こんにちは！カイザーベルクびわ湖の長島です。
今回の紅葉狩りは、教林坊のライトアップに行って来ましたのでご紹介します。

教林坊のライトアップは、17時半から19時までの1時間30分しか公開されていません。
今までの取材は明るい時間帯に行っていたので、営業時間を特に気にせずに撮影をしていましたが、今回は時間制限があるので、事前に教林坊の情報を集めて、準備万端の状態で教林坊に向かいました。

そして、教林坊の受付に到着した時点では、まだ少し空が明るい状態でしたが、雰囲気のある暖色系のライトで総門が照らされていました。
拝観料の700円を支払い、早速境内を見ていきたいと思います。
総門から表門までの参道は、紅葉した木々のライトアップと竹林の竹がブルーライトでライトアップされています。

教林坊は侘びさびの空間が有名で、石垣の苔や竹の柵などの感じと紅葉が相まって綺麗ですね。
手前に見える紅葉の明るい雰囲気と奥に見えるブルーライトで照らされた竹林の雰囲気が全然違うので、別の世界に繋がっている様で不思議な感じがしました。
下の写真も紅葉と竹林のライトアップの写真です。
中央の紅葉にスポットライトが当たっているような感じがしたので撮影してみました。

やはり少し異様な雰囲気ですが、幻想的で面白いですね。
参道のライトアップを楽しみながら先に進んでいくと、本堂が見えてきました。
本堂でお参りを済ませて、書院の方を見に行こうと思ったのですが、本堂の裏にある空間が綺麗だったので撮影してました。

上の半分は黄色の紅葉と竹林で、下の半分は敷き紅葉といった感じになっています。
ひょっとしたら、本堂の窓に紅葉と竹林のライトアップが反射して、綺麗なリフレクションが撮影できるかもと閃きましたが、そんなに簡単にはいかず、上手くできませんでした。
また何か閃いたらチャレンジしたいと思います。
撮影を諦めて、後ろを振り向くと、書院の手前にある「普陀落の庭」を見ることが出来ました。

教林坊の紅葉は、木々が大きく、ライトアップの効果もあり、とにかく迫力が凄いです。
敷石の周辺は、敷き紅葉がびっしりと敷かれていて、真っ赤で綺麗ですね。
そして、敷石を渡って書院の方から逆に本堂を見てみましょう。
この迫力が皆さんにも伝わりましたでしょうか？

本堂に対して赤く紅葉した木の大きさがかなり大きいです。
見応えがありますね！
しばらく書院の縁側に座り眺めていました。
その後、ライトアップの公開時間が残り僅かだったので、境内の散策をもう少し細かくしてみようと思います。
総門から本堂まで早々と来てしまったので、表門まで戻りました。
表門を抜けた先の景観は、入口にある総門と同じく暖色系のライトアップでした。
お寺ですが、ライトアップされると、どこか旅館の様な雰囲気を感じます。
教林坊は石の寺とも呼ばれているので、石と苔の組み合わせが、個人的に侘びさびなのかな？と感じたので写真を撮りました。

そして、書院の隣にある池では、水面リフレクションが撮れます。
苔のある石の上にモミジの葉が落ちているのと、水面にも葉が落ちているのが風流な感じで良かったです。
書院の縁側の隅っこには、水琴窟があり、水面にはモミジの葉がありました。
ここまで散策して丁度良い時間になったので、参道を引き返している時に、ふと上を見てみると、来る時には気がつきませんでしたが、最後の最後にこんなに綺麗な紅葉が見れました。

見逃さずに気付けて良かったです。
教林坊のライトアップは12月5日で終了していますが、12月15日までは紅葉の公開をしていますので、皆さんも行かれてみはいかがでしょうか？
今回の教林坊のライトアップのご紹介は以上です。

次回もお楽しみに！

【観光情報】
●教林坊（秋の特別公開）
場所：近江八幡市安土町石寺1145
当施設からの距離 / 時間：16km / 約30分
営業時間：9:30～16:30（11/1～12/15まで毎日公開）
拝観料：700円
お問い合わせ先：0748-46-5400