御宿まちかどつるし雛めぐりに行って参りました！

2023年2月23日

ツーリング情報 2023

こんにちは！カイザーベルク御宿・月の沙漠の宇都宮です。
今回は、当施設から一番近い観光スポットである「月の沙漠記念館」で開催される「御宿まちかどつるし雛めぐり」に行って参りましたので、その紹介をしたいと思います！

当施設に配属されて早一カ月が経ち、大体仕事が把握する事が出来てきたので、来た時から気になっていたこのイベントを見ることができたので、その様子をお伝えできればと思います。
当施設からバイクで数分走ると到着するここ「月の沙漠記念館」は詩人、抒情画家である「加藤まさを」さんの功績を讃え、その作品を永久に保存すると共に公開することを目的としてこの記念館は建設されたそうです。

また、加藤まさをさんだけでなく、御宿にゆかりのあった文人や画家さんの作品も展示され、同時にイベントもできる機能も有しており、文化活動の館としても活用されています。
そのイベントの中一つである「御宿まちかどつるし雛めぐり」は平成18年から始まり、今回で第17回を迎えてました。
ここ三年間はコロナの影響もあり開催は中止となっていましたが、今年は満を持して開催となり、商工会女性部の方たちも力が入っていた様子が伺えました。
そういった背景もあり、今年のテーマは「再会」。
今までの作品がたくさんぶら下がっており、とっても見ごたえのあるイベントとなっておりました！
駐車場にバイクを停めて早速中に入っていきましょう！

まず最初にお出迎えしてくださったのは小さな人形が連なって「ONJUKU」の文字になった作品です。

この人形にも意味があるのでしょうか？とっても気になりますね。
検温と消毒をしっかりして見学することに。
入ってすぐの場所ではお土産コーナーになっており、月の沙漠由来のものがたくさん並んでいました！
もちろん今回の雛のつるし飾りも販売されており、どれを買うか悩みますね...。
とりあえずまずは会場に行きましょうかね。
会場に入ってみるとそこにはたくさんのつるし雛が飾られており素敵な空間が広がっていました！

一列毎に壁の様に並んでおり、その横を歩きながら作品をじっくり見れるのはとっても良かったですね。
近付いてよーくみてみると一つ一つが精巧に作られており、丁寧さと真心を感じさせるような作品ばかりで心が温かく感じました。

特に私が気に入った作品はこちら。

プチ花を大量にぶら下げた藤の花です！
ひとつが小さい花だとしてもたくさん集まるとこのような立派な作品になるのは素敵ですよね。
そんな作品達をみながら奥に進むと、とても立派なひな壇が飾られておりました。

ここまで立派なひな壇は見たことが無かったのでとても感動しました。
ひな壇の前にイスがありましたので、腰かけていると商工会女子部の方が声をかけてくださり、いろいろ質問をすると気持ちよく返してくれました。
まずはつるし雛一つ一つに意味があることですね。
入口の「ONJUKU」の作品の人形は「さるぼぼ」という名で、厄や災い、病気が去る様にと祈られ作られた意味があるらしく、また子どもに恵まれますようにという願いも込められているそうです。
他の作品も長寿や円満、健康等の意味が込められている雛飾りでいっぱいでした。

なるほど、いつの時代も親が子を思う気持ちは変わらないということですね。
もう一つ教えて頂いたことは、このつるし飾りの原点になった作品と最新の作品を教えて頂きました。
まず原点となった作品はこちらの「桃の輪かざり」です。

桃には邪気や悪霊を退治し延命長寿をもち、桃の実は女性を象徴し、女の子の厄払いとして言われているそうです。
そして最新の作品は「鯛の輪かざり」となっておりました。

3年振りに開催できたことは実にめでたい事ですし、物事を始まることを意味する「縁起」としてはいいものですからね。
もしかしたら今年のテーマの「再会」には「再開」も含まれていたのですかね。
勝手な憶測ですが（笑）
このような様子でイベントは催されていましたので、当施設に寄られた際は皆さんも一度見に行かれてはいかがでしょうか？
3/3（金）までは無料で見学することができますので是非！

【観光情報】
●おんじゅくまちかどつるし雛めぐり（月の沙漠記念館）
場所：千葉県夷隅郡御宿町六軒町505-1
当施設からの距離/時間：400ｍ/約2分
入館料：無料
駐車場：無料（非舗装となっていますので停める際はご注意してください）
営業時間：9:00～16:30
開催期間：2/11（土）～3/3（金）

P.S
見学し終わった後につるし雛を買おうと思い、悩んだ結果「プチ花で作られたチューリップ」を買いました。