昭和の原風景を求めて!関津(セキノツ)かかし村へ〈~3月末)
こんにちは。カイザーベルクびわ湖 支配人の岸です。
今日は大津の新名所「関津かかし村」に行って来ましたのでご紹介します。
こちらは「古き良き昭和の時代」をテーマにした素朴でどこか懐かしい...そんな風景を再現した「かかしの村」を見ることができる10月中旬から開催されているイベントです。
場所は当施設から約40km南にあり、瀬田川令和大橋を渡り1.2kmほど走った場所にあります。
田園風景が広がる直線道路を走っていると、やけに人が集まっているように見える場所が「関津かかし村」です。
※周辺は全て農道になっており駐車できません。近くに関津自治会館の無料駐車場(交差点角のフェンスで囲まれている場所)が用意されています
12月でクリスマスが近いからでしょうか。
サンタ帽をかぶった1輪車の少年かかしがお出迎えしてくれました♪
道路沿いの土手ではサツマイモもおすそ分けしていたりなんかして農村の風景が再現されています。
弥生式住居のような藁の家を見つけ、覗き込んでみると...
どうやらニワトリの飼育小屋だったようです。
また近くには「シゲチャン」という名前付きのバケツを被った可愛らしい雪だるまもお出迎えしてくれます♪
自然をバックに牛飼いや農作業から帰って来た人が再現されており、こんなリアルだとバイクに乗って遠くから見たら「かかし」だとわかりませんよね。
また藁小屋の周りでは母子が歩いていたり、農作業合間でお昼ごはんを食べていたりしてとってもにぎやかな雰囲気。
ちなみにリアルな牛さんは編んだ籠で再現されていていました。
藁小屋の中を覗いてみると地主のお嬢さんでしょうか?
おはじきをして遊んでいるようです。
田んぼのエリアに行ってみると、稲刈りが終わったあとの稲架(ハサ)掛けの準備をしているようです。
私の田舎では秋になると稲架掛けをしている田んぼがたくさんありましたが、最近はめっきり見かけなくなりました...かかし村のまわりには、通常のかかし(?)がスズメなどの害鳥から田んぼを守っていました。
道路の向かい側にある畔では、皆忙しそうに稲刈りの手伝いをしているのに収穫作業を手伝わない地元のヤンチャな少年もいたりしてとてもリアル(笑)
少し離れた場所ではうわさ話に花を咲かせる黒柳徹子さんに似たおばちゃんや雪だるまを使って「だるまさんがころんだ」で遊んでいるこどもがいたり...
水車のある水路では田んぼで取れた生き物をタライに入れて遊んでいたり奥の方ではおばあちゃんが井戸端会議をしていたりと昭和の懐かしい原風景を楽しむことができました。
関津かかし村の住人はご紹介したほかにもたくさん住んでおられますので、住民数は約50人くらいでしょうか。
かかしのクオリティーにも驚かされますが、50代以上の世代には田舎でこどもの頃にみた風景が再現されているのでノスタルジックな雰囲気を楽しんでいただけると思います。
近くには瀬田川洗堰・水のめぐみ館アクア琵琶・南郷水産センター・ライダーズカフェMM・立木観音・寿長生の郷・石山寺など観光スポットや飲食店もあります。
3月末まで開催されていますので立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
ツーリングプランの参考にしてくださいね。
今回はここまで!次回もお楽しみに。
【観光情報】
場所:大津市関津1丁目16付近
当施設からの距離 / 時間:40km / 約70分(さざなみ街道使用)
料金:無料
駐車場:関津自治会館の無料駐車場に停めてください
※周辺道路は農道なので駐車禁止です