草津・藤の花お散歩ツーリング(ご朱印めぐり 第34回)
こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日は今が見頃の藤の花を求めてお散歩ツーリングに出かけてきましたのでご紹介します。
いつものように午前中で用事を済ませて、お昼すぎからのスタートです。
事前の情報によると駐車場が無いと聞いていたので、今回の相棒もクロスカブ号。
藤の花を求めてやって来たのは、草津にある「三大神社」
到着と同時に駐車場を発見!
「あれ?」
どうやら藤の花が開花する時期ということで臨時駐車場が準備されていたようです。
最近出番が無いVFR800Fで来ればよかった…
ともあれ鳥居の向こうには薄紫の藤の花が見えますので、さっそくカメラを手に取り中へ。
平日の昼間ということもあってか、ほとんど人がおらず。
受付にも人がいません(汗)
受付に置いてある説明を見ると、「志」と書かれた可愛らしいお賽銭箱に協力金200円を支払う仕組みのようです。
協力金をお賽銭箱に入れて藤の花見学です♪
こちらの藤の花は樹齢(伝承)400年とされるもので、可憐な紫色の花と2メートル近い穂になることから「砂擦りのふじ」と呼ばれるもので、滋賀県で一番有名な藤の花の名所となっています。
私が知っている藤とは違い穂が長く、まるで薄紫の暖簾のようです。
入口近辺には種類が違うのか 一般的な穂の長さのピンク色をした藤もあります。
ピンク色の藤棚の下には「藤棚内レンゲ草テスト」ということでレンゲ草が播種されており、藤棚の下で可愛らしいレンゲの花がたくさん咲いていました。
昔はレンゲと言えばあちらこちらで見られる春の定番のお花でしたが、最近は全く見なくなりましたよね。
私も久しぶりにレンゲの花を見られました。
思わぬところで春らしい1枚を写真に収められました♪
次は今日の目的「砂擦りのふじ」
私の知っている藤棚は見上げた先に花があるのですが、こちらの藤は私の身長でも顔が藤の中に埋もれてしまう位置まで穂が長く、中に入ると別世界!
藤の花の中から見える世界はとても幻想的で、語彙力のない私は「キレイ」の一言しか出てきませんでした。
訪れた4/26の段階で7~8分咲きといったところでしょうか。
ゴールデンウィーク中に見頃を迎えそうですね。
この後は仕事を忘れ(笑)、境内の構造物と藤の花を入れた写真を思う存分に撮影。
上品な藤の花の薄紫は日本建築と相性が良く、趣のある写真をたくさん撮れました。
初めての藤の花の撮影ということで縦横どちらで撮るかを悩むのはもちろん、光りの当たり方で薄紫の濃淡・藍色・薄ピンクに変化するので、撮る角度や撮影方法によって色々な表情を見せてくれるので奥が深い!
これはまた来年も来ないといけませんね。
コロナ禍の影響で人気イベントの「藤まつり」は2年連続で中止となってしまい、観光情報MAPでもご紹介している「藤棚のライトアップ」もお預けとなってしまいましたが、コロナ禍が終息して「藤まつり」が開催されましたら「藤棚のライトアップ」撮影にも挑戦したいと思います。
三大神社での藤の花の鑑賞と撮影も楽しめたところで、次はせっかく神社に来たのだからお参り。
早速 社務所でご朱印をいただきましょう!
「あれ?社務所がない」
「神主さんも巫女さんもいない」
ご朱印帖を片手に右往左往していると、藤の花を見に来られていた親切な地元の方が「こちらは無人の神社だから立木神社に行くとご朱印をもらえるよ」と教えてくださいました。
さっそくスマートフォンで立木神社を目的地にセットして確認すると、約15分(6.5km)とすぐ近く。
ということで浜街道を南下して立木神社に行く途中にある花と5月を感じられるお気に入りのスポットに寄り道♪
こちらは「五条ふれあい花街道」という、浜街道から1本内側に入った農道。
1区画以上ある農道の直線の脇には芝桜、そしてこの時期は無数のミニ鯉のぼりが空を気持ち良く泳いでいます。
本当は別日の企画でご紹介しようと思っていたのですが、通り道ということもあり立寄り ご紹介することにしました。
雰囲気が伝わる写真を1枚パチリ☆
こちらでは芝桜や鯉のぼりを絡めた映える写真を撮れるのでオススメですよ。
寄り道が終わった後は浜街道から山田草津線を走り「立木神社」に到着!
幹線道路から神社に架かる橋を渡り、鳥居を潜って駐車場へ。
こちらは厄除開運・交通安全のご利益があり、境内には神鹿さんや狛鹿さんがいる春日大社と兄弟の間柄になる神社。
お参りを終えて社務所でご朱印をいただくことにしましたが、当施設のコロナ禍対策を更に強化すべく受付用に疫病除け守りの「御幣」をいただきました。
物理的な対策も大事ですが限界がありますので、最後は神頼みです。
いただいたご朱印がこちら。
【立木神社】
実は立木神社も藤と関わりのある神社で、御神紋(左上)が「下がり藤」になっているのです。
【三大神社】
こちらは書置きをいただく形です。
左上の藤の花がアクセントになっていてお洒落ですね。
立木神社も藤に関わりのある神社ということで、こちらにも立派な藤棚がありました。
私のイメージする藤棚はこちらのような感じでしたから、三大神社の「砂擦りのふじ」が如何に巨大な藤棚だったのかを実感できました。
お散歩ツーリングの締めの立木神社の藤棚を楽しんだ後は、国道1号・国道8号経由で帰路につきました。
ご朱印が立木神社というリサーチ不足からくる多少のトラブルもありましたが、天候に恵まれて春を感じられるお花いっぱいのお散歩ツーリングを楽しめました。
緊急事態宣言下の地域にお住まいの方は滋賀にお越しいただくことは難しいと思いますので、来シーズンのツーリングプランの参考にしてくださいね。
今回はここまで!次回もお楽しみに。
【観光情報】
●三大神社(無人)
場所:草津市志那町309
当施設からの距離 / 時間:24㎞ / 約35分
藤の開花時期:4月下旬~5月上旬
料金:200円(協力金)
●五条ふれあい花街道
場所:草津市北山田町付近
当施設からの距離 / 時間:25㎞ / 約40分
●立木神社(三大神社のご朱印はこちらでいただけます)
場所:草津市草津4丁目1-3
参拝時間:8:30~16:00
当施設からの距離 / 時間:29㎞ / 約50分
※三大神社から6.5km / 約15分です
ご朱印の場所:境内左側
ご朱印代:各300円