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現役の棚田! 鴨川・大山千枚田

みなさんこんにちは。
カイザーベルク御宿・月の沙漠支配人の脇阪です。
今回は、鴨川市の山奥にある涼しいツーリングスポットをご紹介します。


今回ご紹介するのは「大山千枚田」!

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山の斜面を利用して階段状に構築される田んぼを「棚田」と呼びますが、米食の多い日本でもなかなか見られる所が減っているというのも事実です。
まあ、田んぼはできるだけ広くてなおかつ角がビシッとした四角形の方が現代の農作業機械で効率よく作業しやすいですからね。
それはさておき、山の斜面に隙間なくちりばめられた棚田で、しかも現役で機能しているというのが鴨川市にあるこの大山千枚田なのです。
当方からでしたら国道128号線に出て鴨川方面(西向き)に走って、鴨川市から県道34号線を北上していけば付近までたどり着くことができます。
当方からならば1時間くらいで行けるでしょう。

余談ですが私に新しい相方が加わりました。

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CT125(ハンターカブ:JA65)です。
ピンクナンバー(原付二種)なので自動車専用道路は走れませんが、軽量高機動なスクランブラースタイルの車体を活かして千葉県に多々あるほどほどの林道や林道まがいの細い県道(通称:険道)など、大型バイクでは走るのに気が引けるような道でも臆することなく踏み込んでいくことができます。
これからの活躍に期待大です。
なお、最初のカスタムとしてSP武川製の多機能液晶メーターを取り付けてあります。

DSC01965.JPGアナログのタコメーターだけでなく、「純正にもあってほしかった」とよく言われるシフトポジションインジケーターや時計も付いており、超便利です。
確かに値は張りますが、最新の高級大型バイクのメーターにも負けない機能性部品です。
ちなみにホイールの黒いスポークラップはがんばって自分で付けました。

なお、この相方に合わせて最新のROMグッズ「ゼロスⅡヘルメット」を新調しました。

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かつて初代ゼロスヘルメットを使用していた身としては、ゼロスⅡは先代に比べて機能性だけでなく高級感も大幅に向上しているという印象を受けました。
リーズナブルで気軽に使えるジェットヘルメットが欲しいという方は、ヘルメットとしての性能も十分なゼロスⅡをぜひお求めください。

話がだいぶ逸れましたが、前述の通り大山千枚田は当方から1時間くらいで行ける観光スポットです。
もちろん、ツーリングライダーにも人気のスポットです。

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大山千枚田のある山の斜面一帯にはびっちりと田んぼが敷き詰められています。
作業用通路(というか畦道)もありますが、必要最低限のレベルしかありません。

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ちなみに棚田の部分をよく見てみると稲が規則正しく並べられていることがわかります(上の写真の左下とか)。
ということは、大山千枚田では狭くても機械で農作業をやっているということが窺えます。
こんな結構な斜面に機械で乗り込んで、そしてきっちり苗を植えて稲を育てていくなんてすげーなーと感心しております。
これもまさに「職人芸」ですね。
ちなみに現在、稲は伸びていますが米粒になる「穂」はまだ付いていない様子でした。

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※カメラのズームで撮っています。立入禁止区域には侵入していません

大山千枚田は稲の生長する姿に合わせて時期ごとに多様な姿を見せてくれると評判のスポットです。
春半ばに行けば苗が植えられた水田と山々の涼しい風景が、そして秋半ばに行けば穂の付いた稲が生み出す黄金色の光景が見られます。
初夏(2年ほど前に行きました)と夏半ばには行ったことになりますので、今度は秋に行ってみたいですね。

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ちなみに大山千枚田は、時期によっては夜間ライトアップもするそうです(例年だとおおよそ10月下旬から1月初頭まで)。
また、大山千枚田近くには民家カフェもあり、そこでは大山千枚田で採れた米を使ったおむすびなどを販売しています。

当方からほどほどの距離にある景色の良い観光スポットである大山千枚田、皆様もぜひ一度行ってみてください。
ちなみに私はこの後、相方の慣らし運転をするために距離を稼ぐべく、内房に抜けてから海岸沿いを走って戻りました。

情報
大山千枚田
場所:千葉県鴨川市平塚540
※大山千枚田の棚田は実際に田んぼとして管理され、機能しているものです。
 田んぼや畦道に侵入したりゴミを投げ捨てるなどの行為は絶対におやめください。

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