みなさんこんにちは。
カイザーベルク御宿・月の沙漠支配人の脇阪です。
今回は、水辺に咲く花「蓮（ハス）」で有名なスポットをご紹介します。

今回私が訪れたのは、千葉県の北東部の香取市にある「水郷佐原あやめパーク」です。

といってもこの水郷佐原あやめパーク自体はしばらく前にうちのスタッフ宇都宮が訪れて当ブログで紹介していましたが、その時咲いていた花とはまた違う花が咲いているという事で行ってきました。
その花が何かといえば「蓮（ハス）」で、これは土の上じゃなくて水辺に根を張って水上に花を咲かせるという事で知られています。
じゃあこのクッソ暑い時期に見に行くにはぴったりなんじゃないかっていう事になってここは奮起して行ってみることにしました。

まあそれ以前に、ここが蓮のスポットだという事を知ったのはうちにあるこの貼紙を見て知ったからなんですけどねブヘヘヘへ
なお、今回は相棒（CBX1000）と出かけます。
最後に動かしたのが6月上旬に車検が済んで乗って帰ってきた時なので、エアコンの効いた部屋で涼んでいる相棒に約1か月半ぶりに火を入れることになります。

というわけでKB御宿・月の沙漠支配人の朝は早い...
出発当日は朝5時くらいに起きて1階フロアから相棒を引っ張り出し、油混じりの埃まみれになっていた相棒と露天駐車で潮まみれになっていたバディ（クルマ）をさっと洗車し、7時半ごろに出発しました。

というわけで到着です。
着いたのは10時過ぎくらいでした。
さすがにカイザーベルク御宿・月の沙漠からもはや茨城県との県境にある香取市まで行くのは時間がかかりますね。
わかりやすく言えば、千葉県の形をモチーフにしてデザインされた千葉県のマスコット「チーバくん」の手の甲あたりから後頭部辺りまで走ったことになります。
香取市の佐原と呼ばれる地域は大きな川「利根川」の付近にあり、近くにある「与田浦」やその周辺を小舟で遊覧する「水郷」があってだだっ広い田風景が広がるあたり、割とのどかな田舎ではあります。
同じ「水」がある地域でも、眼前が海の御宿とは異なった趣があります。
余談ですがこのあやめパークの近所に、漫画等の古本や中古グッズを扱うショップとして有名な「まんだらけ」があったのには驚きました。
あとで調べたらこの佐原のまんだらけは通販用の商品を扱う物流倉庫とのことですが、だいたい都会にあるイメージが強かったので「えっ何でこんな所に」と思った次第です。

話が逸れましたが、水郷佐原あやめパークは利根川の支流のほとりの広い土地を活かして多数の花を植えていることで知られる観光スポットです。
とりわけその名の通りのあやめが有名ですが、その他にも花しょうぶや今回見に来た蓮も多数植えられています。
しかし暑い！
相方（CT125）に比べて熱を持ちやすい相棒で長距離を走って来た上にお天道様もカンカン照りなので私はかなり熱ダレしていました。
まずは水分補給して休憩です。

カエルさん「ワシはコーヒーがええのう」

ワイ「買わへん！」

5月ごろ咲いていた花は無くなって緑の風景が広がっていますが、水辺にある蓮などの花は咲いています。
なお、今回見に来た蓮がある場所は入口から対角線上の反対側にあるもよう

蓮スポットに向かう途中には花の形を模した遊具などがあるアスレチックフィールドや犬に運動させられるドッグランスペースもあります。
また、敷地内を流れる小川にいるザリガニを釣る遊び（有料）もできるそうで、夏休みに来たと思われる家族連れがザリガニ釣りに興じていました。

というわけで蓮スポット（ハス回廊）に到着です。
ここの蓮スポットは川ではなく、蓮育成用の水を張ったスペースに蓮を入れて育てています。

蓮の花が大量に咲いている光景を見ると、何か「あの世」を思い浮かべます（何）
まあ、蓮という花は仏教において重要な意味合いを持っていますからね。

それはさておき、私は蓮の花を間近で観察したのはこれが初めてかもしれません。
真ん中にシャワーヘッドみたいなのがあるんですね。
これは種などを蓄える蓮の「実」になる部分だそうです。

花びらが散って実の部分だけになるとまんまシャワーヘッドです。

ちなみに穴にある丸いつぶつぶは「種」になっていく部分とのことです。
また、この形は野菜のれんこんを半分に割った形に見えなくもないです。
そりゃそうですよね、れんこんって漢字で「蓮根」と書くんですから。
あの食用のれんこんも観賞用の蓮とは違いますがハス科の植物です。
余談ですがこの蓮のシャワーヘッドの部分、乾燥させて加工してインテリアにしたものがあやめパークの入り口付近で販売されています。
ご興味のある方はいかが。

で、一言に蓮と言っても様々な種類があるらしく、花びらの形や色が違ったりと様々です。

ここにはいろんな種類の蓮が植えられています。

ハス回廊から駐車場がある方へずっと歩いて行くとカフェのあるレストハウスと周遊用の舟乗り場があります。
時間に余裕のある方・ご興味のある方はお船もいかが。

私はこのカフェで「バラ＆ラズベリーソフト」なるものをいただきました。
鼻を抜ける香りはバラ、舌で味わえる甘酸っぱい風味はラズベリーとハイブリッドな味わいが楽しめます。
お越しの際はぜひどうぞ。

今回は千葉県の北東部にある香取市の水郷佐原あやめパークの蓮をご紹介しました。
花を見て楽しむも良し、水辺でせせらぎを眺めるも良しなスポットです。
上記のハス回廊における観蓮会（はす祭り）は8月12日までの開催予定です。
ご家族で体を動かして楽しめるスポットですので、夏休みのこの機会にぜひ足を運んでみてください。

情報
水郷佐原あやめパーク
場所：千葉県香取市扇島1837-2
営業時間：時期によって異なります（8/12までは8:00～16:30）

追伸
私はこの後、行きの道（九十九里町の県道30号線経由）とは違うルート（国道51号線で成田市経由）で帰りましたが、猛暑の中渋滞に巻き込まれて私も相棒もオーバーヒート状態になりました。
走ってもあまり涼しくならず、さらにヘルメットもバイザーを上げても熱風が目に当たるという地獄絵図です。
暑すぎて身体の調子がおかしくなって無事にカイザーベルクまで帰れるかどうかわからんと本気で感じたのはこれが初めてだと思います（誇張表現無し）
道中何度もコンビニに寄って水を飲み、さらにかつての勝浦大勝軒とはまた別によく行く長生村のラーメン屋に行って栄養を補給することでまあまあ回復し、何とか無事にたどり着くことができました。
皆さんも極端に暑い日の、特に日中には無理にバイクに乗らず、乗るならしっかりとした対策（水分の携行・こまめな休憩スポットの設定・風通しと防護能力に優れたバイクウェアの着用等）を行いましょう。
約束だよ！