皆さんこんにちは！カイザーベルク三河・寺部海岸の長島です。
今回は愛知県常滑市にある「やきもの散歩道」に行ってきましたのでご紹介します。

今回皆さんにご紹介するやきもの散歩道は迷路のような路地を散策していくのですが、その道中には多くの陶製の物が並べられており、その中でも地面と壁一面に陶製の物がある土管坂が有名です。
今回はこのやきものが並んだ散歩道を散策していき、独特な風景や雰囲気を楽しんでいきたいと思います。
では早速見ていきましょう。
やきもの散歩道に到着するとすぐに招き猫のやきものたちが出迎えてくれました。
この招き猫がたくさんいる場所は「とこなめ招き猫通り」という名前の場所で、御利益陶製招き猫と本物そっくりの猫がいます。
今回は数が多いので２匹の招き猫だけ抜粋してご紹介いたします。
まず1匹目は「健康長寿」の御利益がある茶色い招き猫です。
この招き猫は満面の笑みで首輪に鈴が付いていてかわいいですね。次の2匹目は「開運招福」の御利益のある招き猫になっています。
こちらの招き猫も満面の笑みでかわいいですが、2匹目の方はアニメや漫画に出てきそうな猫ですね。
そしてなんと御利益陶製招き猫が並ぶ通路の頭上からは、巨大な招き猫がひょっこりと顔を出しており、名前は「とこにゃん」というそうです。
とこにゃんは幅が6.3メートルで、高さは3.8メートルもあるので大きさに驚きですね。
また、写真だと見えにくいのですがとこにゃんの前には本物そっくりな陶製の猫が２匹おり、とこにゃんのことを見つめています。
その後とこにゃんを見終えて散策を続けていると、どこからか美味しそうな匂いがしてきました。
匂いを頼りに道を進んで行くとそこには「だんご茶屋」という、昔ながらのお店を発見したので団子を食べて休憩をすることに。
ここの団子は醤油団子がベースになっており、海苔が巻いてあるのが「磯辺団子」で、鰹節が盛り付けられているのが「ネコ団子」です。
そして団子の醤油には「たまり醤油」を使っていて、江戸時代の頃から使われている醤油で味付けがされています。
やはりスーパーなどに売られているみたらし団子を見ると食べたくなりますが、焼きたてで作ってくださる団子は匂いも味も別格で美味しいですね。
この3種類の団子を食べてお腹を十分に満たし散歩を再開しようと思ったのですが、今度は「俺の金の焼き芋」という焼き芋屋さんがあり、気になったので行ってみました。
メニューを見ていると常滑焼の土管で焼いた蜜たっぷり焼き芋が美味しそうだったのでこちらもいただくことに。
土管から焼きたての焼き芋をいただき、焼きたてで熱々な焼き芋と蜜の甘さで冷えた体が温まりました。
これで準備は万端ですね。
ようやく散歩を再開すると焼き芋屋さんの脇道に土管を発見しました。このように常滑市のやきもの散歩道の通路には、多くのやきものが配置されているので、散歩を楽しくする為の工夫やアイディアが散りばめられており、散歩を普段しない人でも楽しむことができます。
そして今回もしも散歩の途中に紅葉があったらついでに撮影をしようと思っていたので、やきものと紅葉の２つを探しながら散歩していくと、いくつかの紅葉を見つけたのでまとめてみました。
この紅葉は色付きはバラバラですが黄色の葉や赤色の葉など色とりどりで綺麗です。
まだ緑の葉もたくさんあるので今後に期待ですね。
他にも紅葉を見つけたのですが、こっちの紅葉は黄色で統一されていて迫力がありとても綺麗ですね。
紅葉狩りを軽くして散歩コースの番号に従って歩いて行くと、お屋敷の前に着きました。
ここの壁は凄いですね、お屋敷側が石垣で反対側にはやきものがずらりと並んでいます。
また、地面にもデザインがされていて見応えがありますね。そしてお屋敷の前を抜けて行くと次は土管坂にたどり着きました。
この土管坂には明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶がつまれているそうです。
この土管坂は「ふるさとの坂道30選」に選ばれているようで、普段の生活ではこのような風景は見られないので、常滑市ならではの風景で面白いですね。土管坂での撮影を終えて先に進むと次は展示工房館です。
ここはやきものと窯について学ぶことができる場所になっております。
このスポッドのすぐ近くにはやきもののモニュメントがあり、これは右側から見るか、左側から見るかでデザインが変わります。
今回は右側から見たモニュメントの写真です。
その後モニュメントを楽しんだ後は登窯を見に行きます。
この登窯は昭和４９年まで実際に使われていて、現存するモノの中で日本最古で最大級のモノになるそうです。
登窯の周辺を見学できるのですが確かに面積が大きく、煙突の数や焚き口なども多くなっており、真焼製品がここで焼かれていたそうなので、壺などのやきものを多く使用していた時代に大活躍した窯でしょうね。
そして登窯を見終えて散歩も終盤になり、歩いていると煙突を見つけたのですが、その煙突の上にはなんと紅葉している木を発見しました。

この煙突の上で木が育つのも凄いですが、真っ赤に紅葉をしているのと同時に夕陽の赤色にも染まっていて綺麗ですね。
近くで紅葉を見てみるとモミジでは無さそうなので、調べてみるとどうやら「ハゼノキ」という名前だそうです。
散歩の最後に煙突の上で真っ赤に紅葉をしたハゼノキを見られて驚きましたね。
今回の散歩はやきものが通路に並んでいる独特な風景や雰囲気を楽しめたのと、美味しいモノを食べて、綺麗な紅葉も見られたので大満足な散歩になりました。
なので皆さんも是非やきもの散歩道に散歩に行かれてみてはいかがでしょうか？
今回のブログは以上です！
次回のブログもお楽しみに。

【観光情報】
場所：愛知県常滑市栄町
当施設からの距離/時間：41ｋｍ/90分