レンゲツツジ咲く裏ビーナスへ
皆さん、こんにちは。カイザーベルク穂高の竹内です。
先日通称裏ビーナスに上がってきました。
梅雨時のツーリングですが、咲き誇るツツジと景色の両方を楽しめたらと欲張りな計画を立てました。
果たしてうまくいくでしょうか?
安曇野インター近くのスタンドで満タンにして有明山方向を見ています。
どっかりと雲がかかり大町の黒部方面まで北アルプスの山々は雲の中です。
ただ、雲が流れて移動していたのでお昼ごろには晴れ間が期待できそうです。
前回の八ヶ岳行きの時は朝早く出発して失敗しました。
当日も前日の午後が雨でしたので、天候回復が遅れることを見込んでユックリめの出発としました。
美鈴湖を経由して美ヶ原林道で裏ビーナスへ向かいます。
美ケ原林道は、路面のひび割れ、穴、補修痕、路肩崩れといわゆる「酷道」のすべての要素を含んでいますので走行には注意が必要です。
その見返りに一気に高度を上げられることと常に樹木の間を駆け抜ける夏場の爽快感は素晴らしい物があります。
美鈴湖で一休みして、美ケ原林道に入ります。
ここからは前日の雨で濡れた酷道が続きます。
高度をグングン上げながら、つづれおりの道を進みます。
木立の隙間から松本市側、上田市側と交互に現れる風景もその日は雲に隠れて見えません。
しかし登っていく前方の視界には青空が見え始めました。良い兆候です。
新緑もえる裏ビーナスが見られるかもしれません。
美ヶ原林道の途中にある袴越(はかまごし)レンゲツツジ群生地に立ち寄りました。
こちらでは散策路が整備されていてツツジの咲く中へ立ち入ることが出来ます。
ここで15分ほど満開のツツジ(通称オニツツジ)の中を散策しました。
ツツジの群生地をあとにして美ヶ原林道の終点まで走り県道62号線で裏ビーナスを目指します。
ここまで来たらもうすぐです。
景色も森林限界地帯独特のものに変化していきます。
途中で思い出の丘の駐車場に立ち寄りました。
雲に手が届きそうです!
この辺りで標高1900メーターくらいでしょうか。
雲と同じ高さまで上がってきました。
思い出の丘から先は裏ビーナスと呼ばれるゆえんの風景が始まります。
道沿いには満開のツツジが一面に広がり目を楽しませてくれました。
走っていると道路上を大きな影が横切っていきます。
頭の上を雲が次々と流れていきました。
ピーカンの青空は望めませんでしたが、新緑とツツジのコントラストが弱い日差しの中でかえって鮮やかでした。
裏ビーナスの終着地点の目印となる王ヶ頭のアンテナ群が画像の中央に見えてきました。
ゴールの美ケ原自然保護センターの駐車場はすぐそこです。
ゴーール!
到着しました。
見慣れた電波塔がお出迎えです。
(この付近の天候を確認するのにいつも利用しています。詳しくは2021年4月のブログ記事「美ヶ原は晴れているか?」をご覧ください)
駐車場からは上田方面が開けてよく見えます。
この日は雲海となって見えるときもあり流れゆく景色を楽しめました。
今回もブログをご覧いただきありがとうございました。
次回をお楽しみに!