紅葉狩り 2022~神護寺~(グルメ探訪 第64回)
こんにちは!カイザーベルクびわ湖の宇都宮です。
今回はちょっと足を伸ばしてハンターカブで京都ツーリングをして参りましたのでそのご報告をしたいと思います!
季節はすっかり秋を迎えて、そこかしこで紅葉情報が見頃と表示されるようになり、何処に行くか迷ってしまいますね。
最近はバイクで通勤する事が多くなり、当施設前の県道の紅葉も見頃を迎え、通るたびに色づきが進み季節の深まりを感じます。
滋賀県の紅葉が進んでいるのであるならば、京都の方はピークを迎えているんじゃないかと考え、前々から行きたかった京都の高雄の「神護寺」に行って参りましたのでその様子をお伝えしたいと思います。
今回のルートはさざなみ街道でびわ湖大橋を渡り、国道367号線で京都を経由して、北台路通から国道162号線で向かいました!
びわ湖大橋を越えたあたりでバイクと山並みをセットでワンショット。まだまだ紅葉していないなと不安がありましたが・・・。
西に向かえば向かう程、景色が赤色へと変わっていき、162号線を走る頃には紅葉が進んですっかり見頃を迎えていました!
バイクは高雄観光ホテルさんのところで停めさせていただき早速中に入っていきましょう!
「駐車場から神護寺まで350m程あるくよ~」と係の人から聞き、内心「また山登りか...」と思っていたのですが、その道中でも真っ赤なもみじが景色を彩って私を楽しませてくれました。
まず最初に目を惹かれたのは入口すぐのこのもみじ。
山から空を覆うように伸びたもみじがとても迫力がありつい「すげー!」と声が出てしまいました(笑)
先程の場所から数10m歩くと見えてくるこの赤い橋も実に写真映えするスポットです。
赤い橋ともみじの組み合わせは何故こうも惹かれてしまうのでしょうね?不思議でならないです。
この橋を渡ると「神護寺参道」の看板が見えますので、ここから山登りがスタートとなります。
山の上にあるお寺さんだけあって、石で出来ている階段ですので高さがバラバラであったり落ち葉で滑りそうになったりと気をつけなければならない点が多いのですが、登るにつれ自然が深まり、つい深呼吸がしたくなる景色でした。
目的地の中間地点あたりでは「高雄茶屋」というお茶屋さんがあったのでせっかくですのでお邪魔させて頂きました。
け、決して息が上がったからではないですからね(汗)
ここに植えられている紅葉も見事で各席に設けられている赤い傘が実に風情があり、注文して待っている間も景色を楽しむ事が出来ました。
そして今回頼んだのは「みたらし団子セット」。
外はカリッと中はモチモチで甘しょっぱいタレが絶妙で最高でした。
山登りのちょっと一休憩にはもってこいです。
神護寺に来られた際には皆さんも召し上がってみてはいかがでしょうか?
あっという間に食べ終わってしまい黒豆茶を飲み干してもうひと頑張り。
紅葉の写真を撮りながら歩く事約10分程で楼門に到着。
楼門前の紅葉もとっても綺麗でその迫力に思わず立ち止まってしまいました。
平日にも関わらずたくさんの観光客が来られていると写真を見て頂ければ判ると思います。
この楼門の左側で受付をしていますので、600円を払い中に入って行きましょう♪
神護寺は高雄山の中腹に建つ真言宗の古刹で、和気清麻呂によって建立されたそうです。
平安時代初期から鎌倉時代初期に渡る多くの寺宝や日本三名鐘の1つとされる「梵鐘」を有しているのです。
梵鐘だけでなく国宝薬師如来像など多くの寺宝が安置されており、とっても見所が多いお寺さんなのです。
境内の紅葉は見頃を迎えており、真っ赤なもみじが迎えてくれました。
ここまで見事ですといろんな角度でもみじを撮りたくなってしまいます。
茶室前のもみじと奥に見える「五大堂」と一緒にパシャリ。
この五大堂の中には五大明王(不動・降三世(こうさんぜ)・軍荼利(ぐんだり)・大威徳(だいいとく)・金剛夜叉)が安置されているそうです。
私が伺った時は扉が閉まっていたので見れなかったのでとても残念でした。
茶室前から少し進むと右側に見えてくるのがここ「明王堂」。
その後ろには真っ赤なもみじがそびえ立ち、よりその存在感を放っておりました。
少し角度を変えてもみじを主役にしてパシャり。
なんだかんだいって、今年に入ってもみじをまじまじと見る事は初めてでした。
この金堂階段前から撮るもみじは鉄板構図で、観光客の皆さんも階段から少し離れてこのような写真を撮っていました。
うまく人の切れ間を狙って写真を撮ってみましたがいかがでしょうか?
階段を登って金堂を見ると、その厳格なたたずまいに感嘆してしまうほどでした。
階段を上がりきったところに紅葉があったので、金堂と一緒にパシャリ☆
なかなかいいショットがとれたのではないでしょうか?
参拝を終えて振り返ってみてもこの見応えのある景色。
五大堂と毘沙門堂と紅葉のコラボショットがいい感じですね!
あとは取り逃がしがないか境内をぶらりぶらり歩いていると金堂の階段前に奥へとすすめる場所があったので歩いてみると、黄色と緑のもみじが広がっていました。
こちら側には人が少なかったので静かで神秘的な空間が広がっており深呼吸するととっても気持ちが良かったですね。
この場所から右側に坂があり登っていくと細い石階段があり、奥に進むとこちらの「多宝塔」がありました。
空を覆う赤色のもみじと緑色のもみじが戦っているように見えますね(笑)
危なかったです。金堂で満足してこの景色を見ずに帰るところでした(汗)
1934年に実業家山口玄洞の寄進で建てられたそうで、塔内には五大虚空蔵菩薩像が安置されているそうで、毎年5月と10月に特別公開されるそうです。
これはまた来ないといけないですね。
さていつも通り参拝を終えた後のご朱印を・・・あれ!?ない!!
ご朱印巡りが久しぶりすぎてご朱印帖を忘れてしまいました・・・。
出発前の確認は必要ですね。今回は諦めてまた行く動機が出来たポジティブに考えましょう!
最後に道中で見つけた赤と緑と黄色のコントラストが素晴らしいスポットをみつけたので、ハンターカブと一緒にワンショット。
次はブルターレと一緒に紅葉を撮らないとですね。
これからはタイミングと天候との勝負になりそうです。
それではまた次回もお楽しみに!
【観光情報】
場所:京都市京都府右京区梅ヶ畑高雄5
当施設からの距離/時間:61km/約102分(びわ湖大橋利用)
営業時間:9:00~16:00
拝観料:600円
駐車場代:500円(バイク)