そうだ紅葉・イチョウスポットへ行こう! 11月末篇
みなさんこんにちは。
カイザーベルク御宿・月の沙漠支配人の脇阪です。
今回は、この時期の風物詩である房総半島南部の紅葉とイチョウのスポットの紹介をします。
とはいえ、どこも有名どころで行ったことがあるという方も多いのではないかと思いますが、そろそろ見頃ですし一度行ったことがあるという方もまた行ったことが無いのでこれから行こうという方も参考にしていただければと思います。
その前に個人的な話ですが、革ジャンを買いました。
ライダー向けの革ジャンといえばここ!というくらい有名なカドヤ製の「VOLGIN(ヴォルギン)」です。
牛革より軽く柔らかくて着心地が自然な山羊皮(ゴートスキン)を使用しており、内側にはアルミ断熱材やダウン(羽毛)を入れておりレザージャケットの中では稀有なレベルの防寒性能を有しているのが特徴です。
これでヘビーウインターでも革ジャンで走れます。
ちなみに何で今ごろレザージャケットを買ったかというと、冬用ライディングジャケットは所有していたレザー/ファブリックを含め一部を除いて1年前に全て手放したからです。
ファブリックの方はまだまだ着ようと思えば着られたのですがもう購入して10年以上経っていたので割とボロボロになっていたということがあり、レザーの方に関しては同じくカドヤの頑丈なレザー(牛革)の上下を持っていたのですが実家で年単位で放置したあげくカビが生える様な状態になっていたからです。
牛革のジャケットはいかつくていかにも「バイク乗り」ってな感じがしてカッコいいのですが、そのいかつさゆえに普段着ができない事と、実際問題冬期の防寒性能が高いかと言われたらそういうわけでも無いので見切りをつけました。
まあダウン生地や防風タイプのインナーを装着すれば多少防寒性能も上げられたのかもしれませんが、その手間故に「気軽さ」というものがなくなっていきますからね、今回山羊皮のダウンジャケットを選んだのはその辺の経験も踏まえたうえでのものです。
話は逸れましたが、今回相方(CT125)と共に行ったのは大多喜町にある「イチョウのほこら」と富津市にある「もみじロード」です。
まずは当方から近い(といってもバイクで約40分)のイチョウのほこらに行ってみましょう。
また余談ですが相方にも防寒対策を施しました。
ほぼノーマルエンジンの相方にオイルクーラーを装着した結果、冬場はエンジン温度が上がりづらくなりその結果としてかこれまでコンスタントに65㎞/ℓの数値をたたき出していた相方の燃費が60㎞/ℓくらいになってしまいました(乗り方によるところもあるのかもしれませんが...)。
これはあまりよろしくないと思った私は相方のオイルクーラーにアルミホイルを巻いて目張りをし、オイルの温度を上げやすくする対策を取ってみたのです。
なお結果、油温は3度くらいしか変わらなかったもよう
しかも1回の走行でアルミホイルはボロボロになったもよう
もうええわ
それはさておき、この大多喜町のイチョウのほこらは勝浦市と市原市を結ぶ国道297号線の大多喜町付近で分岐する県道231号線から行くことができます。
初めて行かれる場合はスマホのナビとかを使われた方がいいでしょう。
イチョウのほこらはその名の通り田んぼ地帯のど真ん中にある小さなほこらで、1本の大きなイチョウの木とほこらの鳥居と共に存在します。
言われないとその存在に気付かないようなスポットですが、知る人ぞ知るイチョウのスポットとなっております。
バイク雑誌でも取り上げられたことがあります。
また、この付近にはいすみ鉄道の沿線が通っており、タイミングが良ければいすみ鉄道の黄色い気動車とイチョウの木を重ねて写真に収めることができます。
とはいえ、ご覧の通り非常に狭く道も未舗装の畦道のエリアなので大型バイク複数で侵入するのは避けた方がいいでしょう。
私のように軽量なハンターカブや250のオフロード車であれば問題ないかと思います。
さて続いては富津市のもみじロードに行ってきましょう。
11月半ばに訪れた際には紅葉はまあまだまだといったところでしたが、11月の末であればどうかなといったところです。
もみじロードは国道128号線から鴨川市内で分岐する県道34号線に入りそこから西へ向かっていくことでもみじロードの西詰にたどり着けますが、大多喜町のイチョウのほこらから行く場合は国道465号線経由で北詰めから行った方が早いので今回はそちらから行きます。
ただしこの行き方は一部非常に複雑な分岐があるので、初見の方はこちらもスマホのナビなどを使用する様にしましょう。
あと一部の道がとても細いです。
※過去の写真です
これまた余談ですがこの時期の国道465号線は非常に見どころが多いです。
※過去の写真です
道路沿いに植えられたもみじ並木や、亀山ダムでできたダム湖(亀山湖)周辺は房総半島特有の断層と紅葉を同時に眺めることができます。
というわけでもみじロードに到着です。
これはもみじロードの中腹辺りですが、ここのもみじがいちばん早く赤くなっている様な気がします。
走りながらいろんなもみじを見ることができますので、皆さんもぜひこの快走路もみじロードを走ってみてください。
天気が良い日に走るととても気持ちいですよ。
というわけでお昼ごはんです。
県道34号線の西詰付近にある有名な道の駅「保田(ほた)小学校」でお昼を取ります。
廃校舎を改装してできた大きめの道の駅で、お食事処やおみやげ屋さんの他、宿泊施設もあったりします。
学校の面影を残した内装も特徴です。
というわけで保田小学校内のお食事処の1つでお昼をいただきました。
往時の小学校給食をオマージュした「保田小給食」です。
とっても品目が多いです。
ご飯や野菜類の他、メインはハムカツで汁物は何とカレーです。
素朴な見た目ながらとってもぜいたくな内容のお献立です。
アルミ(ブリキ?)の食器類や先割れスプーンが雰囲気抜群です。
見た目通りの素朴な味わいも冬期ライディングで冷えた身体に染みわたります。
保田小学校に来たならぜひ食べて!
ちなみに真ん中のハムカツに乗っている黒い板みたいなのは他ではなかなか見ない「鯨の竜田揚げ」です。
南房エリアでは捕鯨もやっているので、それゆえの食品ですね。
今回は房総半島南部の紅葉・イチョウスポットのご紹介をいたしました。
知る人ぞ知る所や定番を取り上げましたが、ぜひ一度行ってみてもらいたいところです。
冬期ライディングは防寒対策をしっかり行って楽しみましょう!