知っていたら行かなかった2
皆さん、こんにちは。カイザーベルク穂高の竹内です。
先回のブログの評判が思いのほか良かったので、今回はその第二弾です。
今回取り上げるのは当館の裏手を通る県道327号(通称中房線)です。
上の画像は当館裏の宮城(みやしろ)ゲートです。
冬期にはこのゲートが閉まりここより先は通行止めとなります。
ゲートの両脇4カ所に通行に関する注意喚起の看板、通行に関する制限の案内標識が取り付けてあり、何やらこの先に危険が待ち構えている雰囲気をかもし出しています。
ゲートを越えて上り始めてから3キロぐらいまではブラインドコーナーやすれ違いに気を付けなければいけない峡さ路が数カ所あるくらいで、なんてことはありません。
上の画像にある中房第四発電所辺りまでは、何も問題ないのです。
このルートの問題はその先にあります。
とにかく狭くて険しいのです。
上がれば上がるほど、どのコーナーもブラインド、絶対すれ違い困難の道幅、深く入り込んだ山肌を走る道は昼間でもうす暗く、その上山肌からは水が流れ出ている所が数カ所あります。
しかもこのルート、シーズン中には燕岳登山の登山者向けの定期運航のバスが一日5便は往復して路上で鉢合わせすると逃げ場がありません。
グーグルマップを見ると何やら楽しそうなワインディングが待っているような印象ですが、実際はリスクの高いルートでそれなりの注意が必要となります。
先日、長野県内のお客様が宿泊に来ていただきました時に、このお客様もワインディング大好きな方でしたが、「ゲートの看板や標識をみて県内によくある"行けば行くほど危ない所"を感じて行くのを止めた」とおっしゃっていました。
はい、おっしゃるとおりです、と心の中でうなずく私でありました。
今回もブログをご覧頂きありがとうございました。
次回をお楽しみに!