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気になるバイクをピックアップ! スズキ・ハヤブサ1300(2021年式)前篇

みなさんこんにちは。

カイザーベルク御宿・月の沙漠支配人の脇阪です。

今回は、久々となりましたが「気になるバイクをピックアップ!」の第3回をお送りします。

「気になるバイクをピックアップ!」はカイザーベルク御宿・月の沙漠に訪れたレッドバロン会員さんのバイクのうち「これは⁉」と思える様な、雑誌などで話題沸騰の最新モデルやかつて一世を風靡し今もその名を響かせる伝説的な名車などを取材して解説や紹介を行うコーナーです。

今回スポットを当てるのは、2021年にフルモデルチェンジを行い3代目となったスズキの最高速系スポーツツアラー「ハヤブサ1300」です。

1900年代後半よりカワサキはZZR1100、ホンダはCBR1100XXを開発し、大排気量大パワーで300㎞/hの領域を目指す最高速系スポーツツアラーの争いが過熱していました。

しかし1999年、スズキがそこに伝説のマシン「GSX1300Rハヤブサ」を投入し、これらのライバルをあっという間に過去の存在にしてしまいました。

今回はそんな歴史を持つハヤブサ1300の現行型をご紹介します。

上述の通り通常は当方に訪れたお客さんのバイクをお借りして取材するのですが、今回は私がよく出入りするレッドバロン茂原に置いてあった「デモ車」をお店の協力の元お借りしています。

今回の前編では、2021年式ハヤブサ1300の外観についてクローズアップします。

それでは最初は左サイドからです。

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3代目となる現行のハヤブサ1300はかねてより登場がうわさされており、外観やエンジンも全く異なるものになるのかと思いきや、実際に登場した3代目は個人的に「驚くほどキープコンセプト」だったという印象が強かったのを覚えております。

そのため、初代がデビューしてから22年後に登場したこの3代目も、誰が見てもあの「ハヤブサ」だとわかるデザインとなっています。

続いては右サイドビューです。

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極太の左右2本出しサイレンサーはハヤブサのアイデンティティの1つであり、ハヤブサが高出力の大排気量エンジンを搭載していることの証でもあります。

そのため、ハヤブサのデザインは歴代を通じて左右対称となっているのが特徴です。

また、フロントカウルをよく見ると先代のモデルに比べてだいぶ細かく部品が分かれていることに気付きます。

大型化したエアアウトレットには色の違うスリットがつけられていたり、その縁にはシルバーの加飾が付けられていたり、さらにはタンクの下にはエンジン熱で熱くなるフレームに直接足が当たらないようにするためのカバーが付けられていたりと枚挙にいとまがありません。

次はリアビューです。

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リア周りに関してはこれまでのハヤブサに比べて大きくデザインが変えられており、ブレーキランプが左右に振り分けられた2眼タイプになりました。

また、ウインカーもブレーキランプと同じケースに入れられたものになっております。

ちなみに灯火類はヘッドライトや前後ウインカーも含めて全てLEDで作られております。

続いてはフロントビュー...と言いたいところでしたが真正面からの写真を撮り忘れてしまいました。

代わりにヘッドライトに設けられた特徴的なポイントを紹介します。

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ちょっと見えにくくて申し訳ないのですがこれはヘッドライトの部分をアップで撮ったもので、サイドカウルにも書かれている漢字の「隼」の文字が何とヘッドライトのハイビームのケースの上にまで書かれているのです!

これは細かい!

ぜひともハヤブサ1300のオーナーになったらバイク仲間に見せびらかしたいポイントでもあります。

ちなみにこのハヤブサ1300に私が跨った図がこちらです。

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ハヤブサは歴代通じて「どちらかというとGSX-Rなどスーパースポーツ寄りのスポーツツアラー」を評されることがありますが、それがこのライディングポジションにも表れていると思います。

というのも、私が以前乗っていたカワサキZZR1400に比べてハンドルはだいぶ手前にあり、また低い所にあるため乗車姿勢はより前傾が強くなり若干きついポジションという印象を受けたからです。

たしかに車重や車格を踏まえてもこの姿勢を強いるハヤブサでの街乗りはきついと思いますが、その分ハンドルを持った状態で上半身を自在に動かすことができ、ワインディングなどでは積極的に全身を使って荷重移動を行うことができるでしょう。

ちなみにステップに足を置いたときの膝の曲がり角はそんなにきつくありません。

高速巡行時は高いウインドプロテクション効果も相まって非常に楽だと思います。

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ちなみに足を伸ばした写真です。

2021年式のハヤブサ1300のシート高は800㎜とだいぶ高い数値ではありますが、スズキ車は総じてシートの前の部分を細くして停車時足を伸ばしやすい形状にしてあるので身長168㎝で短足な私でも両足つま先で車体を支えることができます。

余談ですがハヤブサは歴代通じてサイドスタンドを展開したときの固定角度が浅い傾向がありますが、この3代目でもそこはたいして変わっていませんでした。

もともとだいぶ車重がある(装備重量264㎏)バイクなので、跨ったままサイドスタンドをかけて停めるタイプの人は注意してください。

ちなみにミラーも大きく形が変わり、先代まではミラーはミラー全体を動かして角度を調節するタイプでしたが、3代目はミラーのカバーはステーと共に固定となり、ミラーの鏡面だけを動かすタイプとなりました。

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デザインも洗練されたものとなり、より高級感が増しました。

今回は時代の最先端を駆け抜ける話題沸騰のニューマシン、スズキ・ハヤブサ1300(2021年式)の外装についてご紹介しました。

次回後篇ではメーターやエンジンや操作系統などをご紹介します。

お楽しみに!

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