涼を運んでコロナ払い!「和田神社の風鈴祭」〈~8/22(日)〉(ご朱印めぐり 第39回)
こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日は滋賀県大津市にある和田神社の「風鈴祭」に行ってきました!
午前中に取材車両のクロスカブのパーツ注文をして、昼すぎから和田神社に向けて出発。
当日は36度という酷暑+近江大橋取り付け道路の事故(通行止め)+工事+玉突き事故という悪条件が重なり、周辺は大渋滞!
通常なら45分ほどで辿りつけるはずが渋滞に巻き込まれ1時間半以上かかり、暑さでヘロヘロになりながら到着。
今回の目的地和田神社は、レッドバロン大津の裏手にあたる閑静な住宅街の中にあります。
神社の隣にある駐車場にバイクを停めて、さっそく「風鈴祭」の見学へ。
入口から心地の良い風鈴の音が響き、良い感じです。
参道には3段の風鈴棚に色とりどりの風鈴が設置されています。
なんでも今年は過去最多の440個の風鈴が吊るされているんだとか。
(社務所の方にお話しをお伺いすると、昨年までは2段の風鈴棚だったそうです)
こちらの「風鈴祭」は涼やかな音色で参拝者に暑さを乗り切ってもらおうと2019年から始まったもので、風鈴は風とともにやってくる邪気を払うとされることから、昨年からコロナ収束の願いも込められ開催されています。
山門を抜けて境内に入ると「龍神の道」という風鈴棚がお出迎え♪
こちらの神社のご祭神は「高龗神(タカオカミノカミ)」という水の神様である龍神さまということで、宮司さんが設置したというこちらの風鈴棚は上面の青い風鈴が龍神さま(左右にうねっており龍神をイメージ)で、左右の風鈴棚が琵琶湖をイメージしているそうです。
この「龍神の道」は2枚目の写真を見ていただくとわかるのですが、参道から一直線に配置されている関係で風が通り抜け 36度という酷暑の中でもこの風鈴棚の中は日差しが強くジリジリと焼かれる素肌の上を心地の良い風が通り抜け気持ちいい♪
訪れた日は境内のピンク色のさるすべりの花も満開で、青い空と青い風鈴が映えます。
和田神社の境内で一際目立つのが、樹齢600~650年と言われる巨大なイチョウの木(大津市天然記念物)。
昔は湖上を行く船の目印にもなっていたもので、関ヶ原の合戦で敗軍の将となった石田三成が伊吹山中で捕縛され、京都に護送される途中の小休止の際につながれていたという歴史のある神木。
拝殿にはオリンピック期間にちなんで「五輪風鈴」が献納されていました。
このあと本殿にお参りをして、社務所でご朱印をいただくことにしました。
こちらには可愛らしい「アマビエ風鈴」が飾られており涼やかな音でお出迎え♪
和田神社でいただいたご朱印がこちら!
風鈴の絵がついた可愛らしいご朱印を頂戴しました♪
この風鈴に描かれているのは、和田神社の神木であるイチョウの葉っぱ。
こちらの風鈴は、先程ご紹介した巨大なイチョウの木の下に特別に組まれた風鈴棚に飾られています。
この風鈴は「江戸風鈴」と言われるもの。
何が違うかというと、全て手作業で作られ おもりの部分が軽く触れただけで優しい音色が響くよう風鈴の淵があえてギザギザのままで仕上げてあり、風鈴の絵が消えにくいよう内側から絵付けされていて何回も塗り乾燥を繰り返して仕上げる為、非常に時間がかかり高価な風鈴なんだそうです。
「龍神の道」の風鈴と音色が違い、上品かつおしとやかな音色を聞けますので「風鈴祭」に立寄られた際は聞き比べてみられては如何でしょうか?
このような感じで今年3回目となる風鈴がある神社仏閣で涼を感じるツーリングができて大満足!
帰りは渋滞を避ける為の湖西を北上して、琵琶湖大橋経由さざなみ街道で帰路につきました。
ツーリングプランの参考にしてくださいね。
【観光情報】
場所:大津市木下町7-13
当施設からの距離 / 時間:32km / 約45分(近江大橋使用・無料)
駐車場:神社横(無料)
夜間ライトアップ:土日祝日の18:00~21:30まで(天候により中止の場合有り)
お問合せ先:077-522-2057