御宿の秘境⁉ 御宿・小浦海岸
みなさんこんにちは。
カイザーベルク御宿・月の沙漠支配人の脇阪です。
今回は、わが町御宿の知る人ぞ知る的な景勝地をご紹介します。
今回ご紹介するのは、御宿町の東部の海岸にある「小浦海岸」です。
御宿町の海岸といえば、当方の目の前に広がるだだっ広い砂浜がイメージされますが、この小浦海岸は砂浜の面積は狭く、代わりに切り立った立派な崖が目を引く景勝地でもあります。
私が今回ここに行こうとしたのは、当方に来られたお客さんからこの小浦海岸の事を尋ねられたからです。
「小浦海岸?何それ」状態だったので詳しくご案内できずお恥ずかしいところでしたが、地図アプリ等で調べたら「御宿にもこんな所があるのか」的なスポットだったので行ってみようと思った次第です。
前述の通り小浦海岸は御宿町の東部にあります。
御宿町の東部は崖や山が多く、当方がある中部エリアよりも標高が高いのが特徴です。
その立地上、藪が多く御宿町東部を走る道からは海はあまり見えません。
御宿町に住んでいる私からしても東部の、特に海岸付近は「未開の地」といったイメージが付いています。
そんな御宿町の東の果ての海岸にあるスポットに行ってきました。
これも前述の通り御宿町東部を抜ける道は山道の様な感じになっており、実際その周辺には御宿海岸付近の様な駐車場はありません。
そのため御宿町東部の海岸にある小浦海岸に行くには御宿海岸の東側の「岩和田漁港」付近の海岸にある駐車場に相方を停めてそこから歩いていく必要があります。
ちなみにこの駐車場自体は、当方からバイクで5分もかからない場所にあります。
余談ですが相方にまた新しいアイテムをおごりました。
純正オプションのサイドケースです。
サイドケースなので容量はほどほどですが、ROMレインスーツⅡを押し込んでも半分くらい他のものを詰め込めるスペースはあります。
ケースのロックがヘルメットホルダーと兼用になっており、純正のクッソ使いにくいシート下固定のワイヤー式ヘルメットホルダーに比べて非常に便利です。
車体にマッチしたデザインのハードケースもポイントです。
で、話が脱線しましたがこの岩和田漁港付近の駐車場から小浦海岸まで歩いていくと約30分かかります(え
ですが小浦海岸付近に路駐するわけにもいかないので仕方ありません、歩きましょう。
ええ運動ですわハハハ
後で調べてみたら、歩いてくる途中にあったこの空地も実は駐車場の様です。
明確な表記が無かったのでどっかの誰かの私有地かと思って停めませんでしたが、そうではなかったみたいです。
ただしここの地面は起伏のあるマッド(泥)路面なのでバイクで停めるときは注意してください。
で、ようやく小浦海岸の入口に到着しました。
ガードレール付近の木の立て看板に「小浦」と書いてあるのが目印です。
だがここからが本番なんじゃよ
見るからに細い歩道に入っていくと、木々が鬱蒼と生い茂る光景がお出迎えしてくれます。
でも実際のところ、これはまだ序の口です。
しばらく歩くと房総半島の山間部あるあるの手掘りトンネルが出てきます。
当然照明なんてありません。転ばないように気を付けましょう。
海岸が近づくにつれ、道が道じゃなくなってきます。
正直ここまで道中が険しいとは思っていませんでした。
とどめはこの茂みの先にある泥の階段です。
普通のスニーカーではまずグリップしません。
案の定私は転びました(何
おててとおケツが泥だらけです。
ちなみに泥の階段を抜けても浅い沢の上を歩くことになるので油断できません。
そんなこんなで苦労しながらも小浦海岸に到着です。
正直私は「御宿は勝浦と違ってどこまで行っても砂浜だらけ」と思っていましたが、この光景を見て考えを改める様になりました。
ちなみにこの写真だと砂浜部分が広く見えますが、実際はたいして広くありません。
歩けるところには絶えず波が押し寄せてきますので、靴が濡れないように注意しましょう。
小浦海岸で有名なのはこの崖に空いた穴です。
もちろん人工的なものではなく、天然のものです。
ちなみに向かって左側の穴には先程の茂みの道の途中にある分岐から行くことができ、穴の中から海を見渡すこともできます。
(今回は他の人がいたので写真は撮りませんでした)
今回は御宿町東部の海岸にある秘境「小浦海岸」をご紹介しました。
道中が非常に険しいため正直万人におすすめできるスポットではないのですが、登山やトレッキングに慣れている方、汚れてもいい服装や靴を着用してきたという方、童心に帰って冒険したいという方、他の人がなかなか行かないスポットに行って自慢したいという方は一度行かれてみてはいかがでしょう。
ただし、本当に足場は良くないので行くのは自己責任でお願いします。
情報
小浦海岸
場所:千葉県夷隅郡御宿町岩和田