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カイザーベルク 穂高 BLOG

で?どうなの?にお答えします

皆さん、こんにちは。カイザーベルク穂高の竹内です
梅雨入りまじかを感じさせる天気が続きますね。
そんな中当館は雨にも負けずご来館いただくお客様でにぎわっております。
しかしながら私は最近あまり乗れていないのでツーレポはしばらくお休みです。
今回は、柄ではないのですが、690デュークのインプレを書きたいと思います。


嬉しいことに乗り換えを知ったお客様から「(690デューク)って?どうなの??」とのお声かけを多く頂いております。

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そういえば冬期に館内に駐輪していた時もチラリと見えるホイールのロゴに「えっ??KTMにしたんだ??」と驚かれたりもしました(よほど私=ゴールドウィングの印象が強かったようです。私も久しぶりの外車、初めてのKTMで購入には多少なりにも勢いが必要でした)
さて、受け取り初日に乗ってみての第一声はというと「、、ムムッ!!」です。
カタログスペックは68馬力、車体重量は乾燥で149キロ。
うわさどおりにスロットルをひねるとロケットのようにドカンッ!!と加速しました!その時に肺から絞り出した息で喉から出た音がムムッ!です。
受け取り当日が冬じまいの日でしたので、慣らしのペースでホームコースを流してからガソリンを入れて、その日は終了。
4カ月間の冬眠に入りました。
その間にオフヘルメット、ゴーグル、ダイネーゼの上着、外装デカールセットを入手してウキウキな気分で春を待ちました。
そして富士山へのツーリングが公式な初お目見え、初高速道路でして、その日の私の感想は「手強い、、。50馬力以上はあるみたいだけど、そこから上(の馬力)は使いきれない、車重はゴールドウィングより軽いけど、軽すぎてつかみどころがない、サスは動いてるようだけど、どうやって乗ったらいいのかよくわからない」というものでした。
これはまずい。。もしや手に負えないものを買ってしまったのでは、、?という不安がぬぐい切れませんでした。
ここで若いころの私ならひたすら乗り込んで、となったでしょうが、まずは焦らずに、インターネットに上がっている690の情報やKTMの会社の成り立ちなど調べ、頭の中を整える事に時間をさきました。
お化けも正体を知れば怖くない的な考えです。

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最初はスタイル的に上の画像の690SMCRが欲しかったのですが(タイミングがあわず見送りました)先日ご来館のお客様の愛車にご厚意でまたがらせていただいたところ、よりデュークよりハードな車体、フロントの足回りに一発でおじけづきました。
いい経験をさせていただきました。A兄弟様、ありがとうございました。

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デュークには今日までに3回乗車しましたが、カウルなしのアップライトなポジションにまだなじめません。
「風が当たる」バイクは久しぶりで富士山ツーリングの高速道路上でその風圧の大きさにビビりました。
オフヘルメットにゴーグルはかっこいいのですが、高速道路で受ける風の抵抗の凄さに限界を感じ、あわててアライのツアークロスV(シールド付きのオフロードヘルメット)を注文しました。

3回目の乗車はビーナスラインに雲を掴みに行った時です。
市内で工事渋滞にはまりゴー、ストップが繰り返すノロノロ運転を強いられたときに半クラッチを多用しなければならなかったのには驚きました。
まるで2サイクル250㏄のような低速トルクの無さです。
ビーナスの上りはパワーがあって楽しかったのですが、下る綴れ織りの道ではどこに着座していいのかわからず、前後に荷重を移しながらスロットルを開け閉めしたりしていろいろ試していると、気が付けば後ろにはツーリングの方々の長い列がづらりと連なっていました。。

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さて、失意の内にビーナスラインから降りてきて、少し落ち着こうとお気に入りのカフェに立ち寄った私です。
居合わせたベテラン女子ライダーの方からは「もっと気軽に乗れば、やーね男の子って」的な愛のムチをいただき撃沈。。。
そうですよね、エンジンのパワーモードが選択できる高出力エンジンのバイクなんて初めてだし、まずはその辺をスタンダードのパワーモードに切り替えて少しづつ頭と体を慣らしていってみよう!と前向きなヒラメキ!!次の休日に早速リヤシートを開けてモードセレクターを見てみると、、。

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3番になってます。。がーーん( ;∀;)スタンダードでした。。まだまだ上にパワーがあるのか、、。KTMおそるべし。60歳になってもまだまだ練習かぁ。がんばるぞ!

今回もブログをご覧いただきありがとうございました。
次回をお楽しみに!

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