こんにちは。カイザーベルクびわ湖　支配人の岸です。
今日は「秋の遠足ツーリングpart2」ということでカイザーベルクびわ湖のスタッフ達とマスツーリングに出かけてきましたのでご紹介します。

前回のマスツーリングはまさかのスタートでスタッフ長島がリタイアということになり、翌週の11月2日（木）の定休日に「秋の遠足ツーリングpart2」と銘打ち、慰安マスツーリングに行くことにしました。
前回のツーリングはスタッフ岡森の提案でしたが、今回のツーリング目的地の提案はこの私。
目的地は私が大好きな趣味の戦闘機を無料で楽しめる「エアパーク 航空自衛隊浜松広報館」

高速道路で片道200km走り「エアパーク航空自衛隊浜松広報館」を楽しみ、静岡県のご当地グルメ「さわやかのげんこつハンバーグ」でお昼ご飯を食べ、時間があれば最寄りにある「ヤマハコミュニティーセンター」か「スズキ歴史館」を楽しむというツーリングを企画しました。
前回バッテリーの寿命に泣いたスタッフ長島のモトグッチV7は問題無し。
私のVFR800F・スタッフ岡森のMT-09もチェーングリスアップ・運行前点検もバッチリ！
今回は脱落者がでることなくカイザーベルクびわ湖を8:30に出発できました。
彦根インターから高速に乗り1時間ほどでスタッフ金井との待ち合わせ場所「養老サービスエリア」に9:30に到着予定でしたが...さざなみ街道がなぜか大渋滞（大汗）
間違いなく間に合わないので30分以上遅刻するならスマートディスプレイから電話をかけることにして、安全運転で「養老サービスエリア」にちょうど30分遅れで到着。
実は金井も9:30予定に間に合わず9:43着だったそうなので全員遅刻です...
まぁグダグダですが仲間うちのことですし、安全運転でトラブルがなければそれで良し！
ということで今後のツーリングプランと次の休憩ポイントを「美合パーキングエリア」として4台千鳥走行で浜松に向かいました。
休憩ポイントの「美合パーキングエリア」ではスタッフ岡森はプレミアム生クリームソフトクレミアという高級ソフトを食べ、その他のメンバーは珈琲で休憩。
道中、風は強くカウルやスクリーンの無いモトグッチ V7を駆るスタッフ長島は大変そうでしたが、12:15に目的地の「エアパーク航空自衛隊浜松広報館」に到着！
平日にバイクで来る人はそんなにいないだろうと勝手に思っていましたがバイク駐車場は満車...
やはりバイク乗りはメカ好きな方が多いということですね（笑）
こちらの施設は浜松基地内にあり、現在の航空自衛隊を知ってもらおうと実物の戦闘機や装備品の展示をはじめ航空機をを使用したシミュレーターやシアターなどを備えた全国でも珍しい航空自衛隊のテーマパーク。
建物の裏手には浜松基地の滑走路が広がっており、当日もたくさんの戦闘機ファンの方々が撮影に来ていました。ちょうど金網があるので金網の網目から撮影、もしくは3段の脚立を用意して撮影できます。
いつも各務原にある岐阜基地に飛んでくるT-4はこちらから飛んできており、我々の到着と同時に滑走路では救難捜索機 U-125Aがタキシング(自らの動力で移動すること）を始めるところで我々の目の前で離陸していきました。
また屋外展示エリアには地対空誘導弾ナイキJ・C-46輸送機・救難ヘリコプターH-21B・F-104J 要撃戦闘機（無人標的機UF-104J仕様）が展示してあり、特にH-21Bは独特な形状でエヴァンゲリオンにも登場するヘリコプターのモデルなので皆さまもご存じではないでしょうか？
建物の中に入る前から航空機好きとしてはたまらない装備が楽しめ、建物内部の展示物を楽しみにしながら中へ。
建物の中に入るとアルコール消毒装置やパイロンに至るまで、全て飛行機仕様で超かわいい♡（このあと売店でこのパイロン売ってないか探しましたが非売品のようです）
さっそくお目当ての展示格納庫の見学です。
こちらには歴代のブルーインパルス・航空自衛隊で使用されていた名機がずらりと並ぶ飛行機展示場でコクピットにも座れるよう見学ラダーが用意されているものもあり、メンバーを置いて真っ先に向かったのは先に引退したF-4EJ改（ファントムⅡ）440号機。
こちらの機体は航空自衛隊向けの最終号機、また同時に計5195機生産されたF-4ファントムシリーズの最終号機でもあります。
航空ファンからの愛称は「シンマル」でマークは最後まで使用されていた第301飛行隊。
屋内展示されているのは浜松と岐阜くらいでしょうか。
当日は航空自衛隊パイロットOBの方が説明にあたられていましたが、ファントムに興奮している私をみて閉鎖されていた見学ラダーを開放してくださり内部の撮影をさせていただきました。
向かい側にはブルーインパルスカラーの現行機T-4！
こちらはコクピットに搭乗できるとのことなので搭乗体験させていただきました。いつも岐阜基地で撮影しているT-4のコクピットに乗れるなんて...
このあと他のメンバーも乗って記念撮影をしました。
コクピットの計器類はリアリティーがあり、興奮していて視野が狭くなっていました...
T-4のコクピットの先に見える機体はまさか！
そこに見えたのは滋賀県では陸上自衛隊 大津駐屯地にしかなく、普段は見学できない三菱F-1支援戦闘機。
「おおっ！なんでこんなレアな機体がこんなところに。スゲーっ！」
とバシバシ撮影していたところ航空自衛隊パイロットOBの説明員の方が笑顔でこちらに...
「乗るか？」
「マジですか！乗せてくれるんですか。」
ということで、またもや閉鎖されていた見学ラダーを開放してくださり搭乗させていただけることに（涙）
この説明員の方は元F-1支援戦闘機のパイロットだったそうで、こちらの機体は福岡から爆弾を積んだまま浜松基地に来たそうで、搭乗できる機体は全国でもこの機体だけだそうです。貴重なお話をたくさんお伺いすることができました。
その中でも特に驚いたのはこの機体はマッハ1.6（時速1,976km）出せるので浜松から京都まで、なんと！6分で行けるそうです。バイク乗りからしたら想像もつかない速さですね。
あまりにはしゃいでいる私をみて、外からスタッフ岡森が記念撮影してくれました。自分でみてもわかるほど満面の笑みです（汗）
この他にはとっても貴重なF-86Dセイバー・F-104J 要撃戦闘機スターファイター・旧ブルーインパルス搭乗機のT-2＆F-86F・Kawasaki V-107ⅡA-5救難ヘリコプター「しらさぎ」・零式艦上戦闘機52型甲・戦闘機のエンジン・弾薬・ミサイルなど普段はお目にかかれない貴重な装備品を楽しめました。
※語り始めるとブログ記事が3つくらいになりそうなので省略します
このあとは全天周シアターの予約（1上映の定員は120名）をして展示室へ。

