みなさんこんにちは。
カイザーベルク御宿・月の沙漠支配人の脇阪です。
今回は、千葉県の林道の1つに行ってきましたのでその様子をお伝えします。

房総半島は平地が少なく山が多いということはよく知られていますが、それ故にバイクのオフロード走行が楽しめる未舗装の林道も多数存在しています。

関東、ひいては首都圏のオフロードバイク乗りならば房総半島の林道に繰り出されることも多いかと思いますが、私自身は最近ようやく相方（CT125）を手に入れたところなので、やっとそういうところにも繰り出せるようになった次第です。
相方を手に入れた際に、レッドバロン茂原の営業の方から房総半島の林道の特集を行っていたバイク雑誌の記事のコピーをもらっていたのですが、それを参考にして今回は鴨川市にある「林道柚ノ木線」という所に行ってみることにしました。

なお、私は先々週は相方で茨城県の大洗町まで行っていましたが、先週は相方で山梨県山梨市まで行っていました。
行きは御宿町→千葉市→船橋→江東区→川崎→府中→八王子→大月→山梨市ときて、帰りは山梨市→秩父→長瀞町→熊谷→鴻巣→上尾→春日部→野田→柏→八千代→千葉市そして御宿町と帰ってきました。

※山梨県山梨市の「広瀬ダム」という所です。

総行程は約630㎞でした。
1泊？いいえ、日帰りです。
朝4時に出発し、目的地でお昼をとった以外は特に食べず...でしたので、確かにお腹はすきましたが、乗っている間はそんなに疲れたという感覚はありませんでした。
むしろ下道オンリーだと相棒（CBX1000）の方がしんどかったかもしれません。
いずれにしてもいろいろ学んだことが多い、とても充実したツーリングでした。
余談ですが山梨県と埼玉県の県境にある「雁坂トンネル（有料）」はこの時期走るとトンネル内にエアコンが効いてるのかっていうくらい涼しいですね。
バイクに乗ってても暑すぎてたまらんという方はぜひ一度走ってみてください。

話がだいぶ逸れましたが、林道柚ノ木線は鴨川市のほぼ中央に位地する林道で、総延長は約6.5㎞とのことです。
当方から行くと、鴨川市清掃センター側の入口まで行くのにかかる時間はおよそ1時間です。
例によって林道付近の道は細いので通行に気を付けましょう。

ここから林道柚ノ木線がスタートします。

入って少しの間は舗装されていますが、すぐに未舗装の道になります。
とはいえ、これくらいならば最低地上高が250のオフロード車よりも低いCT125でも特に問題なく走れます。

しかし先に進んでいくと、何やら不穏な文字が...。
林道あるあるの、崩落による通行規制です。
まあそれでも行ける所まで行ってみると...、

案の定道の端が崩落していました。

ちなみにその先に歩いて行ってみましたが、これまでのグラベル（砂利）路面ではなくヌタヌタのマッド（泥）路面になっていました。
がんばればこの先へ進めなくもないのでしょうが、取り返しのつかないことになっても困るので引き返すことにしました。
実際問題1人で林道を走るのは滑落したり転倒したりした場合のリカバリーが難しいので、あまり推奨されるものではないというのも事実です。
ちなみにこのポイントは、グーグルマップでも「道」として表示されていないポイントになります。

ケータイの電波？当然の権利のごとく圏外です。
GPSは反応しますが...。

引き返して途中枝分かれしていた道の、別の方に行ってみることにしました。
左がさっき走り続けた道です。

しかしこの枝分かれした先もすぐに通行止めになっていました。
正直行ける所まで行ってみたいという気持ちもありましたが、行くなと言われた先に行ってトラブルを起こしていたらシャレにもならないのでもうこのあたりで柚ノ木線を走るのは諦めることにしました。

ちなみにこの付近には貯水池？の様なものもありました。
相方との初林道ツーリングは思うほど進めず若干心残りもありましたが、実際問題林道初心者の私はあまり無理はできないという所があります。
まあ、房総半島にはいろんな林道があるのでそういう所を走って経験を積んでいくのがいちばんでしょう。
ちなみに最初の通行止めポイント（崩落していた箇所）から先へ進むと、房総半島の山並みを堪能できる景勝ポイントまでたどり着けるそうです。
いつかはそこまで行ってみたいですね。

皆さんもぜひ房総半島の自然を、林道ツーリングで堪能してみてください。

情報
林道柚ノ木線
場所：千葉県鴨川市北小町

（ここからおまけ）
ちなみにわが町御宿にも「林道岩和田線」という林道があります。

しかしこの林道の険しさは林道柚ノ木線の比ではなく、最初から荒れたマッド路面が出迎えてくれます。

正直CT125で走るのはエンジンが路面にヒットする可能性があるなどいろいろリスクが大きく推奨できないレベルです。
できるだけごついブロックパターンのタイヤを履かせたCRF250LやKLX250の様な背の高いバイクがいいでしょう。
「林道ツーリングはよく行くけどここはまだ行ったことない」という腕に覚えのある手練れのオフロード乗りの方はぜひここもチェックしてみてください。
ちなみに走り終わった後は「田んぼでも耕してきたんか」というくらいバイクが泥だらけになりますので、しっかり洗ってあげましょう。

それでは！

情報
林道岩和田線
場所：千葉県夷隅郡御宿町岩和田