ダム湖が公園⁉ 鋸南・佐久間ダム
みなさんこんにちは。カイザーベルク御宿・月の沙漠支配人の脇阪です。
今回は、前回の「亀山ダム」に続き、房総半島のダム巡りをしていきます。
たびたびダム紹介でも触れている通り、房総半島は山が多い分ダムも大小含めて多数存在しています。
その中でも規模が大きくて景色の良い所は観光用に整備され、公園として機能しています。
今回ご紹介する鋸南(きょなん)町の「佐久間ダム」は、ダムそのものは中規模ですがそのダム湖周辺はほぼ全周に渡って公園として整備され、特に春には桜やその他多数の花が咲き誇り、多くの観光客をもてなしています。
今回はそんな佐久間ダムとその周辺の「佐久間ダム湖親水公園」に訪れてみました。
鋸南町は房総半島の南西部にあり、御宿町とは反対側の内房エリアに存在します。
当方からバイクで行くなら、国道128号線を鴨川方面に向かって走り、鴨川市街地で分岐している県道34号線を西向きに走っていけば付近まで行くことができます。
県道34号線から佐久間ダム湖へ向かう道が分岐している所には分岐を示す看板が立っていますので見落とさない様にしましょう。
ちなみに最近どうしてダム巡りを励行しているかって⁉
当方の2階の階段にある「千葉ツーリングマップⅡ」のダム紹介のコーナーを(個人的に)埋めたいからです。
他の紹介コーナーは展示スペースがなくなってみんな別の壁に移動していますからね。
ちなみに今回佐久間ダムに行った日もいい天気でした。
...そういうことにしてください。
佐久間ダム湖親水公園がある佐久間ダム自体はそんなに堤体が大きいわけではありません。
※奥の橋の左側にあるのが佐久間ダムの堤体です
近隣を流れる佐久間川の一端を塞いで水を溜め、大雨になった際でも下流の田んぼのあるエリアに水が大量に流れ込むのを防ぐのが主な役割と見えます。
そしてご覧の通り、意図的に放水を行うゲートは特になく、あるのは水が一定量溜まるとそこから水が流れ出す構造の吐水口のみです。
実にシンプルです。
ちなみに吐水口から水があふれた場合、ここの水路を通って下流の方に流れていきます。
が、見たところだいぶ使われた様子がありません。
よくわかりませんが、台風が来てようやくあふれるかどうかなところなのではないかと思います。
また、堤体の上は道があり、その両端の門が開いていたので渡ってみました。
実際のところクルマも通れそうでしたが、正直通っていいのかわからなかったので今回はのんびり徒歩です。
ちなみに奥の右側に見える白い建物が佐久間ダムの管理事務所です。
が、ここも佐久間ダムの水路同様長らく人が出入りして使われた様子がなく、代わりに軒下にしつらえられたかなりデカいサイズのスズメバチの巣(現役稼働中)が侵入者を見張っていました。
ダムカード?(インターネットで調べてみましたが)もちろんありません。
とまあダムに関しては人の気配が(少なくとも今は)無くある意味謎の多い所ではありますが、佐久間ダム湖周辺の佐久間ダム湖親水公園に関しては春の時期の見どころとしてかなり有名とのことです。
そんな佐久間ダム湖親水公園の様子は次回お伝えします。
お楽しみに!
情報
佐久間ダム
場所:千葉県安房郡鋸南町上佐久間2576-4(管理事務所の住所)