続・長浜盆梅展に行ってきました! ~2021~
こんにちは。カイザーベルクびわ湖の高木です。
昼の部に続き、夜の長浜盆梅展をご紹介します。
さらに今回は期間限定の鳥取大山和傘コラボの景色もお伝えします!
支配人と同様に特設テントで氏名・電話番号を記入した後、検温と料金800円を支払っていざ入場。
祝日の訪問とあってたくさんの観覧者がいらっしゃいました。
主催者側も密集を避ける為に入館人数を制限するなどの対策をしており、タイミングによっては待ち時間が発生するかもしれませんね。
入場しまして最初に度肝を抜かれた「瑞雲(ズイウン)」
昼の部で支配人も紹介していた盆梅ですが、夜の部では陽が沈みライトアップの光が金屏風へより色濃く落とされていてカッコイイですね♪
そして今回の目玉企画である「鳥取大山和傘」と盆梅のコラボレーション!
この和傘は、もともと鳥取県の霊峰「大山(ダイセン)」に位置するお寺にてお盆の時期にライトアップをして飾ったところ、あまりの美しさに話題を呼び一躍鳥取県の代表的なイベントとなったようです。
和紙で作られている和傘がまるでステンドグラスに光を当てたような透明感を放ち、盆梅と掛け合わせて何倍にも色鮮やかな空間を作り出しています。
和傘に夢中になっているところに、とりわけ目を惹く古木がありました。
樹齢400年と伝えられる大盆梅「不老」
何本も枝が練り上げられたような太い幹が朽ちながらも天に延びようとする様は、外見とは裏腹に強靭な生命力を感じさせる まさしく「不老」
もうしばらくすると大量の紅い蕾が開き、力強く美しい八重紅梅を咲かせるとのことでとても気になります。
私のお気に入りの盆梅になりました。
次に縁側から庭園に繰り出し、陰干ししているかのように並べられた和傘のライトアップを鑑賞。
質実な書院建築は闇もまた風情。
影絵のようなシルエットから宝石のような和傘が顔を出します。
知らない場所での撮影は他のカメラマンに付いていくという私の常套手段をしていると、和傘の裏を撮りはじめたので不思議に思いました。
(あれだけ表が綺麗なのに・・・裏は地味なのでは?)
などと思いながらファインダーを覗くとさらに驚く事が。
きめ細やかに竹を組み合わせた骨組みによる職人技がありました。
表も裏もアートになっていますね。
職人さん、地味だなんて思ってごめんなさい(汗)
入館してすぐ左にある2階特設会場も撮りに行きました。
昨年は和傘と盆梅に加えてきらびやかな襖絵がライトアップされていたようで、今年はどのようになっているのか期待大です。
真っ暗な階段を注意して登ると、畳の広間でぼんやりと光る物が。
今回は襖絵ではなく障子ガラスの窓が背景になっています。
確認してみると昨年とは反対側に配置されているようです。
外へ光が逃げる為 ほの暗くおぼろげな印象を受けます。
夏の夜の蛍のような・・・なるほど~そうきましたか!
現在「きもの DE 長浜」という、和装で各施設を訪問すると様々な特典を受けられるイベントが実施されています。
こちらの慶雲館も入館料無料になるとってもお得な特典になっています。
着物を召された絵になる方がいらっしゃったので1枚パチリ。
なかなか小粋なイベントを開催しているのですね。
老若男女問わず和装であればOKなので、この機会にいかがでしょうか?
盆梅と着物の組み合わせで館内もさらに華やかになって、風情ある展覧会になっております。
盆梅展は3月10日まで開催されていますが、この和傘とのコラボはすでに終了した1月9日~11日と今回の2月11日~14日だけ。
計7日間のレアイベントとなっており、現時点でもう半分以上が終了しています。
今年の長浜盆梅展は鳥取大山和傘と共にとてもグレードアップしており、梅の花も見頃となっています。
眺め良し・香り良しの慶雲館、私は初の盆梅展でしたがとても楽しめました。
これにて2021年盆梅展のご紹介を閉めさせていただきます。
次回もお楽しみに!
【観光情報】
開催期間:~3/10(水)まで
鳥取大山和傘とのコラボレーションは~2/14(日)まで
場所:長浜市慶雲館(長浜市港町2-5)
当施設からの距離 / 時間:29km / 約60分(さざなみ街道使用)
営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
※夜間ライトアップ時は20:30まで延長(入館は20:00まで)
定休日:期間中は無休
料金:大人800円・小中学生400円
※「きもの DE 長浜」イベントにより開催期間中に和装で訪問すると入館料が無料になります。
お問い合わせ先:長浜観光協会
(0749-65-6521)
駐車場:JR長浜駅前に二輪・四輪駐車場がありますので、そちらをご利用ください(徒歩3分)