おじキャン△~第5話 冬デイキャン!まずは珈琲を飲んでみよう【後編】~
こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
前回、初めての冬デイキャンで珈琲を飲むことに成功しましたが...
なかなか波乱の珈琲デビューになりました(汗)
しかし初めての冬デイキャンにしてはあの程度で済んだのなら大成功だったのではないかと自分に言い聞かせて、冬デイキャンを楽しむことに。
こちらの志那1では冬の冠雪した比良山系や伊吹山、そして近江富士と呼ばれる三上山まですべて見られる絶景スポット!
みなさんはツーリング時に行った際に見える綺麗な山の名前が気になったことはありませんか?
そんな時に簡単に知る事ができるアプリ「AR山ナビ」をiPhoneにインストールしており、見えている山にiPhoneを向けるだけでこのような感じで画面上の風景に重ねて山の名前や標高を教えてくれる便利なもの。
時間にとらわれることなく山の風景を楽しみながら、野鳥が集まるスポットということもあり湖畔にいる水鳥・野鳥、また琵琶湖に浮かぶ船など撮影をしながらマッタリ...とても贅沢な時間の過ごし方です。
しかし、ここは比良おろしが吹き荒れる冬の琵琶湖湖畔。
さすがに寒さが現実に引き戻してくれます。
ということで珈琲タイム2回戦。
先程飲んだ珈琲は少しぬるかったので、ケトルの周りを風よけ板で囲み「風バリア」を展開!
これで固形燃料の炎が風で揺らぐことが無くなるので燃焼効率が上がりお湯が沸くのも早まり、また熱伝導率の高いアルミケトルが冷たい風の比良おろしで冷やされることもなくなるハズです。
小型三脚装備のカメラを置いてデイキャンプしながら野鳥撮影をしているからでしょうか?
お湯が沸くのを待っていると、野鳥撮影のカメラマン・キャンプYoutuberと勘違いされお声がけいただいたりしましたが、正解は「手探りでデイキャンの真似事をしている本日キャンプデビューのおじさん」(笑)
カッコだけ一人前に見えるのか、隠し切れない貫禄がそう思わせるのか...キャンプサイトにおられる方はフレンドリーで皆さん優しい。
そうこうしている内にお湯が沸き、2杯目の珈琲が完成!
今回は熱々の珈琲を飲めました。
寒空の下で飲む珈琲は最高です。
この後は積み漫画を読みつつ、たまに野鳥撮影をしながら再びマッタリした時間が過ぎていきます。
だんだん陽が傾き、気温が下がり始めるとこちらの湖岸緑地を今日のキャンプ地にされる方が集まりだしテントの設営をするため、あちらこちらでペグを打つ「カンカン」という打音で騒がしくなってきました。
漫画も読み終わったので、今後の勉強も兼ねて先輩キャンパーの皆さんが設営されているテントやキャンプ道具を見学しようとキャンプサイトを散策...
可愛らしいお洒落で映える・軽量なチタンやコンパクトな道具で荷物が少ない・焚き火がメイン・家族みんなが楽しめる大型テーブルが中心・ウッドアイテムで統一・キャンプ飯(お料理)がメインでキッチンが豪華など、それぞれのキャンパーさんの個性・趣味・センスが出ていて楽しくロマンがありますね。
色々勉強させていただきました。
テント・キャンプ道具見学も終わり、寒くなってきたので3杯目の珈琲を淹れる前に...
おトイレ、おトイレ♪と公園のトイレに向かうと...
「んっ?」
何か見慣れたものが見える...まさかね(汗)
「寒い中、ごくろうさん♡ 珈琲飲んでく?」
「ええぇーーーーーーっ!」
ということで3杯目はキャンセルしてお世話になります自動販売機さん♡
まさかのオチがつきましたね(笑)
しかし、自分で苦労してお湯を沸かして満足できる珈琲も飲めたのでヨシとしましょう!
この後は設置していたキャンプ道具の撤収。
荷物が少なかったこともありますが、本館で何回もブログ用写真を撮る為に出し入れしていたので問題なく積載できました。
練習って大事ですね。
その後は「湖岸緑地公園 志那1」に別れを告げ、冷え切った身体を温めるべく遅い昼食はラーメン屋さんで辛いラーメンを食べ、帰り道の途中にある見頃を迎えた「第一なぎさ公園の菜の花」と最近マイブームになっている「BIWAKOモニュメント」に立寄り。
初めての冬デイキャンは4時間半の滞在時間となりましたが、日が暮れる前に帰宅!
少々トラブルはありましたが無事デイキャンデビューでき、非日常も味わえ楽しい1日を過ごせました。
次回のデイキャンは更に一歩前進して、お外でご飯を食べることを目標に準備していきます。
このような感じでゆる~くキャンプをしていきますので、よろしくお付き合いくださいね。
追伸
無事冬デイキャンを終えて、お世話になったキャンプ好きのお客様や友人にキャンプの報告とお礼を言ったところ、皆さんから「冬にデイキャンするなら防寒対策はもっとしっかりした方が良いよ」「焚き火で暖をとらないと普通に風邪ひくよ」とアドバイスをいただきましたので、だいぶん先の予定であったコンパクト焚き火ストーブを用意しました。
焚き火をするには防火マットや火吹き棒・薪・火消し缶など色々用意しなければなりませんので、また準備ができましたらご紹介したいと思います。
【観光情報】
●湖岸緑地公園 志那1
場所:草津市志那町
当施設からの距離 / 時間:29km / 約40分(さざなみ街道使用)
利用料金:無料(ただし利用は24時間まで)
※直火不可・トイレの水は飲用不可にて飲料水・手洗い用の水を持ち込む必要があります
●第一なぎさ公園の菜の花
場所:守山市今浜町(さざなみ街道を南下し琵琶湖大橋手前にあります)
当施設からの距離 / 時間:17km / 約30分
料金:無料
駐車場:有り(無料)
※駐車場は踏み固められていますが、舗装はされていませんので入場時はご注意ください
●BIWAKOモニュメント