ツーリング日誌~名水探し 後編~
みなさん、こんにちは。カイザーベルク御宿・月の沙漠の梅津です。
前回に引き続き、志駒不動のお水を求めて、今回は後編になります。
前回、清澄養老ラインの途中で寄った「四方木不動滝」からまた再出発します。
少し離れた「四方木ふれあい館」の駐車場のカブに乗り、いざ出発。
相変わらず道は狭く、路面も所々凸凹がありますが、しばらくすると、舗装されてきた道が出てきました。
周囲を見渡すと、
山々が連なる風景を目にすることができます。
そのあとは、国道465号線を走ります。
途中、「駄菓子」と大きく書かれていた駄菓子屋さんを発見。
他のライダーも休憩しながら、駄菓子を買われている光景を目にして、「今度行ってみよう」と思いつつ、その場をスルー。
振り返ってみると、ちょっと惜しいことをしてしまったなと思いながらも、今度のツーリングブログで紹介してみようと思いました。
さて、またしばらく走っていると、
到着しました。
こちらが目的地の「志駒不動」の水取り場です。
内房の海岸線から少し内陸に入った所にあり、水汲みに行った当日は、車が何台も停まっていて、たくさんの人が水を汲みに来ていました。
こちらの水汲み場には、トイレも完備(そして、キレイな洋式トイレでした)
ツーリングの途中で、トイレ休憩も兼ねて、名水を飲むなんて乙なことも出来そうです。
さて、というわけで、自分も水を汲みます。
ペットボトルを片手に近づいてみると
「バババババっ・・・」と蛇口から勢いよく水が出ています。
「うわっ!?水が出っ放しだ!?」と慌てて閉めようとしますが、
よく見ると、ハンドルが最初から外されていました。
地元の方が設定しているのだと思いますが、「もったいないかも・・・」と思ってしまうところ、自分は貧乏性なんだなぁと痛感しました。
ちなみにですが、水が出ているシンクが2つ1セットの2組ありますが、そのシンクに挟まれる形で、真ん中に賽銭箱が鎮座しております。
ご利益をいただく為にも自分も賽銭箱の中に20円を入れました。
また余談ですが、賽銭箱に入れる金額は、自分が他の人から聞いた話では、「二重にご縁がありますように」とのことで、20円の賽銭を入れました。
…しかし、気になって帰ってから調べてみたら、
「10円=『遠縁(とおえん)』なので、入れるのは、避けた方が良い」
「また、500円=これ以上大きい硬貨(効果)が無い。」
とのことで、10円と500円は避けた方が良い賽銭と言うことが判明しました。
調べてみてから「本気で失敗した。」と思いました。
でも、こうやって初めて知ることが出来て次に生かそうと考えたら、なんだか水取りしてきて良かったのではないかなと思っています。
では、水も汲み終わったので、後は帰ろうとバックをよいしょとかつぎあげると、「ずしっ」と重量感がありました。
それもそのはず、7kgを背負っているのですから。
「もう少し、ペットボトルを減らして来ればよかった。」と、思いつつも「せっかく汲んだ水だ。全部持ち帰ってやる。」と、最後の最後まで貧乏性な自分だなと思ったツーリングでした。
失敗することもツーリングの醍醐味の一つ!
「あの時、あんなことがあってさ…」という笑い話にも出来る所がバイクに乗っているからこそできる面白さ。
皆さんも是非、ツーリングで楽しい思い出や失敗談などをお土産にカイザーベルク御宿・月の沙漠まで足を運んでいただけたらな、と思います。
房総半島ツーリングの際には、遊びに来てください!!