冬の楽しみ
皆さん、こんにちは。カイザーベルク穂高の竹内です。
当館周辺の気温も朝晩にマイナスを記録するようになりました。
しかしこれはまだ序の口で、雪がチラつくようになると日中でもマイナスの「冬日」がやってきます。
こちらでは冬日が続くようになると「今日は(マイナス)2℃くらいだから温かいね」と「マイナス」は省いた会話が普通になります。
安曇野の冬の楽しみの1つに、コハクチョウの飛来があります。
12/16の時点で120羽ほどとまだ少なめですが、様子を見に犀川へ行ってみました。
羽根を休めている河原へそっと近づいていきます。
この「そっと」が大切です。
近隣の田んぼにいる時には、大きな体に水かきだと俊敏に動けない為50メーターも近づかせてはくれません。
じわりじわりと移動して逃げていってしまいます。
その点河原は陸地にいるより安心度が高いようですので、そっと近づき適度な距離感を保てばスマホで撮影できるくらいまで近づけます。
とはいえ群れの中での警戒役なのか、最初は首を伸ばしてこちらをじっと見ている個体が必ずいます。
10分ほど動かずに観察しているとさらに警戒心を解いてくれるようです。
以前見かけた個体と同じでしょうか?
この日は4羽の幼鳥を見かけました。
かなり大きくなっており、まもなく真っ白な成鳥になるでしょう。
雪や凍結の心配がない時に私はバイクで河原まで行きます。
バイクに乗る時の防寒装備が河原での寒さ対策に役立ちます。
バイクにも乗れて一石二鳥です。
朝と夕方に市内の空に飛行する姿が見られるのですが、たまに日中でも何羽か連れだって飛び立つのを目撃します。
群れは市内の上空を大きく弧を描いて旋回し、また河原に戻ってきます。
大きく翼を広げ音もなく水面に近づき着陸する様はとても美しく圧巻です。
これからも冬の楽しみを見つけに、出られる時にはバイクで出かけてみようと思います。
今回もブログをご覧くださりありがとうございました。
次回をお楽しみに!