こんにちは。カイザーベルクびわ湖　支配人の岸です。
今日は甲賀にある大池寺 蓬莱庭園に紅葉狩りに行ってきました。

こちらは春にはツツジが咲き誇る日本庭園を楽しめることで有名なお寺さんです。
1年前の5月にスタッフ宇都宮が当ブログでご紹介（https://www.redbaron-kaiserberg.jp/biwako/blog/2021/05/-35.html）させていただいた場所で、今回は紅葉の時期も見ごたえがあってよいということをお客さまから教えていただき、晩秋の蓬莱庭園で紅葉狩りすることにしました。
先週訪れた長寿寺が紅葉終盤ということもあり道中のモミジも散り始めており、1時間弱で大池寺に到着！
とっても静かな場所にあり入口からは立派な松があったり周辺の琵琶湖庭園や境内を散策...

このあとは、いよいよ大池寺の庭園を観賞すべく受付へ。
こちらでは社務所の方が親切に案内してくださり、蓬莱庭園のビデオ説明まであり至れり尽くせり。ビデオ説明の間にご朱印もお願いしておきました。

ビデオ説明が終わり、届けてくださったご朱印がこちら。

前回のブログでスタッフ宇都宮が授与いただいたものと同じですが、ちょっと文字の配置が違うようですが迫力満点の「釈迦如来」のご朱印を頂戴しました。
そして社務所の方が案内してくださったのが、楽しみにしていた蓬莱庭園を望めるお部屋。
細かな蓬莱庭園の説明は前回のブログをみていただくとして大刈り込みが見事で素晴らしい枯山水の庭園で、これはスゴイ！

正面左手あるモミジは散り始めでしたが、それでも散り際の履かない感じがなんともいえない雰囲気...
紅葉狩りで賑わう華やかな神社仏閣も良いですが、静かで落ち着いたお部屋でお庭を楽しみつつ「無」になれる空間。

縁側に出てみるとまた違った雰囲気で日本庭園ならではの枯山水庭園に背景景色の借景が奥行を感じさせてくれます。当ブログを通じて色々な日本庭園に行かせていただくことが多く、昔であれば「綺麗な場所」だなとしか思わなかった景色が歳を取ったせいなのか、詫び寂びを感じられるようになりました。
※詫び：つつましく質素なものにこそ趣があると感じる心のこと
※寂び：時間の経過によって表れる美しさのこと

とっても落ち着く静かなお庭に水琴窟の音...
反射する紅葉や水面の波紋を楽しみながら用意されている椅子に腰かけながらマッタリとした時間を過ごしました。

お庭で存分に癒されたあとは本堂の釈迦如来さまに参拝（下半身が修繕メンテナンス中でお顔のみ）し、江戸時代にできたという庭園・境内・紅葉狩りを楽しみました。

このような感じで詫び寂びを感じられる素敵な紅葉狩りをしてきました。
今度は5月のサツキが咲き誇る時期に再度訪れたいですね。
ツーリングプランの参考にしてください。

追伸
大池寺の横には弁天池という大きな池があり「弁天池の沈み鳥居」という池に沈む鳥居と紅葉を撮影する予定でしたが、池が最近の天候で雨が少なかったせいかこのような感じでした。
大池寺の駐車場からでもこのような景色が撮影できます。とっても幻想的な雰囲気でおすすめのスポットですのでお立ち寄りになられた際は一緒に見学されてみてはいかがでしょうか。
前回ご紹介のブログ記事⇒（https://www.redbaron-kaiserberg.jp/biwako/blog/2021/05/post-615.html）

【観光情報】
●大池寺 蓬莱庭園
場所：甲賀市水口町名阪1168
当施設からの距離 / 時間：28km / 約50分
拝観料：400円
ご朱印：300円（受付でご朱印がいただけます）
※弁天池の沈み鳥居は駐車場横に弁天池があります