サイバーなトンネル⁉ 君津・蔵玉(仮設)トンネル
みなさんこんにちは。カイザーベルク御宿・月の沙漠支配人の脇阪です。
今回は、私がたまたま発見した話題(?)のスポットをご紹介します。
ある日スマホの検索サイトで「近未来感あふれるサイバートンネル的なものがある」というトピックが話題になっているのを見かけました。
その書き込みには写真が付いていたのですが、私がその記事で見たのはそのトンネルの入り口の写真だけで、どの辺がサイバーなのかよくわからず「ふーん」と思っていただけでした。
実際、その写真の場所は日本のどこかであって千葉ではないと勝手に思っていました。
それから数日後、紅葉スポットを探す為に国道465号線をバイクで走っていると、何とそのサイバートンネルの写真と全く同じ構図の場所に出くわしたではありませんか!
まさか、ここがそのサイバートンネルの場所じゃないの⁉
あの写真はまさか千葉の、しかも当方からそんなに遠くない所だとは思いもしませんでした。
きちんと記事は読んでないといけないのでしょうね。
でもどの辺がサイバーなのか、この外観では全く分かりません。
ただのトンネル工事現場です。
入ってみましょう。
そこには驚くべき光景が!
トンネルの中はアーチ状に組まれた青色のLEDが並べられており、それが暗いトンネルの中を照らしているのです。
これは確かにサイバー!
近未来感あふれる光景です。
この写真ではややわかりづらいですが、トンネルの中は結構薄暗いのでLEDの光はもっとくっきり見えます。
何と言えばいいのでしょうか、まるでSF映画やアニメでどこかにワープする時の演出の様にも感じられる場所です。
反対側に出た様子です。
このトンネルが何なのかと言えば、元々の蔵玉トンネルが現在拡大工事を行っており、その仮設のものとして設置されたトンネルです。
決してアトラクションではありません。
国道465号線の西側やループ橋のブログでご紹介した県道81号線の国道465号線寄りの所はかなり狭くて曲がりくねっており、場所によっては半分林道のようになっていたりして通行に不便なので、幅が広くてカーブの少ない新しい道をいくつかの場所で作っています。
この蔵玉トンネルもその一部で、ここやその他建設中の道が完成すれば房総半島中部南側の通行が大幅に楽になることでしょう。
ちなみにこの仮設蔵玉トンネルは交互通行であり、ガードマンの指示に従って通行する必要があります。
中で立ち止まったりするのは厳禁です。
また、夜9時から翌朝5時までは通行できませんのでご注意ください。
今回はこれまでとは一風変わった珍スポット(?)をご紹介しました。
工事が終わればこのサイバーな仮設トンネルは撤去されるでしょうから、期間限定のスポット(?)と言えるでしょう。
かっこいいこの仮設トンネルを一度見てみたいという方は、国道465号線を大多喜から西に向かってバイクを走らせてみてください。
情報
蔵玉(仮設)トンネル
位置:千葉県君津市蔵玉付近 国道465号線上