カイザーベルク びわ湖 BLOG

本館展示車両をリニューアル!

こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日は2年ぶりに本館展示車両をリニューアルしましたのでお知らせします♪
 
今回は3台ある展示車両のうち「T-120」「XS1100」の2台を入替え。
 
新しく展示車両として入ったのはこちら!
 
当施設の玄関ホールを飾るにふさわしい希少ビンテージをご用意しました♪
 

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まず1台目は「BIMOTA Tesi 1D 906(1992)」
 
Tesiはテージと読みます。
 
最近Tesi H2が発表され話題になっていましたね。
 
こちらのバイクがその元祖。
 
フロントスイングアームとハブ・センターステアリング機構を初めて採用した公道用量産市販車です。
 
エンジンを中心として前後に伸びる蟹のようなスイングアームの外観も特殊ですが、さらに目をひくのがハブ・センターステア。
 
従来のテレスコピック式のサスペンションではノーズダイブによりキャスター角やトレール角が変化してステアリング特性に影響を与えることや、横方向の荷重に対してサスペンション動作に影響がでる弱点を克服するために開発された前輪ハブに転向のする機能を組み込んだのがこのハブ・センターステアの特徴です。
 
テージ1Dチーフエンジニアであるピエルルイジマルコーニが学生時代から携わっていた(卒業論文として発表されたものをビモータが設計したものなので名前がテージ)テージは1990年のコローニェショーで発表され大きな話題となりました。
 
今回展示されている車両は、ドゥカティ水冷Lツイン851ccから906ccに拡大し独自のチューンが施されたエンジンを搭載するテージ1D 906(生産台数20台)
 

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アナログメータ―が主流だった90年代初頭に、近未来的なフルデジタルメーターを採用。
 
当時社員40人ほどの会社だったBIMOTAは手作り工芸品のようなバイクを作るメーカーで、アルミ削り出し等の高価なパーツが奢られた高級イタリア車です。
 

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特にハブ・センターステアリング機構はほとんど他社のバイクでは見られないものですので、ご来場された際はじっくりご覧くださいね。
 
 
 
2台目は「MV AGUSTA 350B SPORT エロクトロニカ(1973)」
 
こちらはあの有名な750Sとほぼ同時期に発売された、世界的にも現存台数が少ないとされる希少イタリアンビンテージ!
 
ウィンカーは変更されていますが、それ以外はオリジナル状態を保っています。
 
WGPで世界を席巻していたMVアグスタが70年に発表した350ccロードスポーツで、4ストロークOHVパラレルツインを搭載。
 

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タンクは後期型のMVロッソ色・タンク上部にはMV AGUSTA34ワールドチャンピオンデカールにMADE IN ITALYデカール。
 
丸みを帯びたクランクケースとシリンダーにはデロルトの24Φの別体フロートキャブレターにラッパのようなファンネルがたまりません!
 
レーサー特有のレーシングタンクから連なるシートラインに赤いフレームは、「これぞ!イタリアンレーサー」と唸ってしまうスタイリングです。
 

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シンプルな造形の中にイタリア車らしい美しさを感じられる1台。
 
なかなか他では見られない希少なビンテージ車ですので、ご来場の際はぜひ一度じっくりご覧くださいね。
 
 
 
ということで玄関ホールは今回の車両入替で全てイタリア車になりました。
 
美しく希少なイタリアンレッドなバイク達が皆さまをお出迎えします。
 

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当施設にお越しになられた際はぜひ一度本館にもお立ち寄りいただき、希少なビンテージ展示車両をお楽しみくださいね。

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