紅葉狩り2021 ~菅浦地区の大イチョウ~
こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日はいつもと少し趣向を変えて紅葉の赤色ばかりでは面白くないと黄色のイチョウを求めてツーリングに出かけてきました♪
ここ最近一気に気温が下がり寒くなってきましたので、グローブを冬用のゼロスグラブウィンターに変更。
イチョウは紅葉に比べると早く葉が落ちるイメージがあり、取材の前々日には大荒れの天候で もしかしたら駄目かもしれないということで、お客様から教えていただいたイチョウスポットと万が一の保険も兼ねて、以前からご紹介したいと思っていたイチョウスポットの2か所を目的に出発!
さざなみ街道を北に進み、8号線を横切り長浜名越町にある県立長浜農業高等学校のイチョウ並木へ。
こちらのスポットは正門から構内に続く道路の両側約300mに植えられており、伊吹山をバックに美しいイチョウ並木を楽しめる北近江の隠れたイチョウの名所と言われているお客様から教えていただいた場所。
私の計画では、もし万が一イチョウが散っていてもイチョウの落ち葉が路面に敷き詰められた幻想的な風景が写真に収められるという予定でしたが到着してみると…
「イチョウがない!」
そして綺麗に掃除されていて落ち葉もない(汗)
来年こそは綺麗なイチョウ並木をお届けしたいと思います。
※「県立長浜農業高等学校 イチョウ並木」で検索すると本来お見せしたかった素敵なイチョウ並木の画像をご覧いただけます
そして完全に落葉してしまったイチョウ並木で茫然としているところに弱り目に祟り目…冷たい雨が降ってきました。
湖北の方は低い雲に覆われていましたが、雨雲レーダーでは雨雲は無かったはずなのに…
雨雲レーダーに反応しない低い雨雲(ステルス雨雲)に遭遇していまい、雨具を持っていなかった私は濡れねずみ(泣)
急遽、近くにあった塩元帥さんで雨宿りと昼食を済ませることにしました。
しばらくすると雨は止んで青空が顔を出しました。
無理をせず雨宿りして大正解!
万が一の保険に用意していたイチョウスポットが散っていないことを願いつつ、次の目的地に向かって出発です。
しかし走っていると先程よりも気温が下がってきたのか寒く、また吹き付ける風も冷たい。
その原因がこちら。
伊吹山はすでに雪化粧をしており「伊吹おろし」が吹いていたようです。
道中雨雲に追いつき、パラっと小雨に降られることもありましたが目的地に到着。
「イチョウがある!」
やって来たのは、奥琵琶湖パークウェイのつづら尾崎展望台に登る道の右側の道を進んだところにある「菅浦地区」
こちらは「湖北の隠れ里」とも呼ばれる山々と琵琶湖に挟まれた1,000年以上前から存在する場所で、2014年に国の重要文化的景観に選定されている場所。
菅浦湖岸集落の入口広場の大イチョウの前には、明治42年(1909年)に小林神社,赤崎神社,保良(ホラ)神社を合祀して建てられた須賀神社があります。
先日の大荒れの天候でかなり落葉が進んでいる状態でしたが、黄色いイチョウの落葉も風情があって良い感じ。
こちらでの私の撮りたい目的のイチョウ写真は、夕日とイチョウ。
夕日が見られる時間まで少し時間があるので、須賀神社参道の紅葉を楽しみながら時間つぶしをしていました。
この樹高ですから、落葉していなければもっとボリュームがあったと思います。
しかしこの写真でどのくらい大きいかはおわかりいただけるのではないでしょうか?
そして夕日が見れる時間…
私の撮りたかった瞬間がやってきました!
それがこちら。
いかがですか?
須賀神社の参道から夕日が射しこむ時間帯だけに見られる「山・琵琶湖・紅葉・鳥居・夕日を浴びて黄金に輝くイチョウ」の組み合わせは、通常の紅葉とは一味違う煌びやかな雰囲気でオススメですよ。
来年は落葉前のボリューム満点のイチョウの撮影をして、皆さまにお届けできたらと思います。
この後は今年最後となる奥琵琶湖パークウェイのつづら尾崎展望台で冠雪している伊吹山を見ながら休憩をして、帰路につきました。
今回のツーリングはお目当てのイチョウ並木が落葉しており肝を冷やしましたが、最後に菅浦地区の大イチョウを撮影でき「紅葉狩りシリーズ」初のイチョウをご紹介できてホッと一安心。
寒空の下、総走行距離166kmの楽しいツーリングとなりました。
今回はここまで!次回の「紅葉狩り2021」もお楽しみに。
【観光情報】
●県立長浜農業高等学校のイチョウ並木
場所:長浜市名越町
当施設からの距離:37km / 約60分
※校内に立入りはできません
●菅浦地区の大イチョウ
場所:長浜市西浅井町菅浦
当施設からの距離:79km / 約95分
※広場内に駐車はできません。集落入口手前に公衆トイレと駐車場があります