こんにちは。カイザーベルクびわ湖　支配人の岸です。
今日はSNSでも話題になっており、気になっていたお店にランチを食べに行ってきましたのでご紹介します。

ここ最近は私の好きな乗り物やお花ネタが一段落つき食欲の秋ということもあり、今年オープンしたお店やお客様から教えていただいたSNSで話題のお店を中心に食べ歩きツーリングを中心にバイクライフを楽しんでいます。
いつもと同じく午前中に用事を済ませ、本日の目的地である「母ちゃんの火鉢カフェ」に向けて13:00出発！
当施設周辺の県道でもあちらこちらで彼岸花の本格的な開花が始まりました♪

今回のルートは水口方面に行くということで県道からさざなみ街道を右折し1個目の信号【湖岸白鳥川】を左折し県道26号へ。
しばらく走ると右手に休耕田を利用した遅咲きの向日葵畑がありますので、少し寄り道。
現在はちょうど見頃を迎えており、当施設にお越しになられる際に見られる場所です。

また道を挟んだ向かい側（県道の左側）には八幡山をバックに蕎麦の花が満開で一面真っ白な花畑を見られ、現在は近江八幡から竜王町にかけての県道のあちらこちらで満開の蕎麦の花を見られます。

蕎麦の花は近くで見ると小さな白色の花（花径は6ミリ程度）の集合体で、可憐な見た目から甘く良い匂いがするのではと想像してしまいますが、実はとっても臭いので匂わない方が良いです。
ちなみに蕎麦の成長はとても早く種を蒔いて30日で開花し、更に30日くらいで収穫時期を迎えますのでこの景色も今だけの風景になります。

湿度が下がり快適な気温...そしてどこからともなくふんわり漂ってくる甘い金木犀の香りを楽しみながら竜王町を抜けて国道1号から県道126号を進んでいくと目的地の「母ちゃんの火鉢カフェ」が見えてきました♪
ここまでは1時間弱で到着！
二輪専用の駐車場はありませんので4輪駐車場に駐車。
ちなみに未舗装ですので進入の際はお気をつけくださいね。
こちらのお店は大工であるご主人が建てられた自邸を活用して、信楽焼きの火鉢を使った体験型カフェでSNSを中心に話題になっているお店です。

カフェの建物の外観はお客様がたくさんおられましたので撮影できませんでしたが平屋建ての解放感のある立派な建物で、入口では信楽焼きのたぬきさんがお出迎えしてくれました。
広い店内には薪ストーブ...そしてテーブル席の他に座敷やテラス席もあり、とってもお洒落な雰囲気。
訪れたこの日の店内は女子ばかり...
男子は私だけで場違いな場所に来てしまったのではないかと一瞬たじろいでしまいましたが、今日はたまたまだったようで店長さんにお伺いするとバイク乗りも多数訪れるとのこと。

ということで今回はテーブル席に座りお食事をいただくことにしました。
各テーブルには昔懐かしい火鉢...
私はおじいちゃん家にあったのを見たのが最後の記憶です。
火鉢は手先を暖めたりする暖房器具でありながら、その上で色々なものを焼けたり湯茶を沸かせる調理器具としても使えるアイテム。
囲炉裏で鮎を焼く・焚き火で焼き芋を作る的な昔懐かしい体験ができそうでメニューを注文する前からワクワクがとまりません！

今回は数あるメニューの中からお得になる「お茶漬けランチ・デザート+ドリンク付き（1,540円税込）」にしたのですが...
まずはおにぎりの具を今週の具材6種（明太子・梅・ゆずちりめん・しいたけ昆布・卵黄と天かす・わさびとのり）の中から選べるとのことで「明太子・ゆずちりめん・しいたけ昆布」をチョイス・デザートは10種類（内容により選択肢が15種類あり）から「みたらし団子」を、またドリンクは11種類ある中から「ホットコーヒー」を注文。
届いた食材がこちら。

むちゃくちゃお洒落で豪華！
食材や食べ方の説明を受けながら、お話をお伺いすると店内のテーブルやこの食材セットに使われている食器も全て大工さんであるご主人の手作りだそうで、こちらの店舗は奥様とお母様のお二人で運営されておられるそうです。
この可愛らしいピンク色の巾着のような物体は何だろうと持ち上げてみると出汁ポットが出現！
このピンク色のものは保温カバーだったようです。
簾の中にはさきほどお願いした具材が3種入っており、店長さんが火鉢に炭を投入してくれましたので温まるまで少し待機。
この他にも野菜・干し芋・厚揚げ・海苔・みりん干し・みかんがあり、火鉢の横には焼き方の説明の看板POPがあり予習しておきます。

火鉢が温まってきたところで野菜・厚揚げ・おにぎりを網の上に投入♪
野菜はピンク岩塩をかけて素材の味を楽しみ、おにぎりは自分好みの焼き具合になったら茶碗に移して具材をトッピングして出汁を注いてお茶漬けに...
明太子・ゆずちりめん・しいたけ昆布をおにぎりを焼いては順番に食べていきます。
自分のペースで焼いてお米に合う食材をのせて食べるお茶漬けは最高に旨い！

夢中で焼いた食材の写真を撮影していたら香ばしい匂いが...
干し芋を焦がしちゃいました（汗）
食べる時は火鉢に集中しないといけませんね。
ちなみにこのあとサービスで新しい干し芋を用意してくださり（店長さんありがとうございます）美味しくいただきました♡
甘くて味の濃いみりん干しに、かつお節とお醤油でいただく厚揚げは最高です。
バイクで来ていなければお酒が欲しくなってしまいますね(笑)
「お茶漬けランチ」を楽しんだあとは、お待ちかねのデザートタイム♪
注文していた「みたらし団子」がテーブルに届きました。

こちらも最後の仕上げは自身で火鉢で焼いて食べるというもの。
本当に自分で火鉢の上の網で焼き加減をみながら調理するのは昔懐かしい、いや風情がある？適当な言葉が見つかりませんが非日常を楽しむキャンプで調理をした時のような「楽しい！」という感覚が一番近いかもしれません。

焼きあがった「みたらし団子」には昔懐かしい素朴な味の砂糖醤油と黒蜜きなこの2種類のタレが用意されており、2種類の味を楽しめました。
ラストは食後のホットコーヒーはいつもならブラックですが、今回はお洒落小箱に入っている砂糖とミルクを入れて少し甘めのコーヒー。
とっても落ち着く木の空間が広がる店内で火鉢からのぬくもりを感じながら田園風景を眺めながらホッコリ♡

私は基本早食いなんですが...
じっくり時間をかけて自身で焼き具合を確認しながら食材を焼き、ゆっくり味わいながら食べることができ、食欲の秋を満たす新しい体験型グルメを楽しめました。

そのあとは来た道を秋風に吹かれながら戻り帰路につきました。
こちらのお店は当施設からも近く、甲賀・信楽方面へのツーリングや鈴鹿スカイラインに走りに行かれた際のランチスポットとしていかがでしょうか。
ツーリングプランの参考にしてくださいね。
今回はここまで！次回もお楽しみに。

【観光情報】
場所：甲賀市水口町嵯峨3171-1
当施設からの距離 / 時間：33km / 約50分
営業時間：9:00～16:00（ご予約優先制）
予約番号：090-5653-1407
定休日：ゴトウ日（五十日）
※臨時休業もありますので詳しくは下記インスタグラムアカウントでご確認ください