●展示室1F
現役で日本の空を守るF-2戦闘機の実物大のモックアップが用意されていたり、航空自衛隊の部隊構成に加え先ほどご紹介したF-1支援戦闘機のカットモデルなどが置いてありました。
メカ好きの私をしてはF-1支援戦闘機の内部構造が昔ながらのワイヤーコントロールであったり、機器が収まっている場所が意外な場所だったりと楽しむことができました。


●展示室2F
航空自衛隊が運用する航空機の模型や装備品（基地警備用装備品・ミサイルなどを見ることができました。
●展示室3F
シミュレーター・喫茶店の他に政府専用機で使用された実物の内装などが展示されていました。
皆がそれぞれ展示物を楽しんだあとはドーム型のシアターでブルーインパルスが飛ぶ迫力満点の映画を楽しむことができました。

このような感じで「エアパーク航空自衛隊浜松広報館」を楽しみました。
中はとても広く、展示物も多かったこともあり気が付けば2時間たっていました。
今回は片道3時間かかることを考えると、静岡県のご当地グルメ「さわやかのげんこつハンバーグ」を食べに行かないとツーリングタイム内に帰宅できそうにありません。「ヤマハコミュニティーセンター」「スズキ歴史館」は来年のツーリングで行くことにしてお昼ご飯は高速道路入口に近い「さわやか 浜松高丘店」へ。
到着するとさすがは静岡県にしかない有名店。
店内に入ると待ち客がいっぱいで整理券をもらって待つこと30分でようやく店内に入ることができました♪
スタッフの中には「さわやかのげんこつハンバーグ（1,350円）」を食べたことのないという者もいたので全員げんこつハンバーグソースはオニオンソース（デミグラスソースも有り）で注文しました。
「炭焼きレストラン さわやか」は静岡県内にチェーン展開するステーキ・ハンバーグレストランで今回注文した「さわやかのげんこつハンバーグ」が看板メニュー。牛肉100％のひき肉（250ｇ）を備長炭で焼き上げ、客席で仕上げをしてくれる絶品のハンバーグを提供してくれるライダーに人気のお店です。

待つこと数分...店員さんがハンバーグを持ってきてくれました。
こちらでは最後の仕上げを店員さんがやってくれます。
縦半分にハンバーグ切り分けフォークとナイフで熱々の鉄板に押し付け焼き加減を調整してくれ、最後にオニオンソースをかけて完成です。
鉄板にソースがかかりジュージューという音がたまりません。
完成したハンバーグがこちら！
皆の前にハンバーグが揃ったところで自撮り集合写真を撮ろうとしていたら店員さんが気を利かして記念撮影をしてくれました。
ありがとうございます♪
それではいただきます♡
中は少し赤みがかった絶妙な焼き加減で和風のオニオンソースとの相性も抜群。
地元の方はお肉本来の味を楽しむため半分は塩コショウをかけて食べるのらしいのですが、今回はさわやか初心者もいるのでオニオンソース全かけで食べることにしました。
げんこつハンバーグを口に入れる思わず笑みを浮かべてしまうほどの美味しさで、弾力のある肉の食感と噛めば噛むほどに肉汁があふれ出し最高！
付け合わせのゴロッとした野菜・ごはん・ハンバーグの順番でバクバク食べ進み、あっという間に完食。
「ごちそうさまでした」
このあとは豊田上郷SA・養老SAで休憩を取りながら滋賀へ。
養老SAからは高速道路も混んでおり、皆自身のペースで帰宅。
私とスタッフ岡森は寒い中、高速道路を走ってきたこともあり長命寺温泉でゆっくり体を温めてから帰宅しました。
とこのような感じでカイザーベルクびわ湖スタッフ全員で走行距離420km・12時間の「秋の遠足ツーリングpart2」を楽しんできました。
今度は他のスタッフがマスツーリングの企画をして遊びに行く予定にしていますので、次回もお楽しみに。

【観光情報】
●エアパーク 航空自衛隊浜松広報館
場所：静岡県浜松市西区西山町無番地
当施設からの距離 / 時間：205km / 180分
営業時間：9:00～16:00
定休日：月曜日・毎月最終火曜日・3月第2週の火曜日～木曜日・年末年始
料金：無料

●さわやか 浜松高丘店
場所：静岡県浜松市中区高丘西3丁目46-12
当施設からの距離 / 時間：201km / 175分
営業時間：11:00～23:00（土日は10:45～23:00)