【お知らせ】雑誌「ライダースクラブ」バックナンバー、蔵書に追加
みなさんこんにちは。カイザーベルク御宿・月の沙漠支配人の脇阪です。
今回は、当施設のバイク雑誌の蔵書についてご案内いたします。
当施設の1階から2階へ続く階段の踊り場には、1階の本棚に置いてあるバイク雑誌のバックナンバーを保管する蔵書コーナー(本棚)があります。
閲覧自由のこの蔵書コーナーに、今回はひときわ古い往年のバックナンバーが追加されましたのでご案内いたします。
それは1983年の「ライダースクラブ」!
1978年から刊行されており、現在も続いているエンスージアスティックなベテランライダー向けの雑誌ですが、今回当施設に納入されたのはその1983年のものです。
実はこれらのライダースクラブは、レッドバロン静岡1号店の店長がレッドバロン本社に送付したもので、そこから各カイザーベルクに分配されたものです。
当施設に置いてあるのは、1983年の1月号から12月号までです。
今から37年も前のバイク雑誌ということもあって、最新モデルとして誌面で取り上げられているのは今では立派な「旧車」と呼ばれるカテゴリーのバイクばかりです。
そのラインナップは様々で、世界初のアルミフレーム採用量産バイクとして有名なスズキRG250ガンマや、ホンダが今なおVFR800で使い続けているエンジンの礎となったV型4気筒を搭載しているVF750Fのようなメジャーなバイクのほか、ホンダCBX1000の空冷並列6気筒エンジンを搭載したスイスのコンプリートマシン・エグリターゲットマグナムCBXや、981㏄の空冷3気筒DOHCエンジンを搭載したイタリアのラベルダ1000RGSといった、今ではほとんど見ることのない極めて珍しいバイクの特集が組まれています。
記事以外にも、雑誌のところどころに入れられたバイクやバイク用品などの広告にも注目です。
この時代はメーカーが各自の路線と独自の技術で こぞってバイクの高性能化を目指しており、広告部分にそれらの機構とそれを採用したバイクが いかにすごいかが熱心に語られています。
広告なのに文章が記事のコラム並みに多く、読みごたえがあります。
今となっては古臭い,廃れた技術でも「昔は昔であれこれがんばっていたんだなあ」としみじみと思います。
これらのライダースクラブバックナンバーは前述の通り、1階と2階をつなぐ階段の踊り場にある本棚に置いてあります。
これらの蔵書は館内の各お席やレンタルしたお部屋に持ち込んでお読みいただけます。
ただし、このバックナンバーは非常に貴重なものなので、汚損等取り扱いには十分お気を付けください。
また、館外への持ち出し・持ち帰りは固くお断りいたします。
今回追加されたライダースクラブのバックナンバーは、当時のバイク事情を知るには最高の資料です。
40年ほど前のバイク事情に興味がある・知りたいという方は、当施設にお越しの際にぜひ手に取ってみてください。