カイザーベルク びわ湖 BLOG

おじキャン△ ~第11話 おNEWのテント~

こんにちは、カイザーベルクびわ湖の木上です。
今回はテントの試し張りをかねたディキャンプツーリングに行ってきましたのでご紹介します。

昨年、レッドバロンの営業店からカイザーベルクに異動の際に餞別でテントをいただいたのですが、なかなか使う機会が無く、箱にしまったままでした。
愛車W650が走行距離60000kmを超え、前後スプロケットとチェーンを交換しましたので慣らし運転を兼ねてディキャンプツーリングに行ってきました。

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今回の目的地はR477沿いにある栃本河川公園です。
この場所はキャンプ場としては表示されていないのですが、バーベキューやキャンプが無料でできる公園です。
周山街道(国道162号)の起点、福王子交差点から3つめのトンネル(笠トンネル)を抜け、府道363号、362号を進みます。
国道沿いに走ってもいいのですが、府道363号は杉林に囲まれ川沿いをのんびり走れる好きな道のひとつです。
ただし山間部を走るため熊の注意看板があったり、携帯の電波が届かない所があったりするので行かれる際は充分注意してください。20240930_212248-COLLAGEb.jpg

ただ通りすぎるだけではもったいないルートなので、途中で河原に降りたりとか、寄り道したりとかして楽しみながら進んでいきます。

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府道を抜けて国道477号に合流してしばらく走ると、自宅から約35km・寄り道しながら約1時間半で栃本河川公園に到着しました。

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車・バイクの 乗り入れが可能・芝生が綺麗・トイレ設備有りなど、これだけのシチュエーションが無料で使えるのはなんとも嬉しい事です。
で、今回のテント設営ですが、泊まりではなくディキャンプ。それとわたしにとっては久し振りの新型テントなので、以前から使っていたテントとの張り比べをしてみたいと思います。
まずは、旧型テントから...

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いわゆる三角テントです。
メーカー不明、製造年不明(40年前には手元にありました)
テント底部四か所をペグで固定。
張り綱の位置をポールでおおまかに決め、ペグ打ち込み。
ストレートポールをまず一本立て、もう片方も同じ様にして張り綱を調整。
はい、完成です。

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ただ、昔のテントは底がないんです。
ブルーシートを敷きます。

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~良い所~
●天井が高い
●かっこいい!(個人的主観と思い出補正が100%ブーストかかってます)

~いまいちな所~
●夏は凄く暑い(メッシュ部が無く、通気窓ひとつ。)
●設営に慣れが必要
●一度設置すると移動が困難
●床の隙間から虫や雨が入り易い
●重い

次に新型テントです。
バイク用品でも有名なディトナの「ハーフドームテント」!
はじめての設営なので説明書を読みながらの作業になります。
テント本体を広げ。
ゴムひもでジョイントされてるポールを組み立て。
底面四ケ所を固定しテントのフックを引っかければ...
はい、本体の完成です。

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説明書を見たのは、はじめだけであとは極簡単でした。
付属のフライシートを被せて、張り綱の調整で完成です。

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~良い所~
●本体メッシュとフライシートの組み合わせで夏でもそんなに暑くない(まだ宿泊してないので断言はできないですが...)
●設営が簡単
●設営後でもフライシートを張る前なら移動が簡単
●床面一体式なので、虫や雨が入りにくい

~いまいちな所~
●まだ宿泊には使っていないので、今のところは何とも言えないですね。

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ふたつのテントを較べれば旧型テントのいまいちな所を新型テントは全てカバーしてくれています。
道具としての進化は素晴らしいですね。
設営時間も短く、設営場所の自由度も高く、フライシート前室で雨天の調理も苦にならないなど、圧倒的に新型テントの方が使い勝手が良いと思われます。
これからキャンプツーリングを考えている方にもおすすめできます。
だがしかし!次回、自分でキャンプツーリングに行く時にどちらのテントを持って行くかと考えると迷ってしまいます。

なぜなら...旧型テントはカッコいいんです!!

キャンプ場でドームテントやアースカラーが並ぶ中で黄色い三角テントが立っている所を想像すると何とも言えないですね。
スイマセン。
先程書いたように個人的主観と思い出補正100%と自己妄想が入り混じった感想なのであまり参考にはしないで下さい(汗)
充分に楽しんだ所でコーヒータイムです。
小さなガラス瓶はアルコールストーブの燃料、白いボトルはコーヒー、ポットには沸かす時間短縮の為のお湯が入っています。

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アルコールストーブは明るい所では炎が見え難くガスストーブのようには音がしないので、注意しながら前回購入したダイソーのコーヒードリッパーを使いコーヒーの出来上がりです。

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今回ご紹介した栃本河川公園のように予約が不要、無料でキャンプができる静かな所はなかなかありません。
利用者にとって本当にありがたい公園です。
利用者のマナーが悪いとキャンプやバーベキューの利用が禁止になることがあります。
管理者の方に感謝して焚き火の際直火をしない・ゴミはすべて持ち帰るなどのルールとマナーを守って楽しみましょう。

荷物を片付け、国道477号から国道162号経由で無事自宅へ。
走行距離約70km・8時間のデイキャンプツーリングでした。

【観光情報】
●栃本河川公園
場所:京都市右京区京北栃本町20
当施設からの距離/時間:80km/約150分

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