【あのベンチ?】崖の上にベンチ⁉ 南房総・野島埼灯台のベンチ
みなさんこんにちは。カイザーベルク御宿・月の沙漠支配人の脇阪です。
今回は、一風変わった光景が楽しめるスポットをご紹介します。
皆さんは「野島埼灯台」に行かれたことはありますか?
ご存じの方も多いと思いますが野島埼灯台は房総半島最南端にある大きめの灯台で、有名な観光・ツーリングスポットでもあるので時期やバイク・クルマを問わず多くの人が訪れています。
当方からでしたら国道128号線をひたすら南下し、南房総市の和田町辺りで分岐する県道297号線を経由して国道410号線を走ると約1時間45分で到着できます。
そんな野島埼灯台のある海岸のさらに南の所には、何と崖の上にある(誇張表現無し)ベンチがあるというのです。
「何でそんな所に」と思わなくもないのですが、実は知る人ぞ知るそこそこ有名なスポットでもあり、野島埼灯台とその周辺に訪れた方はついでに足を運ぶ場所としても知られています。
そして例によって私はまだ見たことが無かったので、今回行ってみた次第です。
(付近の駐車場に)到着です。
明確に「バイク専用」となっているスペースは無いので、クルマ用の駐車場の空いている所をお借りします。
野島埼灯台周辺は公園の様になっており、駐車場にバイク・クルマを停めて歩きながら楽しめます。
周辺にはお食事処やおみやげ屋さんがあり、お昼の休憩にはもってこいです。
2つ上の写真の右側を歩いていくと、野島埼灯台周辺に張り巡らされた遊歩道を歩けます。
ここからしばらく歩いていくと、例のベンチのある岩礁付近に到達します。
ここがその付近です。
写真中央部に人が2人かけているベンチが見えると思いますが、これが例の「崖の上にあるベンチ」です。
周りにいる人を見たらお分かりかと思いますが、結構高い所にあります。
もっと近付いてみましょう。
この岩を上っていくのですが、階段という階段はなく、坂が比較的なだらかな部分を探して自分で上っていくことになります。
しかし本当に、どうしてこんな所にベンチを置こうと思ったのでしょうか...。
というわけでベンチのある所まで上ってきました。
正直足場は岩なので固いですが平面が少なく段差・起伏も激しいので、歩きなれない靴で来ている人は登らない方が吉です。
何の因果があって置かれているのかよくわからないベンチですが、周囲にある岩礁の荒涼とした風景とそこに唐突に現れるベンチという人工物のコントラストが、何ともいえない独特の風景を醸し出しているのは事実です。
ちなみにベンチの近くにある看板には「南房総白浜(※)サンライズポイント」と書かれています。
※「白浜」は野島埼灯台がある南房総市の町名です
遮るものの無いこんな景色のいい所からでしたら、絶好の日の出が見られるでしょう。
実際のところ、ここで初日の出を見ようとする方がいるのかどうか私、気になります!
なんとなくいそうな気がしますけどね。
灯台側(すなわち陸側)を見ればこんな感じです。
歩道を行く人がだいぶ小さく見えるあたり、ここがいかに高い所にあるかということを伺い知れます。
今回は野島埼灯台の沿岸にある岩礁の上のベンチをご紹介しました。
ここは同じ場所にいながら(向く方向を変える必要はありますが)朝日と夕日を見られる場所としても知られています。
1日の始まりと終わりを見届けられる場所なんてロマンチックな響きですね。
ちなみに野島埼灯台は、以前はコロナの影響で閉鎖されていましたが現在では再び中に入って灯台の上から周囲を見渡せる様になりました(有料)。
また、野島埼灯台の近隣には神社がありますのでぜひお参りしてみてください。
特徴的なデザインの奉納物が祀られていたりしますので、そちらもぜひご覧あれ。
景色もよくて歩いて運動もできる野島埼灯台、行ったことある方もない方もぜひ行ってみてください!
情報
野島埼灯台・岩礁の上のベンチ(朝日と夕日の見える岬)
場所:千葉県南房総市白浜町白浜630