夏のツーリングのお供になるのか?冷感シャワー使用レビュー!
みなさん、こんにちは。カイザーベルク御宿・月の沙漠の森本です。
先日薬局にて買い物をしているとこんなものを見かけたので買ってみました。
株式会社TOKIWA様から販売されている「ひんやりシャツシャワー ストロング」です。
(ストロング以外にもスタンダードタイプもあります)
衣服にかけるだけで冷感を得られるという夏向けの商品。実際にかけてみましたが、確かに涼しいです。かけ過ぎたら逆に寒くなるんじゃないだろうか、というくらいの冷感を得られました。
どうやら汗と反応して冷感を得られる仕組みだそうです。
TVでも紹介されるほどの人気商品で、こんなに簡単に涼しくなれるなら夏にはもってこいですね。
そこでふと思いつきました。
昨今、水冷ライダースジャケットなるものが流行っています。
ジャケット全体を濡らしツーリング中に冷感を得られるというサマージャケットです。
確かに炎天下だと、たとえ走行風を浴びていても暑いものです。
カウル付きのオートバイならなおさら暑く、熱中症の危険もあります。
しかしながら専用の水を循環させる特殊なジャケットですので安くとも1万円前後、高性能なものであれば5万円前後するものが多いです。
一方この「ひんやりシャツシャワーストロング」は500mlで1250円。(店舗によって多少異なる場合があります)
水冷ジャケットを買うよりはるかに安く手軽な気がします。
もしこれで効果があるなら夏のツーリングのお供になりうるかも!?
早速試してみましょう!
今回こちらの部位にかけて検証します。
水冷サマージャケットと公平を期すためにインナーシャツにはかけずアウタージャケットのみ。
ジャケット以外にライダースパンツにもかけてみました。
・腕、足 外側から
・背中、胸、腹 内外側から
・ブーツ 内側から
部位によって内側からでもかけやすいところと、外側からじゃないとかけにくいところがあったので、内外からで効果に違いが出るかの検証もしてみます。
ちなみにヘルメット内部にかけるのは危険ですのでやめましょう!
内部パーツが破損する恐れもありますし、冷感成分を多量に吸い込んで体調を崩す恐れもあります!
さて準備も整ったのでいざ出発!
ヘルメットをかぶりエンジン始動。
この段階ではやや涼しいかな、といったところ。
走り始めて1㎞ほどで明かな冷感を感じ始めました!
特に背中と胸が冷たく涼しいです。
そのあと30分ほど走りましたがずっと涼しいツーリングを楽しめました。
ちなみにこの時の目的地は道の駅「たけゆらの里おおたき」です。
中でアイスなどを食べ休憩している間もずっと涼しい感覚で、おおよそ1時間ほどで冷感が弱まってきました。
弱まってはいましたが、そのあとも強い風を浴びたときなどはいつもより強い冷感を感じられました。
まとめとしては想像よりも効果は大でした!
特に背中、胸、腹などジャケットの内側からかけられる部分には効果を強く感じられました。
一方腕や脚など外側からしかかけていない部位ではあまり冷感を感じることができませんでした。
また意外にも内側からかけたブーツもあまり効果はありませんでした。
ジャケットなどと比べて密着度が高いせいで風が入りにくいのが原因でしょうか。
水冷ジャケットと比べて安価で、既に使っているジャケットにも使用できるのでとても手軽ですね。
その上インナーにも使用できるので今回の実証以上の冷感が得られるのグッドです。
デメリットとしては効果が出にくい部位があることですが、吹きかけ方を工夫すればその部位にも効果を広げることができそうな気がします。
また1時間ほどしか効果は持たないですが、1時間以上続けてツーリングも危ないので休憩がてらスプレーをかけ直すのがよさそうですね。
大きさはおおよそ22センチ程などで荷物が増えてしまうのはどうしようも無さそうですね。
さて意外にも効果大だった「ひんやりシャツシャワーストロング」。
注意事項として
・肌に直接噴射しない
・インナーシャツに至近距離で噴射しない
・密閉空間で使用しない
・高温になる所(車の中など)に放置しない
これらさえ守れば夏の必需品になるかもしれません!
お近くの薬局で見かけたら買ってみてはいかがでしょうか。