポケットパークと呼ばれる場所で、向かいには近江兄弟社があります。
メンターム資料館は現在コロナの関係で臨時休館中(期間未定)ですが、こちらでは無料でメンタームの歴史を知ることができます。
開いていればメンタームとび太くんがいるハズでした…残念!
次にやって来たのは近江八幡でパワースポットと呼ばれる「お願い地蔵さま」
近江商人の街並みが残る新町通りにいらっしゃいます。
なんでも「八幡山のふもとのお地蔵さまにお願いしたら願い事が叶った!」という噂から有名になった場所。
けっこう大きなお地蔵さまです。
こちらのお地蔵さまはお願いしたことをなんでも叶えていただけるということで、「コロナ禍が早く終息しますように」とお願いをしてきました。
八幡堀周辺で昔の雰囲気を楽しめる堀を散策するのも良いですが、美味しいグルメのお店はもちろん 可愛らしい瓦を利用したうさぎさんアートや覗き込むキリンさんなど思わずホッコリするアートギャラリーなどもあります。
八幡掘周辺は時代劇にも使えそうな石畳の小路から昭和レトロな街並みに明治時代の近代レトロが混ざる不思議な場所で、散策すると色々な発見があり楽しいところです。
下の写真右上の「初雪食堂」さんは昭和レトロな食堂なのですが、映画・ドラマ・CMの撮影などで芸能人ご用達の食堂でもあります。(近いうちに取材にいきますね)
また写真左下と右下は、町中に溶け込んでいる大正時代のヴォーリズ建築「旧八幡郵便局」
近江八幡市内のにある他のヴォーリズ建築は予約が必要ですが、こちらは常時公開されているのでいつでも見学できます。
このまま朝ドラが撮れてしまうのではないか?と思うぐらい昔の郵便局の姿が保存・再現されていますよ。
そして最後に、八幡掘に来たならぜひ立寄っていただきたいのがこちら!
近江商人の街並みが保存されている「新町通り」
国の重要伝統的建造物群保存地域ということで、江戸時代末期から明治にかけて建築された商家が整然と残る町並みは見物です。
こちらでの写真鉄板スポットは、松の木・商家の街並み・八幡山を入れたこのアングルです。
写真左下の看板を目印に松の木が中心にくるように構図をとると簡単に撮影できますので、試してみてくださいね。
今回は八幡掘周辺を散策して雰囲気をお伝えしましたが、いかがでしたか?
長く住んでいると、あるのが当たり前でいつでも行けるという慢心から「近くの観光地に行ったことがない」「じっくり見たことがない」という状態になっていたので、この機会にこれからもぶらりと散策してゆるく(ここ大事)ご紹介していけたらと思います。
今回はここまで!次回の「ぶらり散策」もお楽しみに。