京都の風鈴寺「正壽院の風鈴まつり」【前編】(花手水巡り 第3回)
こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日は前々から行きたいと思っていた京都宇治田原町にある正壽院(ジョウジュイン・正寿院)に行ってきました♪
当施設からさざなみ街道・国道422号を使用して県境を越え南下すること約80分。
風鈴寺・SNS映えスポットとして有名な正壽院にやってきました。
こちらのお寺の創建は800年前で、ご本尊は十一面観音菩薩像(50年に1度のみ開扉される秘仏)。
夏のこの時期は「風鈴まつり」が開催されており、今日の目的は風鈴とSNS映えで有名なスポットの見学です。
駐車場にバイクを停めて客殿の先にある本殿へ。
境内の手前からチリンチリンと心地よい風鈴の音が響いており良い感じ♪
山門は風鈴祭り期間中は閉鎖されており、奥にある特設テントで拝観料700円+駐車場協力金100円を支払い 境内の見学へと向かいます。
ちなみにパンフレットとお菓子が付いてきます。
中に入って最初にお迎えしてくれるのは、2段の風鈴棚に設置された「向日葵の花風鈴」のトンネル!
透明の風鈴の中に向日葵が閉じ込められたこちらの花風鈴は、お寺の手作りだそうです。
境内には2,000個を超えるたくさんの風鈴が設置されており、圧巻の風景が広がります。
訪れたこの日の気温は、山の中にあることもあり滋賀県内より2度低い32度(汗)
暑いのは間違いないのですが ときより吹くそよ風はひんやりしており、風鈴の見た目や音色と相まって涼を感じられます。
花風鈴以外にも涼しげな色の可愛らしい風鈴がたくさんあり、甲高い音を立てるものから風情を感じるような音色を出すものまで様々。
見た目だけでなく音も楽しめます。
境内では寺院・山門・空・山・茶畑を背景に風鈴を楽しめました。
境内には色々な花を使った「花風鈴」の他に「柄つき」や「てるてる坊主」まで…(笑)
造花を使って参拝者が自ら花を飾る「私の花手水」というコーナーまでありました。
見つけた時に私も少し生けさせていただきましたが、帰る頃にもう一度見てみるとセンスのある女子のみなさんの手により青もみじまで配されて、とてもお洒落な花手水になっていました。
ひと通り境内の風鈴を楽しんだ後は、社務所でご朱印をお願いして本堂の見学へ。
中に入ると全国の風鈴の展示や風鈴を配した置物(紹介は割愛させていただきます)など楽しい展示企画が。
その中でも特に気になったのは舟形の庭や可愛らしいリスを使った問答を楽しめる葡萄栗鼠図(ブドウリスズ)、一休さんの虎屏風を思い起こさせる虎の襖絵や舟を使った花手水など、風鈴以外にも見所がたくさんありました。
心地よい風が吹き抜ける本堂の縁側では、境内の庭と風になびく風鈴を見ながらのんびりできてオススメですよ。
今回はここまで!
後編では話題のSNS映えスポットに向かいますのでお楽しみに♪
【観光情報】
場所:京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
当施設からの距離 / 時間:50Km / 約80分
拝観料:700円(パンフレット・お菓子つき)
※駐車場協力金100円が別途必要です
営業時間:9:00~16:00
風鈴まつり開催期間:~9/18(土)