巳年なら行かねば!京都七福神の弁天様がいる出町妙音堂
こんにちは、カイザーベルクびわ湖の木上です。
明けましておめでとうございます。
色々な方にお世話になりまして、お陰さまで昨年末でカイザーベルクびわ湖に赴任し丸一年となりました。
本年もより多くのお客さまにご来場いただけるよう、がんばっていきますのでよろしくお願いします。
さて、今年は巳年ということで、ヘビにちなんだ京都の出町柳(でまちやなぎ)にある「出町妙音堂」へ初詣に行ってきました。
「出町柳」て何処?と思われる方もいらっしゃるでしょう。京都市内を流れる鴨川の北部、賀茂川と高野川の合流するY字の付け根辺りになります。Y字左側が賀茂川(かもがわ)、合流地点より下流を鴨川(かもがわ)と呼び、同じ呼び名ですが漢字が変わります。
自宅近くから鴨川の土手沿いに北へ向かいます。1月3日当日は青空と白い雲がきれいな正月晴れとなり、気持ちよく進んで行けました。
途中で「飛び石」があり対岸へ渡ることもできます。
ここの「飛び石」は亀がデザインされていました。他にも舟形、千鳥、おむすび等があり、観光ポイントとして有名ですし、映画やドラマでも撮影に使われたりもするので見た事のある方もいらっしゃるでしょう。夏には子どもたちの遊び場にもなってます。
鴨川土手沿いに進んで写真を撮っているのですが、土手沿いはオートバイの乗り入れは禁止されています。
なので、今回のブログの相棒は・・・
嫁の愛車を拝借・・・
ヤマハ発動機製・・・
型式:X562・・・
通称:PAS で行ってきました。
お正月なので駐車・駐輪場が混むのではないかと思ったのと、普段の運動不足解消の為に。
アシスト自転車なんか運動にならん、との声もある思いますが、生暖かい目で見てやってください。
バイクで行く場合は大きな橋の近くに何か所か駐輪場がありますので、そちらをご利用いただき徒歩で散策をお願いします。
そして、やっとたどり着きました。賀茂川と高野川が合流し鴨川になる三角州。(通称:鴨川デルタ)この辺りが「出町柳」です。ここも「パッチギ!」「鴨川ホルモー」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」「けいおん!」などのロケ地で有名ですね。
近くには下鴨神社があるのですが、あまりにも人が多すぎるので今回はパス。(PASだけに・・・・・・)
出町橋の西詰に石造りの鳥居を構えたこちらが「出町妙音堂」。人出が多いと思ったのですが、朝8時でまだ時間が早かったのか、下鴨神社に行かれる方が多いのかで割と空いていました。正式名称を「青龍妙音弁財天」といい、京都七福神に数えられる「妙音弁財天」を祭神としています。通称「弁天さま」ですね。
ちなみに、京都の「七福神めぐり」にはいろいろとありまして。
○京都七福神
○京洛七福神
○都七福神
○京の七福神
等があり、各々で社寺のパターンが違う様なので、また調べてみたいと思います。
ヘビは弁天さまの使いとされているので本殿横にはヘビの瓦があったり、沢山のヘビの絵が奉納されています。
本格的なものもあれば寄贈されたものでしょうか、いろんなヘビがあってなかなかユニークですね。
後ろに周ると六角堂があり、弘法大師作の御本尊が祀られているそうですが残念な事に閉門されていました。年2回春と秋に御開帳されるとのことでした。
この六角堂を年齢の数だけ回りながらお参りすると願い事がかなうと言われていますので、回らせていただきました。
途中で小さな女の子もお参りをしながらお母さんと
「いくら回ったらいいの?」
「5周回ったらお願いごとしなさい」
と、話していました。
(おじさんは君の10倍以上回らないといけないんだな......)と思いながらも約20分かけて回りながら、商売繁盛、お客様の健康と安全、家内安全、無病息災、金運アップ等々......と考えて、ふと思いました。そうか、年を取ってくると煩悩や欲望が多くなって来るから、より多く回らないといけないのかなと。回り終わった時には、多くは望まず、健康第一をお願いしてきました。
寺務所により「おみくじ」をひいてみます。
ここ出町妙音堂のおみくじは辛口で「京都で一番キツイみくじ」とされて「凶」の出る確率がかなり高いそうです。正月だからサービスしてるのでは?と思いながらも、前に並んでられた3人の方全員が「凶」。ドキドキしながら引くと、
「小吉」でした。
よし!かなり良い方だと思います。ただ、内容は「このみくじははなはだ難しい、人にたぶらかされるおそれあり、毒となる人と薬になる人の見極めが難しい」等々となかなか厳しいお言葉が書かれていますので、気を引き締めていきたいと思います。
では、みなさま、本年もよろしくお願いいたします。
【観光情報】
●出町妙音堂
場所 : 京都市上京区青龍町266-3
当施設からの距離/時間 : 50㎞/約90分
時間 : 24時間